このページではSkyrim AEで追加されるクエスト「セイント&セデューサー」の解説します。
特徴
AEのコンテンツ名では「セイント&セデューサー」となっていますが、実際にはクエスト「力の均衡」と、それに連動する形で始まる「秩序の回復」も一緒にクリアすることになります。このページではこれらのクエストを1つのまとまりとし、解説していきます。
以下はクエストの大まかな攻略手順となります。
- カジートキャラバンのリサードに話しかけ、「街道で問題を抱えているようだな」を選び、「力の均衡」開始。同時に「山賊の攻撃に関するリサードのメモ」を受け取って読む。
- 山賊セイントと山賊セデューサーの野営地を探す(どちらを先にしても良い)。
- 山賊セイントの野営地に行き、「山賊セイントの頭」を倒す。死体から「セイントの日記」、「鍛治に関するメモ」を回収して読む。
- 山賊セイントの野営地にある宝箱から、「山賊セイントの檻の鍵」を回収する。野営地にある檻から「マニアのエリトラの幼虫」を救出し、ペット化する。
- ハーフムーン工場近くの橋の下で「ジョフテンのメモ」を回収する。鋳造器具でゴールデン・セイント装備とダーク・セデューサー装備がクラフト可能になる。
- キンサルの山賊セイントの野営地に行き、キンサルを倒す。死体から「キンサルの日記」を回収して読む。クエスト「秩序の回復」開始。
- 山賊セデューサーの野営地に行き、「山賊セデューサーの頭」を倒す。死体から「セデューサーの日記」を回収して読む。
- 山賊セデューサーの野営地にある宝箱から「山賊セデューサーの檻の鍵」を回収する。野営地にある檻から「ディメンシャのエリトラの幼虫」を救出し、ペット化する。
- 野営地のナップサックより「隠された財宝に関する山賊のメモ」を回収して読む(→11へ)。
- スヴァリグの山賊セデューサーの野営地に行き、スヴァリクを倒す。死体から「スヴァリグの日記」を回収して読む。ソリチュードの下水道に召喚士がいることが判明する。
- クリスタルドリフト洞窟に行き祭壇を調べ、「ガンドノールの最後の願い」を回収して読む。
- 「狂気の鉱石」と「琥珀」を手に入れたらクリスタルドリフト洞窟の指定された場所に置く。ナーブシャター入手。
- リサードのところへ戻り、「セイントとセデューサーを片付けた」と報告すると報酬300ゴールドが貰える。「力の均衡」完了。
- ソリチュードの下水道を調べる。しばらく進むとクエスト目標が「根の洞窟を探索する」に変更される。
- 根の洞窟の奥にいるソロンを倒す。
- ソロンがいるエリアにある「ジャガラグの剣」を手に入れる。「秩序の回復」完了。
- 根の洞窟のテーブルの上に置いてある「琥珀と狂気の鉱石に関するメモ」と「シェオゴラスの姿の琥珀」を回収する。メモを読み、ミストウォッチの北エリアを調べる。
- ミストウォッチの北エリアにいる「エヴェスラ」を倒し、死体から「エヴェスラの日記」を回収して読む。鋳造器具で琥珀装備と狂気装備がクラフト可能になる。
- 配達人から「満たして欲しい要求」が届くので読む。ソリチュードの海岸に行き、スターダと取引をする。「精霊の鋳造器具実験に関する報告」を回収して読む。
- リサードより「新しい品に関するメモ」が届くので読む。カジートキャラバンにてセイントとセデューサーの武器防具などが売り出されるようになる。
手順1:カジートキャラバンのリサードに話しかけクエストを開始させる
まずクエスト「力の均衡」を開始させるためのリサードですが、彼のキャラバンはホワイトランとマルカルスを行ったり来たりしています。ですのでどちらかの要塞の外で待機していれば、そのうち会えると思います。
無事見つけたら話しかけ、「街道で問題を抱えているようだな」を選び、「山賊の攻撃に関するリサードのメモ」を受け取って読んでください。続けて山賊セイントと、山賊セデューサーの野営地に向かうことになります。
セイントとセデューサーはどちらを先に攻略してもいいのですが、このページではセイントの方から攻略していきます。
手順2〜4:山賊セイントの野営地を探す
山賊セイントの野営地は2つあります。まず最初の野営地はホワイトランの西、北ブリトルシン峠近くの名のないロケーションになります。
