スターフィールドの発売もいよいよ近づいてきて再び注目を浴びるトッド・ハワード氏ですが、海外メディアのインタビューで気になる発言をしていますね。
年齢問題
リンク:Elder Scrolls 6: Todd Howard Admits Upcoming Sequel Could Be His Last Elder Scrolls
トッドさんはIGNのインタビューにて、ゲーム開発にかかる時間がどんどん伸びていることを認めた上で、次のような発言をしています。
So our ability, like we talked about, to support Starfield… Whereas maybe in the old days, you would put it out and then you’d go on to a sequel, now we can support that game for a much longer period of time, which is what our plan is.
And then as we look to an Elder Scrolls 6, that is one where… I probably shouldn’t say this. But if I do the math, I’m not getting any younger. How long do people play Elder Scrolls for? That may be the last one I do. I don’t know
訳)スターフィールドをサポートできるのは、先ほども話したとおりです。昔はスターフィールドをリリースしたら続編を出すという感じでしたが、今はもっと長い期間、そのゲームをサポートすることができるようになりました。
そしてエルダー・スクロールズ6ですが、こちらは…。これは言ってはいけないことかもしれません。でも、計算すると、私はもう若くはないんです。エルダースクロールズはどのくらい遊ばれているのでしょうか?あれが最後の作品になるかもしれない。わからないけど…」
「私はもう若くはないんです」、まぁ、人間であれば誰しもぶつかる大きな問題ですね。
トッドさんもすでに52歳だそうですが、さすがにもう体力の低下、集中力の低下といったものは嫌でも感じているでしょうし、正直なところ50歳以降の年齢ともなるといつ大きな病気にかかってもおかしくない、みたいなところあるでしょうからねぇ。一応「わからないけど」とは言っているものの、実際にはTES6でゲーム開発の第一線からは退くという腹積りはできているように個人的には感じます。
今のところスターフィールド以外でトッドさんが担当するゲームとしては、TES6とインディ・ジョーンズのゲーム(正式タイトル不明)は確定しているわけですが、これらが発売されたあとはエグゼクティブプロデューサーとかそういう立場として参加するぐらいで、直接自分が指揮をとるということは無くなる可能性も高そうですな。
TES6がいつになるのかについてはまったく不明ですが、最低でもあと3年はかかると予想しても、そのときはもうトッドさんも50代後半に入っちゃうわけで、それが引退作となっても不思議ではないですね。それこそFallout 5ともなると、完全にスタジオ全体が世代交代した上での制作になっているのかもしれない。
とりあえずはTES6までについてはご本人もきっちり責任持って取り組むつもりのようですが、最後になるかもしれないと思うのであれば後悔のないよう野心的な作品に仕上げてほしいと思います。いやまぁそもそもTES6が出るときまで僕もゲームをしているのだろうか、ちょっとわからないところはあるのですが、できればトッドさんの引退までは見届けたい気持ちです。
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