初めてのFallout3！ #07 〜フォークス〜

G.E.C.K.を手に入れるべくVault87へと続く洞窟、リトル・ランプライトへ。中に入ると待ち構えていたのはあのマクレディ！このときはまだ少年ですが、後々4で大人になって出てくることを考えると、なんだか嬉しくなっちゃいますね。

ムンゴ

Fallout4でマクレディが大人になったら出ていかなければならない街に住んでいたというのは本人から聞かされていましたが、こういう形で出会うことになるとは…。このリトル・ランプライトでは現在マクレディが市長で、色々仕切っているほか、店もありました。ただ洞窟の中なので常に薄暗く、こんなところに年中いたらあっという間に目が悪くなりそうですw

マクレディ市長の話によれば食糧事情の問題で大人になったらこの洞窟から出ていかなきゃならないしきたりがあるのだとか。なるほど、ただでさえ危険で不安定な世界…口減らしというのも致し方ないというところですな。そしてこのリトル・ランプライトからVault87まではずっとスーパーミュータントとの戦闘が続きました。とにかくどこもかしこもスパミュだらけ。タフだし攻撃力は高いしさすがに疲れてきますね。

さてそのVault87なのですが、スーパーミュータントだらけになっているのには理由があって、ここにあるターミナルの記録を読むとどうやらここではFEVの実験を行っていたようなんですね。記録には「FEVを打たれると男も女も無性化する」とあり、「精神が不安定な状態に陥った被験者は強制処分」、ともありました。ひえっ…。Vaul-Tec社の外道ぶりが改めて浮き彫りになりますなぁw本当に人間をモルモット程度としか見ていない感じ。あ〜ヤダヤダ。

そんな監獄のごときVault87ですが、その中に一人、主人公と意思疎通を交わせるスーパーミュータントが監禁されていました。名前はフォークスといって、Vaultにおさめられていた情報で読み書きを覚え、他のスーパーミュータントたちとは大きく違う知性を得ることに成功したとのこと。曰くG.E.C.K.が保管されているチャンバーは放射能濃度が特に高く人間が行くのは不可能だから、助け出してくれれば手伝う、と取引をしてきました。ここは素直に従いましょうということでフォークスを解放します。

このフォークス、見た目は他のスーパーミュータント同様ですが知性は人間と同程度か、部分的にはそれ以上なぐらい賢いようですな。4にも意思疎通が可能なスーパーミュータントとしてストロングがいましたが、ああいうカタコトの言葉ではなくて完全に会話が成立するレベルのキャラクターでしかも強い。後ろからついて行くと出てくるスーパーミュータントどもを片っ端から粉砕していきます。これはいいなぁ。ストロングはおバカ可愛いって感じでしたが、フォークスは頼れる兄貴って感じですね。

無事フォークスの手助けでG.E.C.K.を入手しますが、帰る途中、エンクレイヴのオータム大佐がVault87に乗り込んできて、主人公は拘束された上にG.E.C.K.を強奪されてしまいます。いや…防護スーツもなしに一体どうやってここへ…ベルチバードできたといってもちょっと無理があるような…。そして拘束されてのちレイブン・ロックというエンクレイヴの本拠地に連れて行かれ、そこで「大統領」なる人物と会うことになります。

正確にはエデン大統領という名前ですが…東方不敗？あ、いやいやなんでもないです。

とにかく、この大統領より「新しい世界を作るため手を組まないか？」と話を持ちかけられます。この大統領、米国臨時政府の設備の一つで、歴代大統領の記録を読み込むうちに自我を持ったのだとか。なんかこういう自我を持つコンピューターネタ、昔何かの映画か小説であったなぁなんてところですが…そのためには改良型FEVなるものを浄化装置に入れ、スーパーミュータントやグールを地上から消し去れ、と命令されます。タイダルベイスン一帯の水質を強制的に変化させて飲んだ生物を殲滅する、ということでしょうか。まぁワシントンD.C.にもうじゃうじゃいますからねぇ。

しかしオータム大佐はこの作戦に反対しているようで、エンクレイヴは一枚岩ではないようですね。大佐は大統領の命令を無視してエンクレイヴの兵士たちに主人公攻撃命令を出してきたため、仕方なく戦いながら出口へ向かいます。すると…。

「おお、友よ！」と、出口で待っていたのはVault87で別れたっきりだったフォークス！彼はガトリングガンを持って武装し、主人公を追ってここまできたと言います。な、なんて義理堅たいというか聖人としか思えぬ行動力ですw主人公のピンチに危険をかえりみず駆けつける…Vaultの中で少年ジャンプでも読み漁って感化されちゃったのかな？ともかく予想だにしない胸熱な展開ですぞ。フォークス…お前、漢（おとこ）だぜ…！