上の画像の○で囲まれたところに山賊セイントの野営地があり、山賊たちがたむろしていますので蹴散らしてください。ここで山賊セイントの頭を倒し、その死体から「セイントの頭の日記」を読むと、「キンサルの山賊セイントの野営地を探す」という次の指示が出ます。
またこの山賊セイントたちは「黄金の弓」、「ゴールデン・セイントの鎧」といった黄金の武具を装備していますので、いくつか確保しておくのもいいと思います(これらの装備はのちに自分でクラフトできるようにもなります)。
なお山賊セイントの野営地には「マニアのエリトラの幼虫」というペット枠のクモのクリーチャーが檻に入れられており、この檻に近づくか、野営地にある宝箱から「山賊セイントの檻の鍵」を手に入れると、「エリトラの幼虫を解放する」という指示が出ます。解放して話しかけるとペットにでき、他のペット同様に変性にテレポート呪文が自動的に追加されます。
手順5:ジョフテンのメモを回収する
山賊セイントの頭が持っていた「鍛治に関するメモ」を読むと、「黄金と闇の装備の鍛治について、ジョフテンのメモを探す」という指示が出ます。
ジョフテンのメモは、ファルクリースのハーフムーン工場そばにある石橋の下にある宝箱を調べると入っています。このジョフテンのメモを読むことにより、鋳造器具にてゴールデン・セイント装備と、ダーク・セデューサー装備が鋳造器具のその他カテゴリーよりクラフトできるようになります。
ゴールデン・セイント…昭和のオッサン、オバサン世代からしてみれば、聖闘士星矢感のある響きと見た目ですな。
なおクラフトするにはどちらもデイドラの心臓が必要なほか、ゴールデン・セイント装備は金のインゴット、ダーク・セデューサー装備は黒檀のインゴットがそれぞれ素材として必要となり、またどちらも鍛冶スキルのデイドラの鍛造術の習得が要求されます。
6:キンサルの山賊セイントの野営地を探す
2つめの山賊セイントの野営地はカースワステンのすぐそばにあります。
カースワステンにファストトラベルすると、すぐそばに野営地に続く道があり、キンサルと戦闘になります。
キンサルを倒したらその死体より「キンサルの日記」を回収し、読んでください。これにより隠れ家にいるという召喚士(召喚師ではない)を探す「秩序の回復」というクエストが開始となりますが、まだこの時点では手をつける必要はなく、まずはこのままもう一方の山賊、セデューサーを倒しに行ってください。
なおキンサルは「ゴールデン・セイントの戦士召喚の巻物」を持っているほか、野営地には「ゴールデン・セイントの射手召喚の巻物」、「魂のトマト」が置いてありますので回収しておきましょう。魂のトマトは魂石と同じ役目を果たせます(付呪にも利用でき、時間経過でリスポーンします)。
手順7〜9:山賊セデューサーの野営地を探す
山賊セイントを倒したら、今度は山賊セデューサーの野営地に行きます。
山賊セデューサーの野営地は見捨てられた洞窟のすぐ東にあります。セイントと同様に「山賊セデューサーの頭」を倒し、「セデューサーの日記」を回収して読んでください。すると「スヴァリグの山賊セデューサーの野営地を探す」という指示が出ます。
なお山賊セデューサーたちはダーク・セデューサーの防具や闇の弓、といったアイテムを装備していますので、必要であれば回収しておいてください。
山賊を蹴散らしたあとは、野営地の宝箱から「山賊セデューサーの檻の鍵」を回収してください。セイントの野営地と同じく「エリトラの幼虫を解放する」指示が出ます。鍵で檻を開けて、「ディメンシャのエリトラの幼虫」を解放、話しかけてペット化しておきましょう。マニアのエリトラの幼虫と同様にクモのペットで、ペット化すると変性にテレポート呪文が自動で追加されます。
また野営地のナップサックには「隠された財宝に関する山賊のメモ」が入っており、読むと「クリスタルドリフト洞窟を調べる」ことになります。これについては手順11で説明します。
手順10:スヴァリグの山賊セデューサーの野営地に行く
次にスヴァリグの山賊セデューサーの野営地に行くことになるわけですが、これは見捨てられた洞窟のすぐ南になります。見捨てられた洞窟にファストトラベルし、後ろを振り向くと野営地があります。
