ゲームパスで「Clair Obscur: Expedition 33」を遊んでみた

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昨日からゲームパスでデイワン配信された「Clair Obscur: Expedition 33(クレール・オブスキュール:エクスペディション サーティースリー)」を遊んでみました。

33歳、独身です

「Clair Obscur: Expedition 33」はフランスの「Sandfall Interactive」というスタジオが作ったJRPGリスペクトのコマンドRPGです。なんか発売されてからやたらと評判がいいみたいですね。

Clair Obscur: Expedition 33 2

ゲームの世界観はペイントレスという魔女(?)がモノリスに数字を書き、その数字と同じ年齢の人間が塵となって消滅してしまうという世界。上の画像・右側のギュスターヴはそのペントレスを倒すべく第33遠征隊として旅立つという、わりと救いのない世界の物語となっています。

ちなみに左側の女性がギュスターヴの元恋人で33歳のヒロインです。33歳のヒロインとか、なかなか珍しい設定ッスね。

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「JRPGリスペクト」…この手のゲームは僕自身ゲームパスで結構遊んできましたが、まず率直な感想を言わせてもらうと、この手の売り込みのゲームの中では抜群にデキがいいです。近代的で緻密なグラフィックでありながら安定したパフォーマンスで、PCへの負担もそんなに高くないみたいですね。Xboxでも動かしてみましたが、パフォーマンスモードで60fps安定、今回2時間ほどプレイした中でラグい所はなかった印象です。

フィールドはオープンワールドではなく一本道で、多少のアクション性と探索要素があります。少し進むとカットシーンと戦闘が入り、適度に回復ポイントが設置されてる、みたいな。個人的にはFF13に近い印象を受けました。動ける範囲が決まっている一本道な分フィールドグラフィックの作り込みは濃く、それでいてパフォーマンスも軽めなんでしょうかね。幻想的な描写は特に素晴らしいと思いました。アクション自体も軽快です。

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一方で戦闘については確かに時間が停止した中でコマンドを選んで攻撃するというコマンドRPGではありますが、スキル攻撃、敵の攻撃をパリィもしくは回避するときにQTEが入ります。

コマンドRPGと謳っておきながらQTEがほぼ常に入り続ける構成になっているので、まぁここが結構好み分かれるところかもしれません。しかもパリィと回避はそこそこシビアな判定なので、ちゃんと敵の攻撃パターンを掴む必要があるという…。アクション自体は派手で戦闘の演出も派手、テンポも良しとそこはいいんですが、QTEについては人によっては面倒臭く感じるかもしれないですねぇ。

それとこのゲーム、キーボードで遊ぼうとすると最初に「ゲームパッドでのプレイを推奨します」って注意書きが出るのには驚きました。なんで?って思って無視してキーボードでプレイしてたのですが、QTEのとき攻撃、パリィ、回避でそれぞれキーが違うので頭の固いオッサンにはチト辛く、仕方なくXboxのコントローラーに切り替えましたよ。ゲーム側の言う通り、よほどキーボードに慣れている人以外は、確かにパッドでやった方がいいかもしれない。QTEを一つのキーにまとめてくれればよかったのに。まぁパッドでもそれぞれ押すボタンが違うんですけど、まだ分かりやすいかな。

キャラクターデザインも濃いめでクセがあり、戦闘も慣れるまで一苦労なところはあるにしても、ゲームのテンポ自体はとても良いのでサクサク進んで今のところは楽しめています。ところどころグロテスクな描写もありますが、とりあえずキャラクターデザインが受け入れられるって人ならば結構楽しめるんじゃないかなぁ…多分。

クリアできるかどうかは分からないけど、僕はとりあえずこのまましばらく遊んでみようと思います。

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