Fallout London、ついにエンジェル駅へ。いよいよ主人公の出自が明らかとなります。
Mind the gap
エンジェル駅のあるイズリントンへは、ハックニーから入ります。
イズリントンへは地下下水道を通って入ることになるのですが、外に出てみると随分と荒れ果てた景色が広がっていますね。街の中にスカイレーン1984便が墜落したまま放置されていたり、オフィシャルトレーラーにもチラッと出てきたコロシアムのような場所もあって、すぐ隣のハックニーに比べるととんでも無く治安が悪そうな印象を受けるエリアです。
途中色々と店もあったので中に入って物色していると、倒した伝説のラッドローチが扇動付きのサービスライフルを落としてくれました。サービスライフルは序盤も序盤から登場するスナイパーライフル系の銃ですが、これに扇動が付いたのは心強い!初めてまともなレジェンダリー付き武器が手に入った気がする😅
さらにウロウロしながらイズリントン・チャーターハウスというロケーションに入ると、なんとそこにはここら辺一体のギャングのボス、ミラーその人が。ハゲ頭の中年が玉座に座っている様子に、なんとなくシーザーリージョンのオマージュ的な雰囲気を感じるのは僕だけだろうか。
戦闘になるのかなと思いきや、意外にもミラーは冷静で、ちょっとしたミニクエストを受けることができたり、「仲間に入れてくれ」という選択肢も出てましたねぇ。まぁここで全滅させても問題なさそうだけど、変にバグってしまう可能性もありそうなので、とりあえず放置しておくことにしました。
その他には農家のグールからロンドン中にあるというラクガキを写真に撮ってきてほしいというサブクエストも受けられました。これはもう、Fallout 76のカメラとまったく同じ操作方法です。すげぇ、こんなこともできるんだ…。
このサブクエストは20個の落書きを見つける必要があるのですが、ご丁寧にもちゃんとクエストマーカーで場所が示されるので、収集系クエストといってもかなり難易度は低いですね。ロンドン中をくまなく歩きまわる必要もないのは助かります。っていうかもしマーカーがなかったら完全に投げてます、これ。
このイズリントン、フィールドの広さ自体はそれほどでもないのですが、やたらと壁で通行禁止となっている部分が多く、歩きにくい街となっています。なんか変だなぁなんて思いながら「隔離エリア」という場所に踏み込んだところ、ここから先はトンネル咳が蔓延しており、そのためここに踏み込まないようあらゆるところに壁が作られていたんですね。トンネル咳で死んだ人たちの死体もそこら中に放置されていて、かなりヤバい空気、出てますね。僕はエンジェル駅の中や周辺だけがトンネル咳に汚染されているのかと思っていたのですが、実際にはイズリントンの半分以上がトンネル咳が蔓延する危険地帯という感じ。
このトンネル咳に汚染されたエリアでは常に放射能ダメージを受け、ガスマスクを装備していない場合はすぐにトンネル咳にかかってしまいます。4の輝きの海にも似てますね、グールも結構徘徊しているし。
イズリントンの奥へ奥へと進むと、エンジェル地下鉄駅に到着。そして中に入ると、そこには「感染したブランク・クローン」というクローン人間が次々に襲いかかってきて戦闘に。このクローン人間もまたトンネル咳にかかって正気を失っているってことなんですかね。
地下鉄をしばらく進むと、アサシン教団のようなクソデカシンボルが掲げられたエンジェル・ラボの入口を発見。しかしMr.スマイスは扉を封鎖し、侵入を阻んできました。正面突破は無理ということでさらに地下鉄の奥に進むとラボの裏口を発見、そこから侵入すると
「エンジェル・コンスクリプト」と遭遇し、戦闘に。なんかヘルファイアパワーアーマーみたいなマスクつけてますな。こいつもまたクローン人間らしく、倒すと「クローンの肉」をゲットできます。ヒエッ…。
ここまできたら大体誰でも察しがつくかと思いますが、どうやらこのエンジェル・ラボではクローン技術の研究をしていたみたいですね。この辺りの情報はターミナルのログに書かれていますが、最初は浮浪者やスカベンジャーたちを拉致して(そういう人間であれば問題ないだろうと書かれている)DNAエンジニアなどの科学者たちが実験をし、その後クローン技術の研究者が加わってクローン技術の研究に切り替わっていたようです。
