Xbox Wireが更新され、ゲームパスメンバー向けの新企画「Project Moorcroft」が発表されましたな。
アーリーアクセス
リンク:Xboxが創造する次の20年を見据えたゲーミング プラットフォーム
公式サイトでは日本語訳されたものが掲載されています。
今回の発表ではスマートTVにXboxアプリが登場することや、Microsoft Edgeにおけるクラウドゲーミング機能の強化、さらにはXboxコントローラーを自分好みにカラーリングして注文できるXbox Design Labなどのことについて書かれていますが、個人的に一番気になったのが「Project Moorcroft」ですね。その概要は、
プログラムの正式なリリースは来年中に行われ、リリース時には世界中のインディー開発者が情熱を注ぎ続けているゲーム タイトルのデモ版を特集する予定です。
プログラムに登録している開発者は投稿したデモ版のパフォーマンスをひと目で確認でき、さらにはデモ版を投稿することで報酬を受け取れます。こうした取り組みによって、Xbox では開発者の創造力を全く新しいオーディエンスに向けて提案出来るようになります。
とのことで、ゲームパスユーザー向けに開発中のゲームを公開するという企画のようですね。いわばアーリーアクセス版というやつですか。
ポイントになっているのは「デモ版を投稿することで報酬を受け取れます」という部分ですね。つまりゲームパス向けに出してくれればお金を出しますよ、と。まぁ小さなスタジオからすれば金銭的な負担をそれで埋めることができて、かつユーザーの反応を見れると。ゲームパスユーザーからしてみればアーリーアクセス版とはいえ遊べるゲームの選択肢は増えるし、MSからしてみてもゲームパスのラインナップを増やして宣伝もできる。
最近はSteamでのアーリーアクセス版が話題を呼んで大ヒット、なんてパターンも珍しくないですからねぇ…Microsoftとしてもそういう元気のあるスタジオのゲームをなんとか呼び寄せてゲームパスのウリのひとつにしたいという目論見はあってもおかしくはないですな。
まぁはたしてこの計画にインディースタジオが乗るかどうかは分かりませんが、現在でもゲームパスではチョコチョコとですがアーリーアクセス版のゲームって出ているんですよね。大抵日本語化はされてないですけど(当たり前か)。なのでサービスがスタートしても日本人のユーザーには厳しいところがあるかもしれませんが、それでもこのProject Moorcroftで話題のインディータイトルが気軽に遊べるようになる、体験できるようになるというのであればなかなか面白いことにはなりそうですな。自分に合う・合わないは別として、話題性の高い、最新のゲームに触れられるようになるのは結構大きいですし。そういう活気のある場になってほしいところですね。
僕自身ゲームパスに加入してから結構色んなインディータイトルを遊んできているので(それこそ先月のTrek to Yomiとか)、この企画が無事実装されることを期待してます。
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