突然ですがFallout: New Vegas(以下NV)を本日クリアしました。
再チャレンジ
NVはXbox SeriesのFPSブースト互換機能で遊べるということでだいぶ前にセールで買ってはいたのですが、そのときは遊びづらさを感じて投げてしまっていました(2010年のゲームだし…)。しかしドラマのFalloutを見てもう一度挑戦してみようという気になり、今回改めて最初からプレイし直してみた、というところです。
進んだルートについては最初はMr.ハウスに従っていたのですが、途中から「これ以上Mr.ハウスに従うようならNCRが敵とみなすぞ」みたいな警告が出たのでNCRのクエストを受け始め、結局そのままNCRルートでクリアしました。
このNCRルートでプレイヤーに命令を下すカサンドラ・ムーア大佐ってのがファラ・グリフォンのような声をした人で、Vガンダムファンの僕としては命令を聞かざるを得なかった。そう、メッチェのように…。この大佐、「Mr.ハウスを始末しろ」「B.O.S.を壊滅させろ」と実は結構な武闘派で、B.O.S.と協定結んだことを伝えたら怒られたのは面白かったです。
いや、最初は命令通りB.O.S.壊滅させようかと思ったんですけど、複数いるパラディンが強すぎて、僕には無理でした。っていうかこのゲーム、結構難しくないですか?ベロニカちゃんが仲間になるまでほんと辛かったんですが…。
まぁ実のところNCRに鞍替えしたのはベテランレンジャーの格好がしたいからってのもあったんです。タイトル画面にもなっているし、オープニングムービーもかっこいいし。NCRになればホイホイと昇進していってこのアーマー貰えるんだろうなぁなんて想像しながら…。
ところが実際にはレンジャーが協力してくれることはあっても最後の最後までプレイヤーは運び屋であり、正式にNCRになれるわけではなく、結局貰えなかったのは残念。Skyrimとか4みたいにプレイヤーが英雄的存在となりどんどん地位が上がっていき最終的には派閥の指導者になる、というシナリオではなく、あくまで運び屋のままなんですね、このゲーム。
ベセスダゲームスタジオの描くRPGとはそういうところに強く違いがあるように感じられますが、台詞はブッ飛んだのが多くてユニークだし、ホラーチックな音楽と砂漠の風景は3とも4とも、それこそ76とは全然違うFalloutで刺激的。こうしてNVをクリアしたあと4を思い浮かべると、シナリオのテーマはともかく4ってビジュアル面でも音楽面でも相当大衆向けを意識しているのかなって気がする。NVはそれに対してシニカルというか、なんというか。まったく別の味わいのFalloutと考えた方がいいかもしれない。やや人を選ぶところはあるんじゃないかな?とも感じました。
エンディングではこれまで取ってきた選択肢によって各派閥ごとのエピローグが流れるようになっており、NCRが覇権を握ったあと重税に苦しんだ人たちも多かったみたいですね。そして結局戦争は繰り返される、と。なんか、全然平和にはならないエンディングでした。
軽く1周しただけでしたが、シーザー・リージョンについてはほとんど触れておらず、単に敵対して終わったのはちょっと良くなかったかな。なぜシーザーがローマ帝国風の組織を作ったのかとか、その背景や哲学みたいなやつを最終的に敵対するにしてもギリギリまで接近して聞いた方が面白かったかなと、今更ながらに思いましたwまぁいつかリメイクされたときには…とも思いますが、されるのかなぁ。やっぱりもう14年も前のゲームだけあってシステム的に結構辛いところはありますな。
ともかく「1回はゲームをクリアする」という目的自体は達成できたので良かったかな。4にNCR関連のMODがやけに多いのも納得な感じ。
ドラマ見るとやりたくなりますよね!
そしてドラマのベテランレンジャー装備の雑さに?となるっていうね
確かに。あれちょっと変でしたね。