PCエンジン mini収録「天外魔境Ⅱ」の規制はどうなるのか?

PCエンジン mini 天外魔境

来年発売のPCエンジン miniに収録されることが発表された天外魔境Ⅱですが、やはり気になるのが「表現規制」ですね。今回は自分なりにどういった規制がされるのか、ちょっと予想してみることにします。

Dの限界

リンク:PCエンジン mini生放送 (2019.08.08)

PCエンジン miniの実機操作については、一昨日のコナミ公式生放送の中で見ることができます。で、天外Ⅱの話は39分ごろから始まっています。

天外Ⅱの説明についてはコナミの中の人曰く、「これ入れなかったらPCエンジンじゃないでしょっていう」「これね、ホント大変でした」「僕の人生を変えたタイトルです」と前置きした上で、収録に当たって以下のような発言をしています。

  • 今の表現(規制)はすごく厳しいですが、基本的に原作になるべく忠実に入れてます。
  • もう限界まで、今の限界までです、ホントに。
  • 修正をなるべく入れないようにして入れていますので、あのシーンとか、あの演出全部そのまま入れてます…全部は嘘ですね、ちょっと修正入れています。
  • CERO Dで入れています。もうこれ以上は無理。
  • 天外に関しては当時の一番詳しい制作者の方、プログラマーで一番詳しい方からいろいろアドバイスいただいています。

と述べられていますね。なお番組中ではスナッチャーに関しても「基本そのまま」と、表現規制に関して触れています。

この放送中の発言で触れられている「CERO D」というのは「17歳以上対象」という指定になっているのですが、まぁ考えてみるにこのPCエンジン miniをわざわざ1万円以上出して買うのは(僕もそうですが)30〜40代ぐらいのおじさんおばさんばかりだと思うので、17歳以上という指定そのものに意味はあるのかどうか若干疑問なのですが、そうでもしなければ日本国内で発売するには都合が悪いとなるとしょうがないんですかね。

それと「プログラマーで一番詳しい方」というのはおそらくは岩崎啓眞さんでしょうな。PCエンジン版での演出担当で、当時の天外Ⅱ説明書にも顔写真が掲載されていましたし、天外魔境シリーズの原作者である広井王子総帥もかつて「天外Ⅱができたのは岩崎君のおかげ」と、その功績を讃えていたぐらいですからね。僕としてはオリジナルスタッフの監修が入ったことはとても心強いことだなと感じます。

PSP版とDS版との違いはどうなる?

僕は正直なところ天外Ⅱ収録に関してはこの放送を見るまで、「過去の天外魔境コレクションなどと一緒では?」と、考えていたのですが、改めて調べ直してみるとPCエンジン miniに収録される天外ⅡがCERO D基準なのに対し、2008年に発売された「天外魔境コレクション」はCERO B、そして2006年に発売されたニンテンドーDSの天外Ⅱは全年齢(現在のCERO A)となっており、これまで出た天外Ⅱの移植版に比べてレーティングは高い方だというのが分かりました。つまり中の人が言うところの「もう限界まで、今の限界までです、ホントに」という発言もあながち嘘ではなさそうだなと感じられます。

天外魔境コレクションについては僕も買っていて実際に天外Ⅱを最後までプレイしましたが、その中で覚えていることは、

  • オープニングで「卍」の文字が削除されている。
  • 弁天様のB地区が消えた。
  • 馬鹿野城のお酒関係が変更。
  • 浜田村で食べられた豚の正体が人間ではなく死霊銀バエに変更。
  • 吹雪御前の腕が引きちぎられるシーンに修正が入った。
  • ホテイ丸の台詞の音声「ジーザス!」が削除。

というところでしたかねぇ。っていうかパッケージに書かれているタイトル名からして「卍MARU」が「MANJI MARU」に変更されるなど、「その変更、いる?」というような疑問のわく仕様ではありました。

ですが今回の放送を見る限りではPCエンジン mini実機画面上のタイトル名は「卍MARU」とちゃんと表示されているので、オープニングで卍の文字が削除されるということはおそらくないだろうと予想します。っていうか、主人公の名前の文字を削除するとかどうなってんだって話ではありますけどね。

弁天様のB地区とお酒関係は今回もちょっと怪しいかなぁ…卍丸は未成年という設定なので、この辺りは現代基準で考えると厳しい感じもしますね。また浜田村の豚に関してはテキストだけなので、CERO Dならおそらくは原作通りイケるかも、と思います。

最大の難所と思われる吹雪御前については、断面図を直に見せるのはさすがに厳しいかもしれないですね。あそこらへんはコレクションとかPCエンジンアーカイブスであったように、画面のスクロールをごまかす形でなんとかしているかも。なおホテイ丸の音声がどうなるのかは、僕にはさっぱり予想がつきません。

まぁ無規制で原作そのままを収録してもらえるのが一番だというのは間違いないですが、CEROレーティングがA・BからDに引き上げられたことによって、これまで以上に原作により近い形で収録されるのは確実じゃないかと思います。これまでと違って「卍MARU」とちゃんと表記しているところからもその意気込みを僕個人では感じるのですが…詳しくは発売されるまで分からないですね。

いずれにせよ僕はもう予約自体は済ませたので、あとは待つのみ…ハードの出来具合含めて楽しみです。なお放送中でも触れられていましたが、8月18日までに予約した人については発売日に届けられる、という話ですな。転売屋とかに荒らされる恐れもありますので、今のうちの予約がお勧めです。

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