DMMの神社擬人化ゲーム「社にほへと」、開発中止へ。その理由は?

今日、DMMからブラウザゲームとして配信される予定だった「社にほへと」というゲームが開発中止になったと、正式に発表されました。

開発は遅れていたらしい

「社にほへと」の開発に関わっていたのはかつて「デジタル・デビル・ストーリー 女神転生」を手がけた鈴木一也氏(ファンには大司教と呼ばれている方ですな)。また小説「デジタル・デビル・ストーリー」の原作者である西谷史先生も監修として関わっているということもあり、ゲームをやるかやらないかという問題は別にして、僕自身ちょっと注目はしていました。

絵柄だけ見れば今時風な可愛らしいイラストですし、有名人気女性声優を多数起用、テーマ曲も発表!と、いかにもお金をかけた、いかにも現代のオタクを狙い撃ちしたかのような印象は感じていました。それだけにどうなるのか気になっていたのですが、まさか開発中止とは…。

肝心の、開発中止の理由については公式発表によると、

本タイトルは、2017年03月15日の配信の発表以降、クオリティの向上、不具合の修正のために開発を続けて参りましたが、度重なる検討の結果、正式サービスを行うためのクオリティの確保、並びにお客様への安定的なサービスの提供に支障があると最終的に判断し、開発の中止を決定いたしました。

とのことで、鈴木一也氏も「開発が遅れてはいたが」とツイートしていることを考えるとスケジュールが破綻したのかな、というような印象は受けます。ただネットの噂では「神社に格付けした」というゲーム設定がクレームを招いたとか、「実在する神社の許可を取らずに神社の名前をそのまま使用して擬人化したのがヤバかったのでは」、などと言われていますね。

どれが真実なのかは分かりませんが、ひょっとしたら全部当てはまっていてにっちもさっちもいかなくなったのかなとか…。最近は神社本庁と各地の神社がいざこざを起こしているというニュースも目にしますし、そもそも神道というのは日本にとってデリケートな部分でもありますし、大小様々な問題が起きてしまってもおかしくはないかなぁなんて想像もできます。

僕個人としては、世代的にファミコンやスーパーファミコンのメガテンでよく遊んだこともあって、鈴木一也氏と西谷史先生がタッグを組んだゲームってのは興味を惹かれるものがありましたから、本音を言えば残念です。

女神転生といえば…

「デジタル・デビル・ストーリー 女神転生」の原作小説とサントラ

先ほど「世代的にファミコンやスーパーファミコンのメガテンで遊んだ」と書きましたが、西谷先生の原作小説やファミコンのサントラは今でも所持しています。小説の方はパラパラッと流し読みするぐらいですが、サントラは結構聞きますね。オリジナル曲を収録した「召喚盤」は「Explorer」と「Devil Speak」が好きで、アレンジを収録した合体盤は「出発」と「死闘」が好きですね。ゲーム的にも音楽的にも女神転生Ⅱは今でも大好きです。

「女神転生・悪魔の宴」より

このサントラのブックレットはすごく豪華で、鈴木一也氏、金子一魔氏(この当時は一馬ではありませんでした)、建部伸明氏、そして数年前に亡くなられた成沢大輔氏の対談が掲載されていましたね。他にも鈴木一也氏による女神転生Ⅱの設定解説では「イギリスにルシファーが出現して資本主義を人々に教え、神の代わりに金を崇拝することを説いた」とか、「(唯一神が)ロシアにサタンの転生、レー○ンを派遣した」とか、読み応えがあって面白かったです。こういう鈴木一也氏だからこそ「社にほへと」は注目していたのですが…。諦めることなくまた何かゲームを企画してくれることを期待しています。

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