今週のSkyrim Creationに、「ランダム性を加える」という商品が登場しました。
Spice of Life – NPC Size Variety
Spice of LifeはNPC(人間、クリーチャー)の身長や体格の大きさにランダム性を加えるCreationだそうです。価格は300クレジット。説明には以下のように書かれています。
スカイリムのNPCには、ほとんどのゲームのNPCと同じ問題があります。彼らは互いにコピーであることです。実際、同じ種族の狼はみんな身長がまったく同じ。外見にランダムな変化もない。この創造はゲームに没入感を与え、Skyrimのクリーチャーに挑む際に新たな体験を与えてくれます。
まず、ユニークNPCを含むすべてのヒューマノイド(人間、ドラウグル、ファルメルなど)は、ランダムでプラスマイナス5%のサイズ変更が加えられます。本当に問題になるほどではなく、身長の違いに気づくことができる程度です。体力とダメージは変更されません。
動物たちはもっと大きくオーバーホールされます。まずすべての動物がランダムでプラスマイナス30%拡大縮小されます。体格により彼らの体力とダメージもスケーリングされます。アルファ(群れのボス)のそばには狼の子供が、ティーンエイジャーのそばにはそびえ立つ巨体が、そしてその中間にも遭遇するでしょう。ロケーションのボス(賞金稼ぎクエストで討伐対象となる敵)は常に最大で、没入感が増します。
とのことです。意外に面白そう。
まぁ確かに言われてみると人間は子供以外皆一律身長が同じでそこはなんだかなって気はしますし…ゲームエンジンの都合というのもあるんでしょうけどね。ESOなんかは身長の高さを設定できたりしましたが、エンジン側でそういう作りに対応しないとダメなんでしょうな。
クリーチャーについては体格がバラバラになって、体格により体力と攻撃力に補正がかかるというのも面白い。めちゃんこデカい狼や虎、熊に遭遇して思わぬ苦戦を強いられるかもしれませんな。それとクリーチャーには「伝説の敵」という概念も加わるそうです。Falloutみたいなやつですかね。
全員体格が同じという不自然さを改善し、戦闘にも微妙に影響してくるというギミックは、Skyrimを繰り返しプレイする人にはいいかもしれません。う〜ん、これはちょっと欲しいかも。

ちなみに設定はパワーを使って変更するらしく、以下のような設定に変更できるそうです。
- バランス:デフォルト設定。ロアフレンドリーな設定と挑戦的な設定のミックス。
- ロアフレンドリー:伝説の敵が出現しなくなり、動物の最大サイズが小さくなる。
- モンスターハンター:ボス以外の動物も含め、伝説の敵のスポーンが増加。
- カオスモード:とてもバカげたゲームプレイをしたいあなたへ。すべての設定が最大に設定されている。
とのことで、作者による4つの設定が用意されているほか、微調整も可能と書かれています。
ここで言う「伝説の敵」とは動物の群れのボスが稀に変化するものだそうで、通常の2倍の強さになるそうです。倒すと付呪つきのアイテムでも落とすのかどうか知りませんが、チャレンジ要素が欲しい人にはピッタリかも。
Open Sesame

Open Sesameは開錠に関わるアクションを拡張するCreationです。価格は300クレジット。
具体的な内容としては以下の通りとなっています。
- ロック・バッシングの追加。鍵のかかった扉や宝箱を武器で殴ることで鍵を開けられるようになる。片手もしくは両手の武器で機能し、スキルレベルにより成否が変わる。ただしAdept Locks(精鋭)までしか対応できない。
- ゲーム内のすべての店主とボスに鍵が動的に追加される。
- 難易度ティアごとの開錠呪文と巻物が追加され、魔術師はロールプレイ外の行動に頼らずに鍵を開けることができる。
- 炎の塩鉱石とトロールの脂肪、またはドワーフオイルを組み合わせて、爆発性のジェルを鍋で作ることができる。錠前を作動させ、空高く吹き飛ばすことができる。
- 自動で鍵を開けることもできるようになった。鍵を作動させるだけで、選択肢が表示される。ピッキングが成功すれば、ロックピックを消費して鍵を開けることができる。
- 鋳造器具でロックピックを作ることができるようになった。
これまでもMODで武器攻撃による開錠というのはいくつかありましたが、それに加えて爆発物の設置とオートピッキングというのは面白いですな。呪文による開錠はまぁ、AEに「フェンリクの歓迎」ってのは一応ありますが、あれは「熟練者レベル以下」という条件がありますので、難易度ティアごとの開錠呪文が用意されるこちらの方が最終的には有利になると思われます。
個人的に一番嬉しいのはオートピッキング機能の追加ですかね。いくら簡単な難易度の開錠であっても、「面倒だな〜、でも宝箱を見逃すのもな〜」ってときありますから。自動機能を使うことでロックピックをどれだけ消費するのかは分かりませんが、あるとないとじゃ結構大きな違いが出る追加機能だと思います。
なおこれらの設定はパワーからON/OFFができるそうです。
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