アサシンクリード オリジンズ 古代エジプト放浪記 #01 〜旅立ち〜

先日セールで購入した「アサシンクリード オリジンズ」、ちまちまと進めながら楽しんでいます。ストーリーの方はとりあえず最初のボスらしき敵をやっつけたところまで進め、いよいよ行動範囲が広がりました。

思い出したアサクリらしさ

壁登り

アサシンクリードシリーズは久々なこともあって、「アサクリならでは」というべきお約束を忘れていました。例えばこういった壁をよじ登るアクションがそうです。これ、だいたいどこでも登れちゃうんですよね。ついこの間まで遊んでいたHorizon Zero Dawnではよじ登れるところとできないところとで明確に分かれていましたが、アサシンクリードはそういう区別がほとんどなく、壁や柱をスイスイと登ってくれるので気持ちがいいです。吸い付くようにススッと登っていくんですよね。歩く、走る、登るといった基本的なアクションが非常に軽快で、操作していて楽しいゲームだと感じます。

水中探索

また湖を泳いだり潜ったりということもできるのですが、潜ってみると湖の底が結構作り込んであるのに驚きますね。崩れた柱や建物の残骸、それから壺や宝箱など、いたるところにいろんなものが置いてあります。潜水時間はスキルで伸ばすこともできるようですが、初期状態でも結構余裕があるのが嬉しい。湖含めてフィールドの作り込みが半端ないゲームだなと、もう驚きっぱなしです。

メデュナムン

ストーリーについてなのですが、最初のボス「メデュナムン」を倒したときに入るこの謎空間のムービー、「ああそういえばアサクリってこんなんだった!」と思い出しました。1や2でもボスを倒すたびに謎空間での会話シーンが入ってましたね。やっぱりこれはシリーズの伝統として今後も続くのでしょうか?

それにしてもここで主人公バエクの過去が明らかになり、彼がなぜ復讐の鬼となったのか、その理由が判明します。これが結構重い上に、エグいシーンもありとで、UBIもよくやるなーと。バエクが誤って息子をアレしちゃうシーンとか、よくムービーとして流せたなと。あそこは日本と海外とで表現に差があったりするんでしょうかね…結構ギリギリなところせめてきているなと思います。今後もこういったある種過激な、攻めの姿勢が見えるシーンがあるのかどうか注目です。「これはストーリー上絶対必要だから譲れない!」という気迫があってこそ、ああいうムービーを流せるんじゃないかと思うんです。「怒られるからやめよう」という妥協がないというか。そういう覚悟が今後も見れるかどうか、楽しみですね。

レイラとアニムス

最初のボスを倒すとシナリオ間のインターバルに入り、ここでとある女性がアニムスとバエクのミイラをつないで、バエクの人生を追体験していることが分かります。ああそういえば1や2だと最初にアニムスにデズモンドが入るところからスタートしてましたっけ。そしてアルタイルの戦いを追体験することでアサシンの能力が自然に備わり…みたいな話でしたね。ということはこのお姉さんも最終的にはバエクみたく動き回れるようになれる可能性が…?

っていうかバエクの末裔だったりするんでしょうか、このお姉さん。それともまったく無関係な人なのか。このお姉さんもストーリーにどう関わっていくのか楽しみです。

ワールドマップ

インターバルが終わって再びバエクへと操作が移ったのでワールドマップを開いてみると…広すぎぃ!!あ、でも、地名が弧を描いて書かれているところとかいいですね。これやっぱり全部回ることになるんですかね…なんか自分が想像してたよりよっぽど広範囲な舞台だなと。さすがAAAゲーム、こりゃあ1周遊ぶだけでも相当時間かかりそうですな。

セクメト神殿

そんなこんなでヤムという地域のセクメト神殿付近までやってきたのですが、ここら辺からは古代ギリシア的な服装のモブ達も登場して面白いですね。かつてアレクサンドロス大王が東方に遠征しガンダーラまで行ったさい、その先々でギリシア人は植民地を作り、植民地ではヘレニズム文明が浸透、その結果仏像は当時のギリシア人の服装を真似たものになったのだとかと聞いたことがあります。それがまさにこの画像に見るおっちゃんの服装ってことらしいですな。古代ギリシアと仏像、一見無関係に見えてそういう繋がりがあるとするならば、なかなかロマンを感じるものですね。

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