いや〜ビックリしましたね。ソニーとMicrosoftがクラウド分野で提携と電撃的に発表されましたな。
敵はGoogle?
リンク:ソニーとマイクロソフト、戦略的提携を発表。クラウドやゲームストリーミングの共同開発を進める
発表によると、
- Azureにおけるクラウドソリューションの共同開発。
- ソニーのゲームとストリーミングサービスにAzureのデータセンターベースを使用するかの検討。
- 半導体とAIの分野での提携も模索。
とのことで、ゲーム環境も大規模な変動が起こりそうな動きですねぇ。記事の中でも触れられていますが、やはりこの前発表されたGoogleのStadiaとの戦いを考えて協力できるところは協力しようということでしょうか。
まぁStadiaが恐ろしいのは、ChromeをインストールしたデバイスならなんでもOKという柔軟性ですね。PCでも、スマホでも、タブレットでもChromeがインストールされている環境があれば遊べてしまうというのは脅威でしょうな。そこへソニーとMicrosoftがタッグを組んで戦うというのは面白い話だと思います。
ところでソニーもMicrosoftもお互い次世代機の開発は発表済みですが、その次世代機にも影響が出るんでしょうかね。例えばクロスプラットフォームの問題が少しはいい方向に進むのかどうか、とか。これまで色々と問題になってきた部分なだけに気になります。
またこの提携がずっと続いていったと仮定して、例えば10年後とかどうなっているんだろうと。そのときには完全にゲームはクラウドが主流になっているかもしれませんが、そうなったときもプレイステーションとXboxというハードは共存し続けているのか?というのは謎に感じます。もしかしたら共同開発された新ハードが出ているかも、なんて可能性はないのだろうか、とか。
GoogleとAppleのゲームサービス本格参入、そしてソニーとMicrosoftのクラウド提携と、かなり混沌としてきましたが、そうなると任天堂がどう動くのかってのも大きなポイントですね。独自路線で行くのか、どこかと提携するのか…任天堂の動き一つで情勢もまた変わってくるのは間違いないでしょうし、一体この先何が待っているのか、どうなってしまうのか、楽しみですなぁ。
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