テレビ放送30周年を記念して「鎧伝サムライトルーパー」がHDリマスターされ、12月にブルーレイBOXが発売されるそうですな。
声優ブーム
YouTubeで公開されたSDとHDの画質比較を見ると、恐ろしいまでに色味が違いますねwSDの方は赤というより橙色に近いというか…HDリマスター化することで当時のセル画の魅力をかなり正確に表現できているようになったんだなと感じますね。いやはやこれは凄い。
サムライトルーパーについては土曜の17時半から放送という時間帯で、確かガンダムが放送されていた枠ですね。1988年放送なので、逆襲のシャアが映画で公開されていた頃ですか、ガンダムに一区切りがついた時代ですな。それでなぜサムライがモチーフなのかといえば、聖闘士星矢の人気の影響だというのは、僕も子供ながらに感じたものですwだって少年5人が鎧を装着して敵と戦うって、モロにそれじゃないですか。
ただサムライという純和風をモチーフとしてそこへ「トルーパー」をくっつけるセンスはさすがサンライズというか…今見てもこのネーミングセンスはイッてますね、良い意味で。だって「サムライ」に「トルーパー」ですよ?普通この単語をくっつけようって、思います?シリーズ構成がボトムズの高橋良輔さんですが、これってやっぱり高橋さんのセンスなんですかね。ボトムズは「アーマードトルーパー」ですし。
まぁサムライトルーパーに関しては僕はちょっと見たことがあるという程度で毎回見ていたほどハマってはいなかったのですが、当時はいわゆる「腐」の方面のお姉さんたちに凄い人気だったらしいッスね。キャラクターデザイナーの故・塩山紀生さんが「ファンレターはボトムズより多かった」って、生前語っていました。ご本人は美少年キャラを描いているつもりはなかったとも語っておられましたが、不思議なものですな。分析するとやはり当時の若手声優ブームとの相乗効果もあったとは思いますね、キャラ人気は。特に草尾毅さんと佐々木望さんはその後の活躍も大きかったですし。
それでこのアニメ、監督が池田成さんというのがまた面白いところで、池田さんはのちのガンダムWでも腐方面から絶大な人気を得ることに成功しているんですよね。考えてみるとどちらも美少年5人が主役でっていう。サンライズ的にはサムライトルーパーの成功要素をガンダムにもぶっ込め、とでも要請したんでしょうかねぇ…。やはり腐人気の支持を得られるかどうかって大きいんだなって、改めて感じるところはあります。人気声優と美少年、やっぱりこれは勝利の方程式みたいなもんなんですよ。
しかし30年ですか…ハァ〜(クソデカため息)。これAbemaTVでも記念放送してくれないですかね。コメント欄がかつて同人活動に精を出していた腐の方々で賑わいそうじゃないですか、すっごいカオティックなことになって面白そう。カップリングがどうだのなんだのと、忘れかけていた妄想力を爆発させた暴走コメントで溢れかえりそうで僕は面白いんじゃないかと思うんですけどね。カウボーイビバップが来月1日で終わってしまうので、その後のサンライズ枠がどうなるか楽しみです。来てくれないかなぁ、サムライトルーパー。
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