Fallout 4 AE Creation「Old School Cool」など登場

Old School Cool 1

内容

先週は更新がスキップされたFallout 4 AEのCreationですが、今週は新作が出ましたのでいくつかご紹介します。

Old School Cool

Old School Cool 2

まずは1970年代風の家具を40点以上追加するという「Old School Cool」。具体的にはテーブル、ソファー、テレビ、暖炉、カーペット、絵画などが含まれているようです。価格は300クレジット。

オレンジ・白・黄色といった、明るい色、暖色を基調にしており、設置したら部屋の雰囲気が明るくなりそうな家具ですな。作者のKaoruSatouさんはStarfieldでもいくつかCreationを出してましたし、今後はFallout 4向けにまた何か出す可能性もあるかもしれない。

Bard’s NPCs: Names For All

Bard's NPCs: Names For All

「Bard’s NPCs: Names For All」はNPC全員に名前を付与するというCreation。価格は200クレジット。以下、説明文の翻訳です。

概要

味気ない名前にうんざりしてない?Bard’s NPCs: Names For Allは、Fallout 4に登場する名前なしNPCすべてに、ユニークで世界観に合った名前を与えるMOD。名前は1950年代アメリカの実在記録から選ばれていて、フォールアウトのレトロフューチャーな雰囲気にぴったり!

ダイアモンドシティをぶらついても、ミニッツメンと巡回しても、スーパーミュータントの拠点に突入しても、出会うのは「肩書き」じゃなくて「人」になる。

特徴

  • すべての名無しNPCに名前を付与:連邦中の汎用NPCに、固有の名前が与えられる。
  • 派閥に応じた命名:名前は所属派閥に合わせて決定され、プレイヤーがオン/オフを切り替え可能。
  • 肩書きはそのまま:没入感と一貫性を保つため、元の肩書きは維持される。

名前の例:レイダーのクズ ジョン・ベイカー、B.O.S.ナイト スーザン・ホール、ミニッツメン二等兵 フランク・ミラーなど

スムーズな動作:命名アルゴリズムはバックグラウンドで静かに動作。 ただしダイアモンドシティのような大規模エリアでは、すべてのNPCに名前が付くまで1~2分かかることもある。

世界観に合った1950年代風の名前:すべての名前は1950年代の米国国勢調査データに基づいていて、戦前のフォールアウトらしさをキープ。

注意事項

  • バニラ版専用:このバージョンはFallout 4本体のみ対応。DLCやNPCの名前を変更する他MODとの併用は非対応。
  • パフォーマンスへの影響は最小限:エリア読み込み時に一度だけ処理される。
  • フェラル・グールは対象外:意図的に名前は付けられていない。

とのことで、ダイアモンドシティの衛兵にまで名前が付与されるみたいですね。

Fallout 4ってSkyrimに比べると名無しのNPCが多いような印象ですが(むしろSkyrimが異常と言えるのかもしれないですが)、そういうところが味気なくて気になっていた人にはいいのかもしれないですね。

とはいえダイアモンドシティぐらいだと名前が付与されるのに1〜2分かぁ…。ただでさえロード時間が長めのゲームなので、そこはちょっと気になるところかも。

The Survivalists Toolbox

The Survivalists Toolbox

「The Survivalists Toolbox」はフィールドの好きな場所にキャンプを設営できるツールをゲームに追加するCreation。価格は100クレジット。以下、説明文の翻訳です。

サンクチュアリ・ヒルズの地下貯蔵庫から始まる冒険

戦前に活動していたサバイバル集団「SBF」が残した「サバイバリストのツールボックス」を集めていくことで、あなたのキャラクターに新たな選択肢が開かれる。

特徴

  • どこでもキャンプ設営!:小さな野営地から、プレイヤーホームのような本格的な拠点まで、ゲーム内の好きな場所に設置可能。休息や回復はもちろん、自由な場所にクラフト拠点を築けるようになる。
  • サバイバル弾薬作業台の追加:不要な弾薬を分解し、素材を再利用してよく使う8種類の弾薬をクラフトできるようになる。
  • 武器パーツの流用が可能:ある銃のパーツを別の武器に応用する技術を習得!50種類以上の新たな改造オプションが追加される。
  • 試作落ちのPip-Boyスキン15種を追加:“ボツになった試作品”という設定のユニークなスキンが楽しめる。
  • ワークショップに10個の新アイテムを追加:弾薬箱(2種)、医療キット(3種)、合板フロア(4種)、汚れた水用の手押しポンプ(1種)がクラフト可能。
  • 新しい料理レシピを9種追加:サバイバル感あふれる新メニューで食生活も充実。
  • カスタムレジェンダリー武器3種+アンダーアーマー1種を追加:ユニークな性能を持つ装備で戦闘スタイルに幅が出る。
  • サバイバル以外の難易度でも「空きボトルに水を汲む」機能を解放:どんな水源からでも空きボトルに水を汲めるようになる。サバイバルモードじゃなくてもOK。

要はFallout 76のサバイバル要素を部分的に4に移植したって感じみたいですな。100クレジットという安価ながらも結構充実している感じ。不要な弾薬を分解して別の弾薬を作れるという弾薬作業台は便利だろうし、「水を汲む」がサバイバルモード以外でも使えるのは雰囲気高まっていいですね。

サバイバルモードであるかどうかに関係なく、結構楽しく使えるかもしれない。連邦、ファー・ハーバー、ヌカ・ワールドをじっくりと隅々まで歩き回ってゲームを楽しみたい人にはピッタリなのでは。

Vegas Style Dialogue Checks

Vegas Style Dialogue Checks

「Vegas Style Dialogue Checks」は会話の選択肢をNV方式に全面刷新するというCreation。価格は300クレジット。以下、説明文の翻訳です。

カリスマ判定を全面刷新!

