剣と魔法のオープンワールドRPG「Enshrouded」を遊ぶ #07(クリア)

Enshrouded 1

現在アーリーアクセス中のEnshrouded、とりあえず現段階の実装範囲ではおおよそ遊び終わったので、ここでひとまず終了ということにしました。

80時間

Enshroudedはまだアーリーアクセスのゲームということで価格は3,400円ほどですが、プレイ時間を確認したら今日までで約80時間ほど遊んでいました。この価格でこの長時間遊べるってのは、コスパという意味ではかなりいいですね。

Enshrouded 2

今日は最強のグライダーであるゴーストグライダーを入手し、キンドルウェイストの尖塔をクリアして終了ということにしました。キンドルウェイストの尖塔は最後の尖塔のわりにそんなに難しくなかったかな?ノマド高地とかの方が厄介だったような印象があります。

ゲームの感想はめっちゃ面白かったです。正直最初はアーリーアクセスのゲームだから…と多少ナメていたところもあったのですが、クオリティは現段階でも高く、ボリュームもかなりある良ゲーでした。以前も書きましたが、良い意味で価格と内容が合っていないと思わせられたゲームです。

このゲームは探索中心のアクションサバイバルという構成となっていますが、他のサバイバルゲーと比べて僕が気に入った点については以下の3点が挙げられます。

  1. 武器に耐久値は設定されているが修理に材料を要求されない。また作業台にアクティベートすると手持ちの武器を一括で即時修理できる。
  2. 食料に「腐る」という概念がない。そのため作ったものを放っておいても無駄にならない。
  3. プレイヤーのインベントリは「所持数」は設定されているが(バッグで拡張可能)、「所持重量」という概念がないのでストレスが少ない。

なんかこう、いずれも既存のサバイバルゲームだと「だんだんと面倒になってくるところ」が、かなりヌルめに設計されているんですね。なので面倒くさがり屋な僕でも最後まで遊びきれた、という感じです。

通常であればプレイの足かせになるというか、ことあるごとに迫られる取捨選択の要素が極力省かれているって感じですかね。武器修理のためにジャンクを保存しておかなければならない、でも所持重量に限界があるからある程度捨てなければならない、食べ物は持ち歩く必要があるけど腐りそうだから大量に作るのは損…とか、そういうアイテム周りの面倒ごとがずいぶん少ないところがよかったです。だからこれに悩むことがほとんどない分、探索やクラフトに集中しやすくなる。

それとこのゲームではプレイヤーが死ぬとその場にアイテムを落としますが、これ自体はほかのサバイバルゲームでもよくある要素ではあるものの、装備品や食料、ポーションといった類のものは落とさないところもよかった。落とすのは丸太とか土とか、何度でも拾える、採取できるものに限っているので、死んでもリカバリーが比較的楽…というか、諦めがつきやすいw「まぁわざわざ取りに行く必要もないか」ってな感じで次に行けてしまう。

武器も防具も容赦なく全部落としてしまうマイクラとかよりかなり楽なので、サバイバルゲームとして見た場合は随分ヌルい設計であるところが、僕にはむしろちょうどよかった。「面倒くさくないサバイバルゲーム」であるところが気に入りました。

逆にこれはもうちょっとどうにかしてほしいなぁと思ったのは、まずゲーム終盤はお金が余りまくることですね。一応武器強化をするにはお金が必要ですが、それしか使い道がなく、最終的にはすごく余ります。防具も強化できるようにするとか、商人NPCを配置してお金でクラフト材料や食べ物を買えるようにするとか…もうちょっと「お金を集める意味」がほしかったところ。

それとラスボス的な存在が今のところ実装されていないため、なんか盛り上がりに欠けるというのもあるかなぁ。一応エリアごとにボスは配置されていますが、シナリオの最後を飾る大トリは欲しかった。

モンスターについても数そのものが少ないので、今後のアップデートの中で少しでも増やしていってもらえれば、とは思います。ただモンスター個々の動きは結構よくできていて、どいつも一癖ある感じなのはよかった。

総合的に見て、現段階でもかなりデキのいいゲームだと思います。じゃなきゃ、80時間近くも遊ばない。ゲーム起動時とファストトラベルしたときぐらいしかロード画面がないので没入感が途切れにくく、それも熱中できた要因かもしれません。この価格でこれほどのボリュームは、僕としてはほんと、大満足な一本でした。

まぁこれからはアップデート情報はチェックしますが、ゲームプレイはしばらくお休みですね。色んなものがさらに詰め込まれて「昔よりガラッと変わったぞ」という評判が聞こえてきたころにまた遊びなおしてみたいです。そのころにはほどよく内容も忘れてそうですし、また楽しく遊べるんじゃないかなと。マルチプレイもできるゲームなので(サーバー立ててやっている人は結構いる)、そこにも今後何かしら変化があることを期待したいですね。探索要素重視のRPGが好きな方はぜひ遊んでみてください。

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