PC版エルミナージュ Originalを堪能するぜ #07 異神編(完)

エルミナージュ Original 1

さてPC版のエルミナージュ、3柱の異神たちも倒し終わったので、一旦ここで区切りをつけることにしました。

早くⅡを出してくれ

なんだかんだ言いながらも結局のところ結構遊んでしまったなと。ここまでで60時間ぐらいだったかな、Steamのセールで1300円ほどでしたがずいぶん遊べたなぁって感じ。そして10年ぶり以上だけどやっぱりとても面白いダンジョン探索RPGでした。

エルミナージュ Original 2

まずは前回から引き続き神影討伐ですが、最後の最後で手に入るのがこの常世の蚊帳ですな。加護を得ると消費アイテムが消費されなくなるという、何やらチートめいたアイテムです。

この加護を付けるとしたらもう使用人一択なんですよね。メイドリカバーのアイテムが消費しなくなるので、使用人が死にさえしなければ常に全快を保てるという…。まぁ僕は使用人使わないのでアレなのですが、ここまで頑張った人へのご褒美としてはかなり大きい加護だと思います。2周目やるとしたらいいかもしれない。

エルミナージュ Original 3

そして次はライブラリアンですが、こいつらの何が重要って、倒したあと確認できるテキストですね。本来は倒したモンスターの解説文が読めますがライブラリアンの場合は本編では語られない物語の背景、しかもかなり深く突っ込んだところが断片的に語られていて、なぜ神であったものたちが追放されて異神となったのか、神々が何をしようとしているのかなどがちょっとわかるようになっていて、ある意味では一番大切な部分なのかもしれません。

ただこのライブラリアン、執行者というだけあってどれもものすごく強く、変幻の加護無しじゃ勝てる気がしないですw状態異常、首切りのオンパレードみたいなところあるし、先制して麻痺を叩き込めるかどうかが問題という。ガチでやり合うのであればやっぱり育った君主の法院保護区は必須ですかねぇ。

エルミナージュ Original 4

そしてライブラリアンを葬ったあとは異神との戦いになりますが、この神様たちは簡単に言えば派閥争いに負けて追放されちゃったって形ですっけ。オルセスなんかはデーハインに主席の座を奪われた、みたいなこと書かれてますし。そしてⅡのラスボスのウルナの生みの親がオルセスだったかな。まぁこの辺りの事情はⅡの方がテキストが充実してたような…いやぁ、Ⅱも早くPCに移植されないかなぁ。

…にしても考えてみると、続編が作れるかどうかなんて分からない第1作目でよくこんなに設定作り込んで詰め込んだものだなって思います。

エルミナージュ Original 5

というわけで隠しボス的な扱いである神影、ライブラリアン、そして異神を全部倒したので、とりあえずここでエルミナージュ Originalはお終い。真アイロークはまた次やる機会があるときにでも挑戦してみようかな。侍育てるかサリジャナ様がいないと話にならなかったような気がするけどw

エルミナージュシリーズは2010年前後に出ていたダンジョン探索RPGの中では抜群に面白いゲームじゃないかなと思っています。小宮山さんが会社辞めて、その後に出たゴシックだのアメノミハシラだのは完全にコケてシリーズは死にましたが、せめてⅢまではPCに移植してもらって、これからも長く遊べるゲームにしてもらいたいところです。自分の好きな絵を顔グラとして設定できるフェイスロード、そして音楽を差し替えられるサウンドロードも楽しいので、僕はお勧めの一本です。

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