バニラのFallout 4に存在する600行以上のカリスマ判定付き会話を、確率ベースではなく、S.P.E.C.I.A.L.ステータスやPerkに基づく判定へと変更!まるでモハビ(New Vegas)風の会話システムへと変化します。

主な変更点

  • すべてのS.P.E.C.I.A.L.ステータスに、少なくとも1つ以上の会話判定が追加:Charismaだけじゃなく、StrengthやIntelligenceあらゆる能力が会話に影響するようになる。
  • 条件を満たした選択肢は黄色でハイライト:成功条件を満たしている選択肢は黄色で表示され、失敗する選択肢は通常のフォントで表示される。

このほかにも特定のPerkが選択肢の判定に使われているそうです。

まぁNew Vegasというかオブシダンのゲームによくある形というか。Avowedなんかもそんな感じでしたね。画像を見ると「PER 3」と出てますけど、どのステータスがどれだけあるから成功するよというのが明確に分かるのはいいですな。導入したらまた違ったプレイになるのは間違いないとは思います。

ですがこれは選択肢が全体的に書き直されているようなものですから、日本版に導入したら選択肢の英語化は免れないかもしれないw

Take Your Time – Quests Dont Autostart

Take Your Time - Quests Dont Autostart

「Take Your Time – Quests Dont Autostart」はクエストの発生をオーバーホールするというCreation。価格は500クレジット。以下、説明文の翻訳です。

概要

NPCの会話をちょっと聞いただけでクエストログがパンパンになるの、うんざりしてませんか? 「ここへ行け」「これをやれ」っていう目的が20個もPip-Boyに並んで、自由な探索が台無し…そんな経験ありますよね?

Take Your Time – Quests Don’t Autostartは、クエストシステムをオーバーホールして、プレイヤー自身に主導権を取り戻すためのMOD。 このMODを導入すると、自分からクエスト提供者に話しかけて、協力を承諾しない限り、クエストはジャーナルに追加されなくなります

NPCの口論を横目に通り過ぎたり、ラジオを聞いたりしても大丈夫。旅のペースは、あくまであなた次第!

真のプレイヤーチョイス

  • 自動開始はもうナシ!:エリアに近づいたり、放送を聞いただけでクエストが始まることはなくなる。クエストを始めるには、自分で会話をして、明確に引き受ける必要がある
  • 派閥も自分で選ぶ:B.O.S.やレールロードなどの派閥クエストも、自分から加入を選ばない限り始まらない。ラジオを聞いただけで「Semper Invicta」が勝手に追加される…なんてことはもうない!

スマートな探索とスッキリUI

  • 「~へ行け」系の目的を削除:「ダイアモンドシティへ行け」みたいな、ただの移動指示だけのクエスト目標は削除される。君は配達ロボじゃない、探検家なんだ!
  • マップマーカーはそのまま:目的地のマーカーはちゃんと追加されるから、クエスト矢印に縛られずに自由に探索できる。

ラディアントクエストの革命

  • ログをスッキリ整理:派閥や居住地などのラディアントクエストはすべて「その他」カテゴリに移動。メインのクエストログは、重要でユニークなクエストだけになる。
  • 連邦内に限定 :「ファー・ハーバーまでおつかい」なんてことはもうなくなる。ラディアントクエスト系のクエストはすべて連邦内に収まるように調整されてる。

プレストン・ガービーがちょっとマシになる

報告した瞬間に新しいクエストを押しつけてくるプレストンにうんざり?

  • プレストンは直接クエストを渡さなくなる。
  • 代わりに、問題が起きている居住地のマップマーカーだけを教えてくれる。
  • クエスト自体は、その場所に行って住民から正式に受けるまで始まらない。

とのことで、価格は500クレジットと高めですが、内容は面白いですね。とにかく「クエスト発生の主導権をプレイヤーに」、というのが徹底されてますな。このゲーム、半ば強制的にスタートしたり、データ欄に追加されるクエストも結構ありますからねぇ…。

初めてプレイするときはそれでいいんですけど、何度も繰り返して遊ぶ人にとってはそれがウザいというか。そんな問題を解決してくれるというCreationということですな。気になる人にはとことん気になる要素をどーにかしてくれるという。

それとガービーが正気になるというのもポイントですねw次々にクエストを押し付けてくるガービーが嫌で自由博物館で封印したままだという人には朗報でしょうし、ミニッツメンロールプレイもこれで遊びやすくなるかも?