アサシンクリード オリジンズ 古代エジプト放浪記 #11 〜アサシン教団の始まり〜

アサシンクリード オリジンズ、1ヶ月半かかりましたが無事ゲームクリアとなりました!

ひとりで片付けさびしいわ〜っと

フラウィウスを倒しアレクサンドリアでアヤと再会すると、そこで待っていたのはアヤとの別れでした(えぇ…)。

バエクとアヤ

「私たちは復讐のために人をあやめすぎた。もう普通の生活には戻れない。結社を追ってローマへ行くわ」みたいなことをアヤが言い出して、ここで別れることになります。奥さんに別れ話を切り出されるとか、バエクも悲しすぎるでしょう…。

バエクは別れることに同意すると、エジプトの守護者・メジャイであることを辞め、「隠れし者」になることを決意します。これがのちのアサシン教団の起源、つまりタイトルの「オリジンズ」に当たるエピソードのようですな。そしてアヤは単身ローマに行き、紀元前44年、結社の長となっていたカエサルを始末することになります。

ローマ

まさか最後の最後でアヤパートになるとは思っていませんでした^^;上の画像がいわばラストダンジョンで、一番奥の建物で開かれている元老院会議に乗り込むことになります。これがまた結構広くて…まぁまっすぐ歩けばすぐですが、当然警備兵がいますのでコソコソ隠れながら進みました。敵の数はそれほどではありませんがなるべく交戦状態にはなりたくないので、きわどい位置の敵にはスリープダーツを撃ち込みながらじっくりと…時間はかかりますがそれが確実ですな。

とはいえこのアヤパート、バエクと違って相棒のセヌが使えないので、敵の配置を把握しにくいのがちょっと難しいですね。いかにセヌが有能か、その存在のありがたさを身に染みて感じますw

カエサルの最期

そして会議に紛れ込みブスリ。アヤの攻撃を見るや、カエサルの独裁に危機感を募らせていたブルータスらが次々に襲いかかり、「ブルータス、お前もか」と、有名な言葉を残してカエサルは生き絶えます。こうしてアヤは名前を「アミュネット」と改め、アサシン教団をローマで作り始めた…というところで、メインクエストは終了しました(バエクも同様にエジプトでアサシン教団を作っているようでした)。なんか、美味しいところをアヤに持って行かれた気がしなくもないエンディングですな。

最後は別れてしまったバエクとアヤですが、レイラパートではバエクのミイラの近くにアヤのミイラも発見されたことから、後々にはまた一緒になったということなのでしょうか?あるいはどちらかが亡くなったあと、一緒に眠りたいと誰かに頼んだため、同じ場所に安置されることになったのか…ちょっと謎が残ったまま終わった感じですね。

ゲームクリアの感想

アサシンクリードⅠ・Ⅱ以来の、久々なアサシンクリードでしたが、とても楽しかったです。率直な感想としては、過去作と比べると随分マイルドになった気がしました。敵に見つかっても意外と簡単に逃げ切ることができますし、サブクエストをこなしているとレベルがどんどん上がってレベル補正で敵をあっさりと倒せたりするんですよね。またⅡのときにあった、「敵に見つかったら一発アウト」といった仕掛けのクエストもなく、想像してたよりは簡単だったなと。僕は難易度ノーマルでプレイしていたのですが、昔に比べると比較的簡単にクリアできる難易度だと感じました。

また全体的には昨今のオープンワールドRPGによくある要素を取り入れて作ったような気がしますね。レベルアップ要素もそうですがサブクエストを豊富に用意し、材料を集めて装備をアップグレードさせたり、自分の好きなようにスキルを成長させて育成に自由度を設けたりと、馴染みやすいシステムと遊びやすい難易度で楽しかったです。ストーリーに関していえばちょっとビターテイストな、切なさの残る終わり方でしょうか。復讐を遂げるもどこか虚しさが残るという、大人向けな内容って印象です。

アレクサンドリア

グラフィック面はとても綺麗で大満足。古代エジプトやギリシア文化を美しく再現した建築物の数々はどこもかしこも素晴らしかった。Xbox One Xのおかげなのか緻密な描写ながらフレームレートも安定していて、バグとかもほとんど遭遇しませんでした。僕が覚えている限りバグった部分は、いつまで経っても戦闘曲が終わらなかったことが1回と、突然「ビーーーーッ!」という音がなってプチフリーズを起こしたことが1回(しばらくしたらゲームが普通に動き始めました)ぐらいで、あとは特に問題がなかったように記憶しています。もっとも僕が買ったのは発売からおよそ一ヶ月後のことですから、それまでのパッチで結構安定性が増していたのかもしれません。

システム的にはセヌを使ってフィールドに散らばる敵の位置情報やお宝の場所を調べることができたり、アニムス・パルスを使って周囲にある調べられる場所を特定できる新システムはとても良かった。遊びやすさ、攻略のしやすさは過去作に比べてだいぶ改良されているなと感じましたね。だからこそ昔に比べるとちょっと簡単かなと感じたのかもしれません。

逆に少し気になったところといえば任意でジャンプができないところとか、倒したはずの警備兵が復活してウザいというところでしょうか。ジャンプができないのは最初戸惑いました。ゲーム中ではジャンプすべきポイントで勝手にジャンプしてくれるのですが、最初は違和感がありました。今でも自由にジャンプさせてくれよって感じはしますw

バエクを探して各地を回る警備兵はいつの間にか全員復活していてちょっと萎えました。倒したあと確認作業までやるというのになぜ復活するのか…コレガワカラナイ。これから砦を攻略しようというときに警備兵が運悪く近くに来てたりすると面倒なので、せめて倒した警備兵の復活はやめてほしかったです…。

ワールドマップ

ちょっとした不満点はあるものの、全体としてはかなり楽しめました。そもそもクリアしたといっても、実のところまだ足を踏み入れていない地域があったりして、まだまだ遊べそうです。地中海、パライトニオン、マルマリカはまったく手つかずのまま終わってしまいました。ゲームクリアには直接関係のない地域も結構あるところがいいですね。これら地域にもクエストはあるでしょうから、DLCが来るまでやり残したサブクエストをこなしておこうと思います。

FFコラボキャンペーン チョコボ

そうそう、クリア後にFFコラボキャンペーンのクエストをクリアしたら、アルテマウェポンやチョコボを貰えました。チョコボのモフモフ感、良いですなw日時計のパズルは単に昼間、柱に備え付けられたクリスタルを矢で撃つだけというパズルとはいえないような仕掛けでちょっと面白みにかけましたが、チョコボが可愛いのでよしとします。しばらくはこのチョコボでエジプトを駆け回り、サブクエストを消化して行くつもりです。

クリア後にセーブデータを確認したところプレイ時間は82時間、いや〜楽しかった。古代エジプトという、現代人からすれば神秘性を感じる世界に興味を持つ方ならかなりお勧めですね。そして来年のDLCも楽しみな一本です!

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