本日からゲームパスで配信開始となったドット絵RPG「Sea of Stars」を遊んでみました。
Sabotage Studios
カナダのSabotage Studiosというインディースタジオ開発とのことですな。見た目はスーパーファミコン世代チックとでもいうか、昔ながらのJRPGを意識したゲームってところですかね。完全に2Dドットで構成された世界ですが、かなり緻密に細部まで描かれていてとても綺麗です。
とりあえず2時間ほど遊んでみて最初の大ボスを倒し第2の島まで進みました。かなり丁寧に日本語化されているほか(今のところ意味不明な翻訳がない)、ちょこまかと動きまくる敵味方のキャラクターは見た目に楽しく、また戦闘においてはコマンド選択ながらも攻撃時や防御時にタイミング良くボタンを押すことで効果が上がるという簡単なQTE要素もあり、ゲーム的には単調ではないところが良いですね。ただ可愛い見た目に反して序盤から意外に敵からエグいダメージを受けることもあり、結構気が抜けない部分もあるかな。
あと遊んでいて感じたのは、レベルアップの速度がかなり遅い、というところですね。「レベルを上げてゴリ押しする」という戦法を封じにきてるのかってぐらい、とにかくレベルが上がらないwまぁこれはまだ序盤で敵からもらえる経験値が少ないというのも関係しているとは思いますが、それにしても戦闘回数のわりにレベルが上がらんな〜とは感じました。
ただレベルアップ時には任意で好きなパラメーターを伸ばせるというシステムもあり、キャラクターの成長方針を自分がある程度決められるという自由度が設けられているところは面白い。個人的にはこういう育成システム嫌いじゃないです。
それとフィールド上で植物を採取し、キャンプでそれを調理しておやつ(回復アイテム)を作れるというのもこのゲームの特徴ですかね。このおやつの所持上限が今の段階だと10個で、つまり回復アイテムの所持上限が10個までなんで、そういう意味でもこのゲーム、ヌルくはない、そんな感じもしますね。単純にボタンを連打していれば勝てるってわけでもなくて、スキル使用のタイミングとか含めてちゃんと考えて行動しないとなかなか勝てない、キツキツとまではいかないけど結構キッチリとしたバランス調整という印象を受けました。
スーパーファミコン世代の人とか、ドット絵の勉強がしたいという人にはとりあえず触ってみる価値はあるかと思います。美術設計に関しては本当に素晴らしいので、「次は何が出てくるんだろう?」ってどんどん次のエリアに行きたくなるワクワク感もありますね。ゲームのボリュームは20〜30時間ぐらいでクリアできるってことらしいので、インディーゲームとしては結構ボリュームがある方だとも思います。
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