昨日からゲームパスで配信が始まった、「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルR」を遊んでみました。
伝説の40点ゲー
ジョジョオールスターバトルといえば、2013年にPS3で発売されたのがオリジナルなわけですが、凄かったですね、発売後の炎上ぶりが。
発売前に開発会社の社長でもある松山洋さんが自ら岸辺露伴のコスプレをして、ジョジョファンのケンドーコバヤシと一緒にCPU戦を鑑賞しながらゲームの解説をするという宣伝をやったり、やっぱりある意味一番世間を騒がせたのはファミ通のレビューで40点満点を叩き出してしまったため、「えっ?マジで?」みたいな不穏な空気が流れた中で発売、あまりのできに価格があれよあれよと暴落し、挙げ句の果てにワゴン行きになったことからついたあだ名が「スピードワゴン」…と、シャレにならない結果になったことで有名なゲームの令和版ですね。
このRというのは2022年3月発売なので、発売からおよそ1年でゲームパスに入ったわけですが、ジョジョが来るというのは予想外でした。もっともこれまでバンナムはドラゴンボールやワンピースのゲームもゲームパスに出しているので、今後もジャンプ漫画を原作とするゲームのゲームパス入りは定期的にあるかもしれないですね。
というわけでとりあえず僕が一番好きなジョジョを動かしてみたい、ということで第2部のジョセフを中心にしばらく遊んでいたのですが、確かに原作再現にこだわった動き、ポーズは面白いですね。それこそジャンプしたときなんかも「そういえばこんなポーズあったな」ってぐらいに各キャラに特徴が出ています。
ただ遊んでいて同時に感じたのは、格闘ゲームとしては原作再現にこだわりすぎたが故にトリッキーすぎるようにも思えました。僕自身は子供のときそれこそカプコンのストⅡとか、SNKのKOF94とかが流行った格ゲーブーム直撃世代ですが、そんな中でゲームを遊んでいた人間からしてみると、このゲームのキャラの動きはほぼ全部特殊すぎる印象を受けます。ストⅡで言えばダルシムみたいなクセのあるキャラばかりというか、動きが良くも悪くも素直じゃない、そんな印象を受けますね。
僕は昨年12月にNetflixでジョジョ6部のアニメを完走したし、それこそリアルタイムでジャンプ買ってジョジョを読んでいた身でもあります。なので、ジョジョの再現度という点ではこだわりを感じてそこは面白いのですが、格闘ゲームとしてはかなり特殊かなと。同じくゲームパスで以前遊んだドラゴンボールのゲームの方は、昔ながらの格闘ゲームという感触で、ゲームとしてはあっちの方がとっつきやすかったかなぁと、今回オールスターバトルRを遊んでいて感じました。
それとコマンド技については、今でも昇竜拳コマンドみたいなやつがあるんですね。全体的に見て格闘ゲームとしてはまだ簡単なコマンドかな。ただおっさんと化した人間には、そんな簡単なコマンドでも一覧でズラ〜ッと並べられると、「お、おおぅ…」って感じになってしまうというか。若干キツいですw
まぁでも、せっかくなので一通りの原作バトルは遊んでみようかなと。実績が結構簡単にポンポン解除されるので、実績稼ぎにもいいかもしれません。
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