タンゴゲームワークスの新作「Hi-Fi Rush」、無事クリアできました。
デビルなんとかとかベヨなんとかとかやってた?
普段リズムゲームなんて滅多にやらないし、アクションゲームも苦手な方という僕が、「リズムアクション」というジャンルのHi-Fi Rushをはたしてクリアできるのか…若干不安を抱きつつ始めたのですが、それでもなんとかクリアできました(難易度はイージーだけど)。
ちなみにゲームは全12ステージで、クリア後にプレイ時間を確認したら11時間ちょっととなっていました。前回「1ステージクリアするのに1時間かかった」と書きましたが、確かにそういう長いステージもあるものの、途中20〜30分ぐらいで終わってしまうところもあったりして、トータルで見ると1ステージ1時間かかってないという計算になりますね。
まぁこの1周11時間という時間が長いかどうかは人それぞれかと思いますが、個人的にはちょうど良い長さだったと感じています。とにかくテンポがいいゲームなので、遊んでいる間はそんなに時間がかかっているようには感じなかったです。
ゲームの全体的な感想としてはとても面白かったです。ストーリーは途中加わる仲間たちと一緒に力を合わせて巨悪を倒すという、言ってみれば少年漫画にも通づるような、王道を征く内容で、エンディングも爽やかで良かった。主人公のチャイは底抜けに明るいし、ジメッとした部分もなく、一気に駆け抜けて終わったような感じかなぁ。
それでいて突然ゼノギアスのDisk2のモノローグシーンのパロディ入れてきたりと、色んな意味でベセスダらしくないゲームでしたね。実績にも「デビルなんとかとかベヨなんとかとかやってた?」なんてのがありますし。まずいですよ、これ!怒られますよ!
この「ベセスダらしくない」というのは良い意味で、です。僕の印象だとベセスダって薄暗いダンジョンを徘徊するグロテスクな敵を銃を撃って倒す、みたいなゲームが多い印象があるのですが、Hi-Fi Rushは真逆ですね。ビビッドなビジュアルで構成された世界、友情パワーで敵を倒すみたいな要素が土台になっており、良い意味でベセスダ作品の中では異彩を放っている。キッズにも安心して遊ばせることができる、病的な要素がない健全なゲームって感じ。僕はこういうゲームをベセスダが出せたのはとても良いことだと思うし、今後も数年に一度でいいからこの手の路線には挑戦していってもらいたいなぁと思います。
なおゲームをクリアすると登場人物のコスチュームを変更できるお遊び要素がアンロックされたり、実績見ると新たなエンディングが追加されるっぽいですね。まぁ2周目もいずれやってみようかなぁ。
ちなみに僕はこのゲームだと上の画像のペパーミントちゃんが一番良かったかな。声優の行成とあさんという方の演技がとても良かったと思います。日本ベセスダのキャスティングってほんと、いつも面白いですね。なおボスキャラとしてゼクス・マーキスや碇ゲンドウの中の人も出てきます。エヴァンゲリオン直撃世代のパパもニッコリ、ぜひ遊んでみてください。
最近のコメント