ウィザードリィ外伝DLC「戦闘の監獄」を遊ぶ #01

先日Steamで開催されたコマンドRPGセールでウィザードリィ外伝DLC「戦闘の監獄」を買ったので、遊んでみることにしました。

Switchでも発売予定

ウィザードリィ外伝五つの試練はベースゲーム部分しか買っていなかったので、今回のセールで確保できてよかったです。

ウィザードリィ外伝といえば先月のTGSで来年Switch版が発売されることがアナウンスされたほか、それに合わせてPC版にアップデートも配信予定のようですね。UIとかフォントの変更、QoLの改善やバグ修正など全体的に色々変わるらしいですが、この記事を書いている現在はまだアプデは配信されていません。早く来るといいなぁ。

またSwitch版については通常版と、DLC「慈悲の不在」のダウンロードコードが付いた「コレクターズエディションパッケージ」というのも同時発売だそうですが、「戦闘の監獄」については同梱されておらず、別売りであるところに注意ですな。理由は知りませんが現在のところ「戦闘の監獄」については完全別売りで、Switchでもベースゲームとは別に購入する必要があるようです。

今回久々にプレイするに当たって新たにポートレート（自分で導入できるキャラクターグラフィック）を用意したのですが、これは海外のイラストコミュニティサイト「DeviantArt」内でmatteobenfさんが公開しているAIイラストを拝借しました。

DeviantArtは自由にイラスト投稿ができるほか、有料でのイラスト販売ができるコミュニティサイトです。ですがmatteobenfさんはAIイラストをフリーダウンロード形式で公開しており、サイトの無料会員になれば自由にダウンロードすることが可能です。

matteobenfさんが公開しているAIイラストはファンタジーRPGに適したものが多く、フリーダウンロード可能に指定されていることから、「個人で使う分にはOK」と僕は解釈しました。そこでmatteobenfさんが公開しているAIイラストの中からウィザードリィのキャラクターとして成立しそうなものをダウンロードし、自分でゲーム用に加工して（切り抜いて）ゲームに追加しました。

一体どんなプロンプト（AIに生成の命令として使う呪文）を使っているのか知りませんが、matteobenfさんの公開しているAIイラストはファンタジーRPGに適したものが非常に多く、ウィザードリィ外伝のポートレートで活躍できると思います。興味のある方はmatteobenfさんの公開ページをチェックしてみてください。以下、今回の冒険で使うパーティーを紹介します。

人物名に関しては「欧羅巴人名録」さんを参考にさせてもらい、適当に決めました。

1:人間戦士・男オーレリアン

今回のパーティーのリーダー的存在です。ゆくゆくは君主にする予定です。顔つきがちょっと怖い。

2:ドワーフ戦士・男ヴェンデル

やはり危険な冒険にガチムチ戦士は欠かせない！この人は純粋に戦士としてのみ育てていく予定で、転職の予定はないです。ドワーフならではのタフさに期待。

3:人間侍・女ムサシ

古の剣豪・宮本武蔵が女の子として異世界転生したという設定。

4:ホブ盗賊・女レベッカ

このゲームにおいて盗賊は実質必須クラス。そこはやはり安定のホブ盗賊でしょう。よく見ると指が6本ありますねw

5:ノーム僧侶・女アナスタシア

魔術師っぽい見た目だけどこの人はのちのち司教に転職させる予定。やはりダンジョン内での鑑定は欲しい。

6:エルフ魔術師・女イサベル

モロウィンドよりやってきたダークエルフという設定。なんとなく悪そうな格好をしているけど性格は中立。魔術師一本で育てる予定。

とまぁ、こんな感じッスかね。ウィザードリィ遊ぶときいつもこの初期パーティーには悩むんですが、結局こうなってしまうというか。侍ではなくもう一人魔術師加えた方が序盤は安定するかもとは思うものの…う〜ん、分からん。

それと呪文名もウィザードリィのものに変更しておきました。ベースゲームでも変更はしてたのですが、DLCはDLCで呪文名のファイルを入れておく必要があるみたいです。タイトルに「ウィザードリィ」と付いておきながら呪文名がファイアだのヒールだのってのはどうもしっくりこないので、ここは変更せざるを得ない。

この「戦闘の監獄」である意味最大の特徴と言えるのが、アイテムエンチャントですな。戦闘後の宝箱から拾ったアイテムには確率でステータスボーナス、あるいは攻撃回数増加、魔法効果の付与といったものが付くことがあります（店でもお金を払えばエンチャントは可能）。しかも1つだけでなく2つとか付くこともあり、エンチャントされたアイテムはアイテム欄で色が違う。まさにハクスラゲーですね、これは。

このエンチャントシステムによって人それぞれ、まったく別の装備構成でゲームを楽しめるというのが「戦闘の監獄」の面白さのひとつ、でしょうな。「これ取ったらもう最強」という定番装備がなく、何が最強装備かは人それぞれ違ってしまう。それこそ理想を追い求めたら延々と掘り続ける必要が出てくるわけで。ある意味一生遊べるウィザードリィと言えるのかもしれないですね…。

まぁウィザードリィってアイテム掘りが楽しいゲームでもあるので、こういうシステムとは相性がいいと思います。「戦闘の監獄」自体結構なボリュームがあるらしいので、この秋はじっくりウィザードリィを楽しもうと思います。