昨日発表されました、「劇場版シティーハンター」。最後にアニメ化されたとき(1999年)から数えて実に20年ぶりとなる2019年に公開予定だそう。
XYZ
懐かしいですな、シティーハンター。僕は80年代のジャンプっ子でもありますので、リアルタイムで見ていた世代です。月曜の19時から放送してましたからね、冴羽獠の特技(?)であるモッコリ発言を考えると、よくあの時間帯に放送したもんだなと思いますw
なんでもこの新作劇場版、テレビアニメ版を担当したこだま兼嗣監督、さらに声優は神谷明さんに伊倉一恵さんと、オリジナルメンバーが揃っての制作だそうで…伊倉一恵さんも調べたらもう58歳ですか。シティーハンターのテレビアニメが始まったのがおよそ30年前の1987年ですから、随分時間が経っちゃいましたねぇ。ちなみに僕の中では伊倉一恵さんといえばシティーハンターもですが、天外魔境Ⅱの卍丸なんかも印象深いです。
このシティーハンターはサンライズ制作ですが、当時のサンライズとしては珍しい原作付きアニメだったんですよね。そのあとミスター味っ子とか、意外なところではオバタリアンもサンライズの原作付きアニメだったりします。それはともかくとしてサンライズの原作付きアニメの中では続編や劇場版がかなり長いこと作られた作品で、80年代のサンライズ作品の中ではかなりヒットしたアニメなんじゃないかと思います。それが20年の時を経て復活というのは、感慨深いものがあります。
苦難の時期
シティーハンターのテレビアニメ版は初代が全51話、2が全63話とかなり長い構成になっているのですが、3からは苦労しているのかなというのも子供ながらに感じました。というのも3はたったの13話で終わっちゃいますし、続く「シティーハンター91」も13話で終了。しかも当時は野球中継の視聴率がいい時代で、それがアニメの放送を押しのけて入ってくるもんだから放送も飛び飛びと、視聴者側も「また放送がないのか」って感じで、ガッカリすることも多かったですねw今じゃどうだか知りませんが30年近く前とかはゴールデンタイムの放送はほんと野球中継に押しのけられるのが当たり前のように横行していて、野球中継の延長で深夜放送の番組もズレちゃうしで、そういうテレビ局の都合に翻弄されたのかなって感じはします。
にしてもアレですな、香が登場するってことはのちのエンジェル・ハートとは違う時間軸なんですかね。ビックリしましたよ当時コミックバンチ読んでて香がいきなり故人になっている設定には。僕はその一つ前の「ファミリー・コンポ」も好きで読んでいたのですが、作風もガラッと変えてきて北条先生も随分思い切ったことをするなと思いながら読んでました。そうそう、20年間シティーハンターがアニメ化されなかった理由というのは、そのコミックバンチ創刊のため北条先生が集英社を離れ、権利関係も色々と移ったこととかも関係しているのかなぁなんてちょっと考えたりもしますがどうなんですかねぇ。シティーハンターの最後のアニメ化だったのが1999年、ファミリー・コンポ終了が2000年、コミックバンチ創刊が2001年ですから、裏ではゴタゴタもあったのかなと。
予告PVでは「Get Wild」が流れていますが、劇場版でもエンディングはこれなんでしょうか。ついこの前小室哲哉さんが引退したことが惜しまれます。どうせならTMネットワークの新曲でも当てて欲しかったというか。まぁいずれにせよどうなるのか楽しみです。
最近のコメント