ゲームパスで「ヒンターベルクのダンジョン」を遊ぶ #02

ヒンターベルクのダンジョン 1

ゲームパスとSteamで配信中のヒンターベルクのダンジョン、とりあえず7つのダンジョンをクリアしました。

オーストリア版ペルソナ3?

しばらく遊んでいて感じたのですが、意外と自由度の高いアクションRPGであるな、と。ゲームは基本的に午前と午後に時間が分かれていて、午前中はダンジョン攻略、午後は町の住人たちと親睦を深めたり買い物をしたりといった2パートに分かれてゲームが進みます。平たくいうとペルソナ3と同じですな(あちらは昼が自由時間で夜がダンジョン攻略ですが)。

ダンジョン攻略については出現する敵の強さがそれぞれ違うもののどこから攻略するかは自由。そしてあえてダンジョン攻略をせず、フィールドのあちこちにある「絶景スポット」を探し回って、そこで休むと体力最大値が増加するといった育成に回すこともできます。ダンジョン攻略一辺倒だと息苦しく感じてくるので、「疲れたら別にやらなくていいよ」とゆる〜いプレイも許されるところがいいですね。

で、交流できる住人についてはかなりの数が用意されていて、それぞれにイベントが用意されていてなかなか作りこまれているようです。ただ中にはある程度名声(ダンジョンをクリアすると上がる)がないと相手にしてくれない人もいるらしく、最初から全員と交流できるわけではないみたいですね。そこはやはり、ダンジョン攻略をまずはやる必要があるみたい。

ヒンターベルクのダンジョン 2

午後は買い物をして回復アイテムを揃えたり、武器・防具の購入や改造もできます。その後住人たちと交流して新たなサブクエストを発生させるのがベターかな。選択肢も結構用意されていて、悩みますね。

ちなみに町の商店街でプレゼント用のアイテムを買うことができるので、それで好感度を上げることもできるみたい…なんですが、なかなか個人の好みは把握しづらい。

ヒンターベルクのダンジョン 3

そしてある一定の仲になると住人固有の特典が解放、最大HPの増加、最大MPの増加、アイテム売却価格の増額などの様々な特殊効果を得ることができます。

画像のワンコは隠しダンジョンの場所を教えてくれるので、ダンジョンを完全制覇したい場合は攻略必須のキャラと言えましょう。

ヒンターベルクのダンジョン 4

ダンジョンの宝箱で手に入るアイテムの中には「チャーム」と呼ばれるものがあり、スロットの許す限り詰め込むことができます。またチャームサイズは道中で手に入るジャンクアイテムで圧縮することも可能。

これらのことからどのキャラと交流し特典を解放していくか、どのチャームを装備していくか、どういう武器改造をしていくかなどで結構いろんな育成パターンが楽しめるゲームだと思いました。まぁ最初にこれやっとくと楽だよ!みたいな効率的なものもあるんでしょうけど、僕にはまだ、よく分かりませんwでもその手探り感が楽しくもありますね。

マイナーゲームであるがゆえにディアブロ4みたいにアプデの次の日にはもう強ビルドパターンが世界中に知れ渡る、なんてことはないわけで、じっくりやっていくしかないですな。

肝心のダンジョン攻略についてなのですが、今のところ投げ出すほどに難しいパズルはないですね。特徴を挙げると、

  • ダンジョンでやることは8〜9割がパズル攻略である。
  • 1つのダンジョンはそれほど長くはない。サクサク行けば20〜30分程度で終わる。
  • 地域により使える魔法が限定されているので、何を使って解くべきか迷うことがない。

ってな感じですかね。

このダンジョンってのが地域ごとにいろんな特色とギミックが用意されていて飽きない作りになっています。僕は雪山のダンジョンが今の所一番好きですね。スノボ召喚で移動もスイスイだし、ジェットコースターのようなスピード感がとても良いです。

ダンジョンの中には中継ポイントも用意されていて、一度撤退しても途中からやり直しができる点もいい。ただ、今の所は1時間も潜る必要のあるダンジョンには出会ったことがないです。比較的短い構成でギュッとまとめられている感じ。なので段々とグダグダになってくる感じがない。ここも好印象なところの一つです。

Steamでの評判も良いようですし、僕自身もこのゲーム、秀作と言って良いゲームなんじゃないかと感じています。ダンジョン攻略と田舎のスローライフを楽しむという2部構成で、ガチガチのアクション・パズルゲーでないところもいいというか。もっと多くの人に遊んでもらいたいです。本当によくできています。

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