Kindle版の真・女神転生3攻略本を買ってみた

Kindle版 真・女神転生3 攻略本 1

AmazonのKindleで販売中の真・女神転生3 HDリマスター攻略本「公式パーフェクトガイド」を買ってみました。

攻略本もデジタルで

もうちょっとで真・女神転生3もクリアなのですが、このタイミングで2020年に発売された攻略本を買ってみました。ただ買ったのは、タイトルにもありますようにKindle版、つまり電子書籍となります。

真・女神転生3の攻略本についてはPS2時代に出たものを昔一冊持っていたのですが、何かのおりに処分してしまっており、今更ながら後悔していましたwそこでAmazonを見てみたところ、HDリマスターの攻略本を見つけたのですが、本来の「本」として購入する場合は2,420円なところ、Kindleの電子書籍として購入する場合は半額の1,210円と安かったので購入を決定。早速読んでみました。

まぁ最近は攻略本を買うよりネットの攻略サイトで済ますという方も多いと思いますし、実際大抵の情報はそれで十分なんですよね。ただ僕は真・女神転生3については、手元で悪魔の情報やダンジョンマップを確認できた方がいいかなと思ったし、一つの参考資料として確保しておきたいというのもあり、今回購入した次第です。

Kindle版 真・女神転生3 攻略本 2

Kindleについては、僕はiPadのアプリで読んでいます。購入前にサンプルをダウンロードでき、自分のデバイスで実際どのように見えるのかを確認できますので、まずはそれで読み心地を確認した方がいいと思います。Amazonの商品ページにも「この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません」と注意書きが書かれていますので、自分の環境で攻略本として使えるものかどうかを確認する上でも、まずはサンプルをお使いのデバイスにダウンロードしてみることを強くお勧めします。

で、サッと全体的に読んでみた感想を、とりあえず感じたまま箇条書きで述べてみたいと思います。

良かったところ

  1. ゲームシステム、各エリア、各ダンジョンで細かく目次が分類されていてメニューよりすぐに飛べる。
  2. ダンジョン攻略ページに出現する悪魔の一覧だけでなくその防御相性も併記されている。
  3. 悪魔データとマガタマデータに各属性に対する具体的な数値が併記されている。

まず1については目的のダンジョンマップにすぐに飛べるという点で非常に便利です。このダンジョンマップには宝箱の位置、その中身、そしてワープギミックやパズルの攻略法も掲載されています。

真・女神転生3は複数のダンジョンに何かしらの特殊なギミックが実装されていますが、それの最短攻略手順もちゃんと紹介されているのは助かりました。また「宝箱の方向に行きたいのであれば」とか、「進行ルートは」とか、目的別にもちゃんと分類されてギミック攻略が書かれているので、頭がこんがらないのも◯。この点は比較的丁寧に解説されていると思います。

そして2の出現悪魔一覧については、防御相性も併記されているおかげでいちいち悪魔データセクションに移動することなく大まかな情報を知り得るのが便利で良いです。おかげでサッと調べてすぐにゲームに戻れます。

最後の3についてはPS2時代の攻略本には書かれていなかったデータな気がします。例えば魔神ヴィシュヌであればゲーム上では「全般的に強い」とあるものの、具体的に何にどう強いのかはゲーム上で確認できません。しかし攻略本には各属性に対する数値がそれぞれ記載されており、何がどの程度効くのか分かりやすいです。

イマイチなところ

  1. シナリオ分岐に関わる選択肢の解説が詳細ではない。
  2. どの宝箱に何が入っているのか、個別の情報が書かれていない。
  3. 悪魔合体の逆引き的な解説が少ない。

逆にイマイチに感じたのが上記の点です。まず1については例えばアマラ経絡2の影の男の質問で例を挙げると、イベント解説のチャートページには「4つある質問は、すべてムスビに偏るか変化なしか決めるコトワリ質問」と重要な選択肢であることを説明しているものの、その4つの質問の個別の内容については触れられていません。同じくアマラ経絡2の攻略ページを読んでも、「コトワリを左右する質問を受ける」と書かれてはあっても、質問の内容自体は書かれていません。

他のイベントについても「コトワリを左右する質問あり」とか「こうすればコトワリに変化なし」といったザックリとした紹介にとどまっており、なぜかそれほど詳細に書かれていないのはちょっと気になったかな。まぁ真3は極端な話、ついていきたい人には肯定、そうじゃない人には否定だけしていればいいのでそれほど分岐自体は難しくないですが、それにしてももうちょっと詳しく解説してもいいんじゃないかと思いました。

次に2ですが、これは個人的に一番ガッカリなポイントでした。ダンジョン攻略ページには宝箱の位置と中身の一覧は掲載されているものの、どの宝箱にどれが入っているかまでは分からないんです。「宝箱1」とか、宝箱ひとつひとつにナンバーを振って、中身一覧とリンクさせてくれれば良かっただけの話だと思うんですけど…。これじゃ結局全部宝箱取りに行かないと分からないじゃないか!と思ってしまうのです。まぁ、なんであれ取りに行くけどwでもここはもっとしっかりやって欲しかったなぁ。

そして3については、一部は例として書かれているものもありますが、さすがにすべての悪魔に対しては書かれていないですね。ページの都合もあったのかもしれないですが、一例だけでいいのですべての悪魔に対して欲しかったところです。

気になったのはこんな感じです。全体的な総合評価としては、細かな不満点がちょっとあったにせよ、僕は十分使える攻略本だと思いました。やっぱり手元ですぐ調べられる攻略本はあればあったで便利だと思います。電子書籍なので重くもないし、細かな目次で結構ジャンプしやすいのも助かりました。

実際に手に取る本も良さはありますが、こうして電子書籍としてデバイスに収められるというのも便利で悪くないですね。ただ情報量が多いだけに字は細かく、スマホで見るのには向いていないです。iPadのようなタブレット端末や、PCのKindleアプリで見るとかじゃないとむしろイライラしそう。ゲーミングPCで遊んでいる人はデュアルディスプレイにして片画面にこの攻略本を表示させながら遊ぶってのがベターかもしれません。

電子書籍でも攻略本ならではの画像と文章量は変わらず楽しめますので、個人的には買って良かったと思っています(本で買うより安かったし)。真・女神転生3の攻略本が欲しいという方にはお勧めですね。

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