先月真アイロークを倒して区切りをつけたPC版エルミナージュなんですが、ちょっと思うところあってChatGPTを使ったフェイスロード作成に挑戦してみました。
案外…イケるぞ
まずはChatGPTにログインして、「PC版エルミナージュのフェイスロード画像を作ってほしい」を問いかけてみました。すると、

ChatGPTの方から「確認しておきたいことがあるんだが」と、画像の形式についての質問が飛んできました。画像のサイズ、形式、ファイル名となっていますが、96ピクセルってPSPのときのサイズですっけ?多分ChatGPTとしては過去のウェブの情報から「こういうもんだよね?」という事柄を投げかけてきてるんでしょうな。
そこで画像のサイズが192×192ピクセルであること、透過PNGが望ましいこと、そして背景には何もない方が望ましいことを伝えたところ、以下のような返事が返ってきました。

把握しちゃいましたか。そしてキャラの外見について性別と年齢、種族、雰囲気、表情、装備、髪型や肌の色、その他あればと聞かれました。なんかやけに細かく聞いてきますなw
というわけでそれならばと、

「年齢は20代、人間の女。職業は聖戦士。髪は長く金髪、凛々しく斜め目線。兜は装備していない。肌の色は標準的な日本人風で。顔のサイズはアップロードした画像ぐらい」と注文してみました。画像はブログで公開しているフェイスロード画像を指定し、まぁこんな感じでっていう見本をChatGPTに送りました。
すると、ChatGPTは次の画像を生成しました。

うふん。なんか勇ましいなぁw昔のファイアーエンブレムに出てきそうな感じ。そこで「もう少し優しい顔つきにしてくれ」と修正を要望したところ、

細かく見ると最初の画像とはちょっと違う部分はあれど、表情は確かに優しくなりました。いけますやん。

ただですね、こっちが192×192ピクセルだと指定したにも関わらず、生成された画像は1024×1024ピクセルになってましたwまぁこっちで縮小すりゃいいだけの話ではありますが。そして一番の問題である「透過PNG」に関してはバッチリですね、最初からしっかり透過処理になっています。すげぇぜ。
以前別のAIにフェイスロード用の画像を生成させたときの一番の問題が、この透過PNGでした。この処理をやってくれるAIって有料ってパターンが多くて、僕が知る限りでは無料で透過処理をしてくれるのは今のところChatGPTだけです。おかげで自分で細かく背景を消して透過処理をするという作業工程を完全にスッ飛ばすことができ、これかなり便利ですな。

で、あとは実際にゲームに取り込めるかどうかを確認したところ、無事、取り込みに成功しました。やったぜ。

このように透過処理もちゃんとできています。やりますねぇ!
でも画像をアップロードして「こうしてくれ」と指定したわりに、顔のサイズが全然違うという間違いも見られますねwただこれ、ChatGPTの無料モデルで試した結果なので、有料モデルのAIならば、さらに細かな指定もしっかりと再現できるかもしれません。無料だと使用回数に制限がかかるし、生成時間も1分前後と長いので、本格的にやるならば有料モデルに課金して一気に作らせまくるのがいいかもしれない。連続して作らせた方が顔のサイズとか絵の雰囲気に統一感も出せそうだし。
ともかく今回の実験で、フェイスロード作りにChatGPTは有用である!ということが分かりました。AIの力、侮れねぇぜ…。昔PSPでエルミナージュやってたときなんて、荒いJPG画像をなんとか切り抜いて小さいサイズに縮小して…とかやってましたけど、時代は変わりましたね。もうこれを活用しない手はないでしょ、マジで。こんな綺麗に、簡単に、しかも無料で作ってくれるんですから。
これであとはPC版でIIが発売されれば完璧なんだけどなぁ。そんな日が来てくれることを願いつつ、Switch版がどうなるのか注目しておこうと思います。
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