ゲームパスでメタファーを遊ぶゾ #01

メタファー タイトル画面

というわけで、先月末からゲームパス入りしたアトラスのRPG「メタファー」を今日からゲームパスで遊ぶことにしました。

ファンタジー風味なペルソナ?

メタファー、去年の10月に発売されたばかりのゲームですな。ちょっと前にSteamで30%オフセールになってましたけど、そもそも価格が9,878円もするだけあって30%オフでもまだまだ結構高いですね。それがPCゲームパスで990円。おおよそ1/10の価格ですよ。助かる。浮いたお金はそのうちSteamのセールにでも回そう。

ただ実のところ去年配信された体験版で最初のボスを倒すところまではやっていたんですけどね。ゲーム起動時に「体験版のセーブデータを読み込みますか?」って聞かれるので多分続きからできたんでしょうけど、内容はほとんど忘れてたので、あえて最初からやり直してみることにしました。

メタファー ダンジョン

で、改めて最初からやってるわけなんですが、ダンジョンミニマップがあって宝箱の位置を表示してくれたり進行方向を教えてくれたり、戦闘も自分よりレベルの低い敵は戦闘画面に入らずとも蹴散らせるなど、現代風な遊びやすさは徹底している感じは受けますな。戦闘も純粋にコマンド選択形式のシステムで日本人にとっては遊びやすい部類かと思います。

メタファー 主人公変身

今回は主人公やその仲間がアーキタイプという力に目覚めて魔法を使うときとか一時的に変身するっていう形にはなっていますが、まぁゲームのベースそのものはペルソナ3〜5で積み上げてきたテンプレートを利用しつつ、ファンタジー路線にアレンジしたのかなという印象が僕は強いかな、今のところ。タルカジャという魔法の名前が登場しているのもあるけど、真・女神転生IIIから続くプレスターンバトル、仲間と絆深めてランクを上げていくとか、カレンダーでゲームが進んでいくシステムとか…。

ゲームのディレクターが橋野桂さんなのでペルソナとはまた違った毛色、文法的なRPGに仕上げてきているのかと思ったけど、意外に保守的な形でまとめてきたもんだなぁと、「今のところは」感じています。まぁこれから先メタファーならではの特色、テイストといった要素が出てくる可能性も高いので、まだ結論づけるには早すぎる段階ですが、そこは楽しみにしておこうと思います。

僕は橋野桂さんについては真・女神転生ifとかデビルサマナーとか、90年代のアトラスのRPGに見る独特な要素を作ってきた人だという認識が強いので、クリエイターとしては結構期待してるんです。それにもしペルソナ3がヒットしなかったら今のアトラスはもうなかったかもしれないですからね。そのぐらい、2000年入ってからのアトラスはマジで一時期ヤバかった。その窮地を救った英雄みたいな感じはする。

メタファー 支援者

とりあえずこの6月はメタファーをじっくり遊んで、なんとかクリアしたいものですね。ゲームパスの情報画面でクリアまで65時間とか出ていたような気がするけど…なんか結構長そうですな。まぁ他にやるゲームも特に見当たらないし、このぐらいのボリュームでむしろちょうどいいかもしれない。