野営地にはスヴァリグという山賊がいて戦闘になりますので、倒して「スヴァリグの日記」を回収、読んでください。
キンサルの日記、そしてスヴァリグの日記のどちらも読むことでソリチュードの下水道に召喚士がいることが判明します。またこの時点で「リサードのところに戻る」という指示が出て、リサードに「セイントとセデューサーを片付けた」という報告をすると、報酬として300ゴールドを受け取り、「力の均衡」が完了となります。
ただキンサルとスヴァリグを倒したことにより、しばらく時間が経つと残党が復讐しに襲撃してくるので注意してください。
クエスト「力の均衡」自体はこれで終わりですが、スヴァリグからは「ダーク・セデューサーの戦士召喚の巻物」が、そして祭壇には「ダーク・セデューサーの射手召喚の巻物」がありますので回収しておきましょう。
手順11、12:クリスタルドリフト洞窟を調べる
クリスタルドリフト洞窟はリフテンより南にあります。
クリスタルドリフト洞窟には小さな祭壇があり、そこに「ガンドノールの最後の願い」という本が置いてあります。これを読むと「狂気の鉱石を手に入れる」「琥珀を手に入れる」という指示が出ますので、狂気の鉱石と琥珀を各1個ずつ集めてクリスタルドリフト洞窟の指定された場所に置いてください。
この狂気の鉱石と琥珀については、各ダンジョンの大きな宝箱にたまに入っていることがあります。これに関しては拾えるかどうかは運次第ではあるのですが、必要となるのはそれぞれ1個ずつですので、ここまでいくらかダンジョン、あるいはクエストをクリアしてきた方であればおそらく揃っているのではないかと思います。それ以外にもカジートキャラバンから購入するという手もあります。
狂気の鉱石と琥珀を洞窟内の指定された場所に置くと、「ナーブシャター」という戦鎚が出現しますので回収してください。効果は「30ポイントの雷撃ダメージを体力に、その半分をマジカに与える」というものになっており、なかなか凶悪な見た目の武器となっています。
手順14〜16:ソリチュードの下水道を調べる
いよいよ召喚士がいるというソリチュードの下水道に入ります。
下水道の入り口はアンジェリンズ・アロマティクスの近くのマンホールになります。マンホールには紫色の蝶がいるのですぐ分かると思います。
下水道をしばらく進むとクエストの目標が「根の洞窟を探索する」に変更され、奥にいるソロンという召喚士と対決することになります。この根の洞窟の中には先ほどの紫色の蝶、「紫の蝶の羽」のほか、「幸福の虫の腹部」「叫ぶ口」「腐敗の鱗」などといった、珍しい錬金素材を採取することができます。特に「幸福の虫の腹部」と「叫ぶ口」については、精霊の鋳造器具でしか作れないアイテムの作成材料にもなるので、しっかりと集めておいた方がいいでしょう。またこの洞窟では「穴のあいた切り株」が宝箱代わりとなっています。
洞窟の奥で何やら怪しげな儀式をしているソロンは、隠密が得意であれば気づかれる前に先制攻撃で倒すことができると思います。ソロンがこちらに気づいた場合はゴールデン・セイントを召喚して攻撃してきますので注意してください。
ソロンを倒すと死体から「狂気の再生兜(マジカの回復が100%早くなる。バグ?で強化不可)」という重装防具を回収できるほか、着用者の古い装備を変更するという「脱衣の指輪」、さらにゴールデン・セイントの戦士召喚、射手召喚、ダーク・セデューサーの戦士召喚、射手召喚の呪文書を回収できます。これら召喚呪文については、「セイント&セデューサー召喚」のページを参照してください。
その後ソロンのいるエリアに飾られている「ジャガラグの剣」という両手剣を回収すれば、「秩序の回復」は完了となります。
手順17〜19:「琥珀と狂気の鉱石に関するメモ」と「シェオゴラスの姿の琥珀」を回収する
クエストとしてはこれで終わりですが、それとは別にサブクエスト的なものが用意されています。
根の洞窟のソロンがいたエリアにあるテーブルには、「琥珀と狂気の鉱石に関するメモ」と「シェオゴラスの姿の琥珀」があります。琥珀と狂気の鉱石に関するメモについては、読むと「ミストウォッチの北エリアを調べる」という指示が出ます。またシェオゴラスの姿の琥珀は今後出てくるスターダとの取引、あるいは精霊の鋳造器具で作れる呪文書の材料に使えます。
