インディーズゲーム開発支援会社・バカー

βακα

日経新聞の記事を読んでいたら、ニコニコと庵野秀明監督がβακα(バカー)という会社を設立したことを知りました。

10代向け

リンク:カラーとドワンゴが新会社“バカー”を設立

βακαというのはギリシア語で「詰め物」という意味らしいです。記事によれば個人のゲーム開発をサポート、支援する会社とのこと。主に10代向けのゲームコンテンツやスマホゲームとの連携に力点を置いているようですね。まぁスマホが出てから個人でアプリを開発して生計を立てている人も多いですし、スマホの普及率を考えればしばらくは食いっぱぐれのない分野なのかなとも考えられますから、結構人が集まってくるかもしれませんね。10代をメインターゲットにするという明確な方針もいいと思います。

この「10代をメインターゲットにする」という文章を読んで思い出すのは、TV版エヴァンゲリオン放送前に庵野監督が月刊ニュータイプの座談会で「このアニメを見た人が業界に入ってくれるようなものを目指して作っている」と語っていたことです。20数年前の話で果たしてこの目的が成功したのかどうかは僕には分かりませんが、今回βακαの目的を見てなんとなく庵野監督の内に秘める心というか、クリエイターをもっと増やしたいという目標みたいなものは20数年前から今も変わらず持ち続けていそうだな、とは感じました。

ところで役員構成には初期のドラクエや風来のシレンで有名な中村光一さんも相談役として加わるなど、顔ぶれもすごいですね。ここからどんな作品が飛び出してくるのか、面白くなりそうですな。ちなみにβακαではクリエイターだけでなく社員も募集しているそうなので、興味のある方はβακα公式サイトの採用ページをチェックしてみてください。

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