ラボを進むと大きな扉の前に「ハンドスキャナー」があったので手を突っ込むと、扉が開いてさらに奥へ。すると大量の培養ポッドがズラリと並ぶ部屋に出ました。おそらくここでクローン人間が作られているんでしょうねぇ。
そしてこのゲームのスタート時、主人公が培養ポッドに入っていた状態で目覚めたことを考えると、主人公もまたなんらかの理由で作られたクローン人間ではないかと推測できます。だとすると培養ポッドの外から主人公の様子を観察していた科学者たちの台詞の数々もしっくりくるような…。
培養ポッドが敷き詰められた部屋からさらに奥へと進むと、扉を開けるときになぜか自動セーブが発動。「えっ?」と思ったのも束の間、ラボの最奥部で突然時間制限イベントが始まったときには正直ビビった!1分30秒ですかね、突然カウントダウンが始まって、奥の方からガチムチボディのスーパークローン人間が4体ほど突撃してきました。
今回は1発でクリアできましたが、もし時間制限内にクリアできなかった場合はここで強制ゲームオーバーなんですかねぇ…だから自動セーブが働いたのかもしれません。いや〜焦りました、さすがに😅
スーパークローン人間を全員葬り、ラボの奥に設置された仰々しい謎のメカのハンドスキャナーに手を突っ込むと電流が走り、ゲームスタート時に付与された被ダメージ10%増加の永続的なデバフ、「実験用ラット(ラボのネズミ)」がようやく治療されて解除されました。な、長かった…。ともかくこれで強制的に背負わされたデバフがなくなって、本来の戦闘能力を発揮することができるようになりました。
するとここでいつぞやのようにモニターにMr.スマイスが現れて、「ウェストミンスター宮殿に行けばすべてが明らかになる」「私の代わりにロンドンを手に入れろ」と言ってまたどこかへ消え去ります。
まぁ主人公はエンジェルのクローン研究によって生まれたっぽいことは分かりましたが、エンジェルがクローン人間を大量に生産して何を成し遂げようとしたのか、クローンとして作られた主人公に何をさせるつもりだったのかはまだハッキリとは分かりません。スマイスの言う通りにウェストミンスター宮殿に行けば、ロンドンで暗躍していたエンジェルの謎が解けるのかもしれませんな。
というわけでそのウェストミンスター宮殿に行くため、エンジェル・ラボの地下通路を通ってキングス・クロス・セント・パンクラス駅という、ずいぶん長ったらしい名前の駅に行くことになりました。なんでも地下鉄6路線が乗り入れるという、ロンドンでも最大級の駅らしいッスよ、ここ。なんかこういう荒廃した地下鉄駅を経由して次の目的地に行くのって、Fallout 3みたいでいいですね。あとDDS女神転生Ⅱなんかもそうでした。銀座の地下から上野に行ったり、後楽園に行ったり。単に地上を歩くのではなくて地下鉄を使うってのが不気味で面白かったなぁ。
ところでこのエンジェル・ラボで戦ったスーパークローン人間ですが、うち一体が「エンジェルSMG」という武器を持っていました。僕としてはここで初めて手に入れた銃です。
フォールアウトロンドンのエンジェルSMGは弱すぎることを除けばとてもいい銃だね。撃ち心地もリロードアニメも良い。#Fallout4 pic.twitter.com/WZ9N4TiLzJ
— 竹内あきのり (@Aknr_Takeuchi) September 24, 2024
この銃はトレーラーにもチラッと出てたので見覚えがある人も多いかと思います。見た目はかっこいいし、撃ち心地、リロードアニメーション、どれもいい感触です。正直申しましてこれまでLondonに出てきた銃としては一番好きなぐらいです。
でもですね、このエンジェルSMG、どう考えても弱いです。セミオートとフルオートで切り替えられますけど、どっちも弱いという。セミにしてGun Nut4の45口径仕様に換装したとしても、まだコンバットライフルの方がダメージ上っていう。う〜ん。
まぁ爆発レジェンダリー付きのものが手に入れば、それこそバケモノじみた活躍見込めるのかもしれませんけどねぇ…。そんな都合良く手に入るわけないしなぁ。見た目は最高なんですけどね、なんでこんな弱いんだろうw
やっぱスプレー・アンド・プレーのような爆発SMGで無双したいッスよ、みたいな。どこか厳選できるような都合のいい場所があれば厳選やってみたいですね。
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