ミストウォッチはウィンドヘルムから真っ直ぐ南に位置する砦で、このすぐ北側に「エヴェスラ」という魔術師の野営地があります。近づくと戦闘になりますので倒し、その死体から「エヴェスラの日記」を回収して読んでください。これにより鋳造器具のその他カテゴリーにて研磨された琥珀と研磨された月長石を使った琥珀装備(軽装)が、狂気のインゴットと黒檀のインゴットを使った狂気装備(重装)をクラフトすることができるようになります。
またエヴェスラは「魔法の鍛治エプロン」という、「武器と防具を20%強化」の効果がついたユニークアイテムを装備していますので、これも回収しておきましょう。
琥珀、狂気装備共に防具のほかにもダガー、剣、弓などの武器もそれぞれに用意されています。狂気の防具の方はなかなか悪趣味でいいですね。
クラフト材料となる研磨された琥珀は琥珀を2個使って作成、狂気のインゴットは狂気の鉱石を2個使って作成する必要があります。防具一式を作るだけでも結構な数が必要となっており、もし足りない場合はカジートキャラバンで購入するなり、とにかくダンジョンを巡って宝箱から地道に集めてください。琥珀と狂気の鉱石はリサードから「新しい品に関するメモ」が届いたのち読むことでカジートキャラバンにて売り出されるようになります。
最後に手順19のスターダについてですが、ソロンを倒して秩序の回復を完了させてから1日ほど経過させると、配達人より「満たして欲しい要求」という手紙が届きますので、まずはそれを読んでください。すると、ソリチュード海岸にクエストマーカーが表示されます。
位置的にはカタリア号の向かいの海岸になります。ここにスターダがいるので話しかけると、3つの選択肢が出ます。各選択肢の結果は
- シェオゴラスの姿の琥珀を渡す→スターダの兜と交換
- ジャガラグの剣を渡す→スターダの兜と交換
- 手放したくない→スターダと戦闘
となっており、選択肢1と2はアイテムを失いますがユニーク防具である「スターダの兜」を貰うことができます。
スターダの兜はゴールデン・セイントの兜の見た目をした、「スタミナが70ポイント増加」の効果を持つ兜です。
ここで選択肢3を選んでスターダと戦闘になり、倒した場合はシェオゴラスの姿の琥珀とジャガラグの剣は自分の手元に残るわけですが、シェオゴラスの姿の琥珀に関しては精霊の鋳造器具を使ってスターダ召喚の巻物、もしくは呪文書に変換することなどができます。
ユニークアイテムを取るか巻物or呪文書を取るかという重要な選択ですので、どの選択肢にするべきか、じっくり考えて選んでみてください。なおこのスターダのいる海岸には「精霊の鋳造器具実験に関する報告」という本がテーブルに置かれていますので、忘れずに回収して読んでください(セイントとセデューサーの召喚呪文書のクラフトを解禁する?)。
狂気シリーズは黒檀の鍛治parkを取得。
琥珀シリーズはおそらく碧水晶を取得することで作成可能になります。
またバグか仕様か狂気の再生の兜のみ鍛治強化できません。
情報ありがとうございます。
ご指摘の通りクラフトには黒檀と碧水晶であることを確認しましたので書き足しておきました。
狂気の再生の兜が強化できないのはちょっとバグっぽいような気もしますね…。
いえいえ、追記ありがとうございます。
おそらくバグですよね。修正が入れば良いですが…
女性のフォロワーに「魔法鍛冶エプロン」を与えた後に「魔騎士の兜(鉄でもなんでも)」を与えると、下着姿になるという……。男性は見たくないので試していませんが。
試してみましたが確かに魔法の鍛治エプロン→魔騎士の兜の順で渡すと胴体防具が外れますね。
フォロワーが防御力のない魔法の鍛治エプロンを優先して装備してしまうあたり、バグなんですかね…
一応複数のデータで確認してみたのですが、
エヴェスラの居る場所(ミストウォッチ付近の祭壇?)にはいくつかの剣や素材が置かれていますがその中にエルフの剣(追放)が固定配置のようです。
バニッシュは付呪のトレーニングに最適ですが店売りされるまでが長い&運次第なのが確実に入手出来るようになるので覚えておくと地味に便利かもしれません!
情報ありがとうございます。
自分でも確認してみたのですが、確かに追放付きのエルフの剣が確定で出るようでしたので追記しておきました。