ゲームパスでAvowedを遊ぶべ #01

Avowed 1

さて今月16日になってようやく日本語が実装されたAvowed、ゲームパスでダウンロードして今日から遊び始めることにしました。

オブシダン制作

AvowedはFallout: New Vegasを手がけた「オブシダン」開発のRPGですな。そういうこともあってゲームを起動して最初に出てくるスタジオムービーの中に、NCRレンジャーもチラッと登場していてワロタwいやまぁ、そうなんだけどさ。

Avowed 2

ちゅーわけでまずは主人公の外見を作り上げるわけですが、主人公には「神宿り」なんていう力が備わっているらしく、その力が特徴として外見に浮き出るかどうか、なんてのを決めることができます。

主人公の顔に花(?)が咲いたり、キノコが生えたり、蔦が生えたりと…なんか凄いキャラメイキングですね。あ、もちろん嫌なら消すこともできます。

その他にも左右で目の色を変えるだとか、なかなか他のゲームじゃ見ないキャラメイキングができて面白いですな。

Avowed 3

僕はいつもこの手のゲームだとオッサンの剣士にするのがパターンなんですが、今回はあえてその真逆、女の子の魔法使いにしてゲームをスタートさせることにしました。なんかいつも同じことやるのもアレかなって思っちゃって。

そして神宿りの特徴については額と頭に南国風な貝殻?が浮き出るものをチョイスして、ちょっとアクセントをつけてみたり。さすがにキノコが生える特徴を選ぶ勇気は出ませんでしたwまぁでも、もし2周目をやるときがあれば、頭からキノコ生やした剣士とかもいいかもしれない。

Avowed 4

で、物語は皇帝から「夢蝕病」という人を狂わせる謎の病気を解明せよという任務を受け、主人公が旅立つというもの。フィールドのグラフィックは現代としては特別緻密ってわけでもないですが、緻密すぎて重くなりすぎるよりはいいかもしれない。僕はパッと見た感じ、ESOっぽくもあるかなって感じました。

それとこのゲーム、視点を一人称か三人称で変えることができるのですが、確か元々開発途中までは一人称視点だけだったんですよね。それが途中から三人称も選べるようになったという形だったと思うのですが、そのせいか一人称視点の方が僕は動きがスムーズかなという感触を受けました。三人称視点だと若干やっつけ感を感じるというか、とりあえずつけました的な動きに見える。特にジャンプアニメーション。三人称視点好きな人はあまり期待しない方がいいかもしれない。一人称視点で全然OKって人は、特に問題なく遊べると思います。

Avowed 5

ゲームをスタートしてすぐさま仲間になってくれる亜人のNPCがいますが、もうアレですね、いきなりパラメーターに依存した選択肢や、職業に依存した選択肢が出まくりですねwそれ以外にもとにかくNPCとの会話には選択肢が用意されていますな。

この選択肢の中には「情報提供者から情報だけ取って見捨てる」とか、「話が通じそうにないから攻撃する」といったものも見かけるので、善人プレイから悪人プレイまでしっかり対応できそうな感じ。

ただこのゲーム、「この選択肢を選ぶと次の会話に進む」ってのが全然分からないのが難点ですな。ウィッチャー3とか選択肢の多いゲームってアイコンがついていたり選択肢が色分けされて分かりやすくなってたりしますが、このゲームにはそれがない。なのでもうちょっと情報を聞きたいのに意図せずして先に進んでしまったこともあって、そこは困ったポイントでした。選択肢が多くて会話パターンが豊富なゲームなだけに、ここはアプデの中で改善されないかなーって願うばかりです。

Avowed 6

あともうひとつ個人的に残念だったのは、死体とか攻撃してもピクリとも動かないところですね。SkyrimとかFalloutだと例え死体であっても攻撃すればゴロッと動いたりするじゃないですか。このゲームにはそういうのがないです。壊せる壺、木箱とか明確に決まっているもの以外はリアクションがないのはちょっと寂しいかな。

Avowed 7

逆に妙に凝ってるのがアイテム関連で、ネトゲによくある「装備品の見た目だけを変更する」システム、「外見変更」なんてのが搭載されていたり、武器、防具、食べ物に至るまでひとつひとつに個々の説明文、いわゆるフレーバーテキストが添えられているところなんかは面白い。

もちろんダンジョンの中にはメモが落ちていて、そこで何が起きていたのか、世界観の考察なんかができたりもします。じっくりと探索して世界を読み解いていくのが好きな考察派ゲーマーにはこういうところは楽しめるかもしれませんな。

それと戦闘についてはほぼそのまま、Skyrimを踏襲したような感じです。でも十字キーにアイテムを割り振ってボタン1発で使えるだとか、武器を振るアクションなんかも軽快で、回避行動なんかもアリ。戦闘面はSkyrim 2.0ってところじゃないでしょうか。

Avowed 8

そういうわけでとりあえずカイという、魚人っぽいいかついおっさんが仲間になるところまで進めたのですが、これがまた喋るのなんの。サイドクエストでもツッコミ入れてくるし、新しいロケーションに着いたら感想言うしでま〜しゃべりますね。

このゲームに一体何人の仲間が用意されているのか知りませんが、こういうところもオブシダンらしさ、ってところなんでしょうか。仲間専用のスキルも用意されていてどれを習得するのかで戦闘にも大きく影響が出そうだし、面白くなりそうですな。

今日はとりあえず約3時間ほど遊んだのですが、今のところ感触はとても良くて面白かった。思ってた以上に日本語訳もしっかりしている。ジェネリックSkyrimって言ったら失礼かもしれないけど、Skyrim的なゲームに飢えている人はとりあえず触れてみるといいかもしれません。あのゲームほどの規模があるのかどうかまでは分かりませんが。ともかくクリアまで頑張ってみようと思います。