海外メディアによるSTADIAプレイリポート

STADIA コントローラー

Googleが今年の11月からサービスを開始する予定のSTADIAですが、E3で試遊台が設置されたということで、海外メディアがそのプレイリポートを公開しています。

1080p/60fpsは余裕?

リンク:Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」を実際にプレイして見えてきた強みと弱み

Gigazineの翻訳記事によると、ノートPCであるPixelbookとテレビモニター、そしてSTADIA専用のコントローラーでの試遊だったとのこと。ここでちょっと気になってPixelbookについて調べてみたのですが、これはGoogleが現在販売しているChromebookで、構成はCPUは第7世代Core-i5もしくはi7で、メモリは8GBもしくは16GBだそうです。最低構成でも999ドルとなっており、日本のAmazonだとi5/8GBモデルが11万5千円ほどで売られています。結構いい値段するノートPCですねw

この環境で先日ベセスダが発表したばかりの「DOOM Eternal」を遊んでみたところ、1080p/60fpsで動作し、「まったくといっていいほど遅延がない」そうです。ふ〜む、となると現世代のゲームを遊ぶ分には問題はなさそうですね…この他にもSTADIAのローンチソフトにはアサシンクリードオデッセイやディビジョン2もあると発表済みですが、となるとこれらのゲームも1080p/60fpsで遊べるのも疑いはないのかなと。

ただ一方で試遊台ではコントローラーのトラブルに見舞われたそうで、「オンライン対戦が中心のゲームではより頭の痛い問題になるだろう」とのこと。まぁ確かに、肝心なところでコントローラーの入力を受け付けなくなってタコ殴りにされるとか嫌すぎますのでこれはなんとかして欲しいところですな。

ひとつ疑問なのは起動させるデバイスの性能によって動作に影響は出るのかな?という点です。Chromebookには高級なグラボが刺さっているわけじゃないので、それで60fpsで動作するのであれば格安スマホとかでも通信環境さえ安定していれば大丈夫なのかなぁとは思いますが、ちょっと気になるところかなぁなんて感じました。僕のiMacでも1080p/60fpsで遊べるんだろうか?とか。

まぁいずれにしろ日本でのサービス開始はまだまだ先のようですので今から心配しても仕方のないことですが、個人的にはちょっと試してみたいなぁなんて思っています。やっぱり60fpsで遊びたいじゃないですか、どんなゲームであっても。ライフルを撃ちまくるシューティング要素の強いゲームであればなおさらのことで、Xbox One Xでもディビジョン2が30fpsならSTADIAの60fpsで体験してみたいッスよ、みたいな。

ヘタすりゃ次世代プレイステーションやXboxを買う必要がなくなるかもしれないわけで、どういったゲーム体験ができるかを一度でも自分の目で確かめてみる必要はあるよなぁなんて、今のところ考えています。そのぐらいSTADIAが魅力あるサービスになってくれたらそれこそ丁々発止の戦いとなり、ゲーム業界の活性化にも繋がっていいんじゃないかと思うんです。Googleにひっくり返されるかもしれないという危機感が良い意味で刺激となり新しい何かを生み出してくれるんじゃないかなと、僕は一応期待しています。

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