しばらくブログの更新を放置しておりましたが、普通にメタファーを遊び続けていました。多分もう中盤も過ぎて、ストーリー的にはなんだか佳境に入りつつあるような雰囲気も漂ってきてます。
地下に眠るアレ
最初は大枠のゲームシステムがペルソナ3〜5ほぼそのままなだけにファンタジー風味のペルソナなのかなって思っていたのですが、物語が進んで行くとシナリオは種族間問題、親子関係、宗教問題、格差問題、村社会問題などが一気になだれ込んできて、シナリオの複雑さはメタファーの方が断然上になっていきますね。

中には人間をムシャムシャする描写も出てきますが、ハッキリとした分かりやすい勧善懲悪な世界観ではないのは確か。まぁファンタジー世界というフィルターはあるものの、王様が死んで時代・世代が移り変わろうとしている節目で各分野でのこれまで当たり前とされてきた価値観への疑問、不満、問題が一気に爆発して、さてあなたはどう考えますか、みたいなところかなぁ。幕末から近代に移り変わる時代の中を若者が生き抜く様子を描いた、東京魔人學園下法帖とか好きだった人には合うかもしれない。
そういう意味じゃペルソナより複雑な性質のゲームと言えるかもしれない。価値観と規範の揺らぎを描くという点でちょっと社会派テイストというか。

ところでここにきてユーファちゃんが仲間になったわけですが…ここビックリしましたね、ダンジョンの奥深く潜ったらビルが建ち並ぶ旧世界で、惺教が隠す真実がそこにはあったとか。世界樹の迷宮でもやったネタじゃん…いや、真・女神転生IIのオマージュ?

ダンジョンマップ自体も世界樹の迷宮のシンジュクっぽいですけど…wええんかいな、こんなん。まぁ同じアトラスゲームだから問題なし、と言われればそれまでかもしれないけど、笑っちゃいました。ストーリー的にはこれから惺教が崩壊していく様子が主な内容になるのかなぁ。
でも結局のところ今の支配層が崩壊したところで別の支配構造が生まれるか、「こんなことなら前の方が良かった」的な人が出てきてまた新しい争いが始まるだけってのが大抵のオチだったりしますがね。メタファーはストーリー的に大小様々な問題が噴き出してしっちゃかめっちゃかになっている状態ですけど、ここからどう話をまとめていくのか楽しみです。

それにしても…キャゼリナちゃんは仲間になってくれないんですか?いかにも仲間になってくれそうな感じだけど、ならないんだよなー。残念。
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