ゲームのラスボス・藤崎詩織。彼女の心を射止めるのはそう簡単なことではありません。このページでは詩織からの告白を受けるためのゲームの進め方を解説します。
進め方
このページではゲームの基本的な情報が把握できているという仮定で話を進めます。また人それぞれ攻略の仕方はあると思いますが、あくまで一例として読み進めてください。それではご照覧あれ!
1年目の進め方
まずゲーム開始時、勝負はすでにここから始まっています。とりあえずここでは詩織の誕生日を4月11日に設定し、これにより詩織が演劇部に入部するようにします。血液型相性も相性の良い設定にしておくといいでしょう。そして学校生活が始まってすぐの日曜日、主人公も演劇部に入部します。
なぜ演劇部なのかという理由ですが、演劇部は主に文系と芸術のパラメータが成長するだけでなく、運動と根性も微増するからです。詩織は「ストレス以外すべて」のパラメータを重視するため、勉強と運動をどちらも成長させることができる演劇部は何かと都合がいいのでお勧めです。
ですが文化系クラブの共通点としてストレスの増加も多いという欠点もありますので、しばらくの間は平日は演劇部のクラブ活動、休日は休養を実行してストレスを下げる、を繰り返します。1年目はこれが基本となり、ストレスに余裕があるときの休日・祝日や長期休暇期間は演劇部だけでは成長しない理系、容姿といったパラメータを重点的に成長させ、欠点を補っていきます。
上の画像は1年目の3月時点のパラメータですが、ストレス以外は満遍なく底上げすることができました。なおこの時までデートはしていません。せいぜい元旦に初詣を詩織と一緒にした程度ですが、これはデートの約束とはちょっと違うのでノーカンです。そしてこのぐらいまでパラメータを成長させたところで初めて詩織にデートを申し込み、良い印象を与えていきます。
2年目の進め方
この時点ではまだパラメータを全体的に成長させた上で1回デートしただけですが、その効果は早くも現れます。2年生の一学期から詩織の態度が突然変わり、詩織から積極的なアプローチをかけてくるようになってきます。
ですが詩織含め、ここは鬼の心で女の子全員からの下校のお誘いをすべて断っていきます。一緒に下校することで傷心度を上げてしまうと色々と面倒なことに巻き込まれるため、ここは徹底していきます。
そしてこの2年目からはだいたい1シーズンに1〜2回ぐらいの回数で詩織とデートを重ねていきます。特に夏は神社とプール、冬はスキー場と、詩織と相性のいいデートスポットが使えるのでこれは見逃さないようにしたいですね。他の女の子に関しては6ヶ月に1回ぐらいのペースでまだ大丈夫だと思います。あまりに詩織以外の女の子とデート回数を重ねすぎて告白判定の障害になられても困るので、なるべく回数を抑えて済ますことを意識します。
2年目は修学旅行もありますが当然それも詩織と行動し、地道に印象のアップを重ねます。またパラメータが全体的に成長してきているため、期末試験でもそれなりに良い成績をおさめることができるようになり、詩織含め女の子の評価もグングンと上がってくるのが2年目の秋頃。すると10月には詩織の頬が赤く染まり始めました…とはいっても、これはまだ完全なときめき状態ではなく、その一歩手前です。思わず「あ、もうこれでクリア確定じゃん」と勘違いしそうですが気をつけてください。一歩手前でもこうなるのです。
ここからさらにパラメータアップに励んでいくわけですが、1年目同様演劇部のクラブ活動を中心にするという方針はまだ変えず、女の子の登場をなるべく抑えつつ、地道に進めていきます。
3年目の進め方
3年目に入ると、もう新たに女の子が登場することはないので、これまで演劇部では補えなかったパラメータを成長させるコマンドをとにかく実行し続けます。例えば演劇部の場合であったら理系を上げるための理系学習、そして根性をガツンと上げるための運動が特に力を入れるべきコマンドになると思います。
最終的にはストレス以外を140〜150を目標にして主人公を育成します。そのため、3年目からは演劇部は出なくていいです。とにかく目標数値に届いていないパラメータを成長させることに集中します。
パラメータアップに励みつつ、3年目からは詩織とのデートをなるべく多くこなしていきます。それこそ確実に告白を受けるためにも、1ヶ月に1回はデートをするぐらいの勢いでもいいです。また他の女の子に関しては、主人公の全体的な成長に反応して間違いなく惹かれてくるので、こちらも傷心度の管理が重要になってきます。一度でも爆弾を誰かが爆発させたら終わり、ぐらいの覚悟で3年目は臨むべきでしょう。詩織が1ヶ月に1回のサイクルに対し、他の女の子は3〜4ヶ月に1回、というサイクルでデートをして傷心度を減らします。当然下校も断り続けますが、下校を断ったときの主人公の台詞が「ひどいこと言っちゃった」になっていたらほぼ間違いなくその女の子に近々爆弾がつきますので、こうなってしまったらサイクルを無視してすぐにデートをした方がいいです。
なおPCエンジン版では97年(3年目)の1月以降も爆弾が爆発します。プレイステーション版ではこの仕様が変更され98年(3年目)の1月からは爆弾が爆発しないため実質難易度が下がりました。
こうして、卒業式直前となる97年2月23日まできたときの状態が上の画像です。勉強系・運動系共に目標値となる140〜150を上回り、かつ体調も万全、ストレスも0に抑えることに成功しました。なおここまでの詩織とのデート回数は16回で、他の女の子については5回に抑えています。詩織とのデート回数は念のため回数をやや多めにとりました。通常はここまで多くなくてもいいと思います。
そして卒業式…
念には念を入れてということでみっちりパラメータアップに励みつつデート回数もだいぶこなした結果、無事詩織からの告白を受けることができ、ハッピーエンドを迎えることができました。初見プレイではなかなか難しいとは思いますが、ある程度ゲームを遊び慣れたらそれほど難しくはないと思います。
詩織攻略に限ったことではありませんが、やはりこのゲームをサクサク進める上でのポイントは、「1年目はデートをせずパラメータアップに励む」ことと「下校の誘いを断る」ことだと思います。これをどちらもやらずに進めると、爆弾の連鎖爆発に巻き込まれて無事死亡確認というエンディングに向かう可能性が高まるのではないでしょうか。まぁ運が良ければ館林さんが救ってくれる可能性もありますが…本命を狙ってプレイする以上はなんとしてでも目標通りのエンディングを迎えたいところですな。
個人的にはまずゲームを2回ぐらいクリアして十分ときメモの世界を理解できたところで、総決戦的な意味で詩織攻略に挑むと、わりとすんなりクリアできるのではないかと思います。これまで得た知識と勘をフル活用して、ぜひラスボス・藤崎詩織のクリアを目指してみてください。
最近のコメント