バイオハザード RE:2実況動画増加中

バイオハザード RE:2

カプコンより「バイオハザード RE:2」が発売されたということで、YouTubeではライブ配信が盛況、ニコニコでも実況動画が上がっていますな。僕もちょっと興味はあったのでいくつか見ていました。

D指定、Z指定、そして海外版

この手のゲームで気になるのはやはり規制問題ですね。ましてバイオハザードはゾンビゲーなわけですから当然そこが話題となってしまいます。僕が実況やライブ配信といったのを見ていたのもそれを確認したいというのもありまして、「日本ではD指定とZ指定の2つが用意されているけど海外とどう違うんだ?」というのが気になっていました。

日本のZ指定というのは言うまでもなく「18才以上のみ対象」と定義された区分ですが、実際のところ海外で販売されている「Resident Evil 2(バイオハザード RE:2)」と日本のZ指定版を比較した場合、日本のZ指定ですらも表現規制がかかっているということが分かりました。

海外メディアによる体験版の解析動画でも確認できますが、分かりやすい例としてはシャッターを上げて警官を助けたシーンですね。海外版では臓物がドバドバーっとモロに見えちゃってますが(動画の冒頭)、日本のZ指定は噛みちぎられたような表現で臓物ドバドバはありませんでした。

この他にもZ指定ではヘッドショットを決めても頭部破壊がないとかという情報はTwitterや5ちゃんねるのスレッドで見られますね。頭部破壊ができないのでゾンビを倒しきれたのかどうか分かりづらい、という意見もありました。

発売直後からこうした情報が出てきたせいか、AmazonではPS4/Xbox OneのResident Evil 2が一時売り切れ状態になるなど、北米版を買い求める人が多数出たようです。あらかじめ北米版をダウンロードで予約して買った人たちによると北米版にも日本語が収録されているとのことで、「それなら規制がない方がいい」と、多少面倒でも北米版にしたという人も多そうですな。

とんとんさんのツイートによるとXbox Oneでダウンロード購入するさいは、D指定の方を買うといいみたいですね。日本のストアでD指定を買ったのち、本体を北米仕様に変更して北米ストアからResident Evil 2をダウンロードすれば無事規制のない、しかもちゃんと日本語音声と字幕付きのバイオハザード RE:2を遊べると。

なおZ指定は日本独自の仕様だそうで、北米ストアのResident Evil 2をダウンロードし直すことはできないそうです(5ちゃんねる情報)。なのでXboxユーザーの方で無規制のバイオハザード RE:2を遊びたい人は日本のストアでD指定バージョンを買うか、あるいは最初から北米ストアでResident Evil 2を買うか、というのがいいですね。規制が緩そうと期待してZ指定を買った人は…う〜ん…って感じですが…。

カプコンはモンハンWについても北米版に日本語音声と字幕をつけていてくれましたが、バイオでもそれをやっているとなると、国内のマニア向けに空気読んでくれているのかな?という気がしなくもないですな。僕自身はZ指定で18禁とする以上は規制をしなくていいと考えている人間ですが、まぁそれでもカプコンほどの大企業ともなればいやでも注目を集めて色んなところから色んなクレームとか来そうですからねぇ…なぜかこういうのって、別にゲームを買っているわけではない人、ゲームユーザーではない人たちから「こんなゲームを売るな!」ってクレームが来そうですし。そこは大変じゃないかとは思うし、Z指定でも規制を入れざるを得ないというのは仕方ないのだろうかと思うところもあります。まぁ海外を通して日本のゲームファンも無規制バージョンを遊べるという手段を用意してくれているだけ、良心的と言えるのかなぁ…。

リンク:女子大生がバイオハザードRE:2を実況します!クレア編 Part1

まぁそんな中、僕が見た中で面白かった実況はりゃうかさんの動画ですね。悲鳴あげまくりで良いリアクションしてます。PS4のZ指定でハードコアモードとのことですが、見ているとオリジナルとは序盤の入り方が違うほか、ハードコアというだけあってゾンビが結構タフなようですね。

りゃうかさんはこれまでいくつかのバイオハザードはクリアしているということなんで、序盤こそ死にまくっているようですが、そのうち慣れてなんだかんだでクリアできてしまうのかも。

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