ゲームパスで配信中の「添丁の伝説」を遊んでみました。
日本統治時代
添丁の伝説は台湾のインディースタジオが作ったゲームとのことですな。
ゲームの舞台は日清戦争後、日本の統治下にあった台湾が舞台で、台北市の自警団員であったという廖 添丁(りょう てんてい)を操作するというアクションゲームですね。実在した人物だったという話らしいですが、舞台が舞台なだけに日本人が敵として登場してます。なお台湾のゲームだけあって登場人物は台湾の言葉で音声が収録されているほか、日本人のキャラにも一部日本語で音声が入ってます。
とりあえず2時間ほど遊んで2ステージクリアしたのですが、グラフィックはレトロ感がありながらも綺麗で、アクションは軽快。今年発売されたゲームで例えるなら百英雄伝とか、ああいうゲームに近いタイプでしょうか。敵を倒すとお金を落とすのでそれを集めて武器をアップグレードしたり、道端のルンペンにお金を与えると何かもらえたり、といった要素もありました。
またアクションステージではセーブポイントがこまめに設置されていて、セーブすると体力回復と回復アイテムの補充が自動的に行われるところはかなり親切設計で○ですな。個人的にこれはとても良いことだと思います。
それと見ていて面白いのはイベントシーンが漫画風な演出で進むところですね。最初は「中華一番みたいな絵だな」とか感じていたのですが、結構バシバシと場面に合わせた新規カットインの演出が入っていて工夫してるなって。
あとこのゲーム、何気に音楽も良いですね。それこそ最初は中華料理屋で流れているような印象でしたけど、考えてみるとそういう音楽が流れるゲームって珍しいのでは。むしろ新鮮に感じられるというか…僕は嫌いじゃないです。
ただまぁ遊んでいて思ったのは、1ステージが個人的に長すぎるってことですかね。実績一覧を見るとどうやら全部で6ステージしかないみたいなんで、その分1ステージを長くしたってことなのかもしれないですが、う〜ん、ちょっと僕には長いですね。もう少し短くてもよかったかな。アクション自体のテンポはいいので、ダラダラするわけではないんですけど。
この分だとすぐクリアできてしまいそうですが、先日まで遊んでいたペルソナ5Rのような、コッテリとした大作ゲームを遊んだあとだと、むしろこのあっさりさは心地良くもありますね。アクションゲーム好きな方には結構お勧めです。
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