2周目のスターフィールド、やっとUCヴィジランスのシナリオをヴィジランス側でクリアしました。結構長かったなぁ(この記事にはネタバレがあります)。
頃しはいかんで
UCヴィジランスのシナリオはイカンデ司令官より紅の艦隊にスパイとして潜入させられ、「クリクスの遺産」を追うという内容ですな。1周目では紅の艦隊に入るテストまでは終わらせていたのですが、その後放置したままゲーム自体をクリアしちゃったので、今回2周目にしてしっかり遊んでみました。
このシナリオではスパイとして紅の艦隊に潜り込み、紅の艦隊のルーキーとして行動することになりますが、しかし同時にイカンデ司令官から「判断は任せるけどミッション中の頃しはいかんで(イカンデだけに)」と言われます。実際ミッションの中で犠牲者を出すとイカンデ司令官にめっちゃ怒られるんですよねwなのでこのシナリオ中は交渉相手をヘタに怒らせて戦闘にならないよう、スターボーンのパワーである「予知」を使い、選択肢の結果を吟味しつつ慎重に進めました。
このシナリオでの一連のミッションでちょっと意外だったのは、潜入とか犯罪の証拠集めといったものが非常に多かった点です。基本紅の艦隊のリーダーであるデルガドより命令を受けて各地へ赴くわけですが、別に他人を襲って奪ってこいってわけでもないんですよね。それこそ現地の協力者と一緒にターゲットをゆすれるような情報を集めて脅すみたいな。もちろん海賊らしく攻撃して奪うという選択肢もちょいちょい出てくるものの、イカンデ司令官に「頃しはいかんで」と釘を刺されているように、あくまでそれは最終手段という感じ。それこそSkyrimでいうところの盗賊ギルドクエストっぽいと言えるかもしれません。実際戦闘があるのは最初と最後ぐらいなもんでした。
で、ミッションの中でクリクスの遺産を回収した段階でUCヴィジランスに遺産を渡すか、あるいは紅の艦隊に渡すかの2択となり、僕は今回UCヴィジランス側を選んで紅の艦隊を全滅させました。まぁ紅の艦隊は癖のあるNPCが揃っていて面白い集団ではあるんですけどね。基本は金!金!金!という金がすべてな人間の集まりですが、そのリーダーであるデルガドはクリクスの遺産を使って紅の艦隊の結束を強いものにしたいという野望を持っているし、なんか憎めないところもある。
ただUCヴィジランスに遺産を渡したあとは紅の艦隊の拠点であるキーに総攻撃を仕掛け、宇宙戦で防御網を崩壊させたのち拠点の中にいるメンバーを倒すことになる、と。メカニックマンのジャスミンとか好きだったんですけどねぇ。攻撃されたのでやらざるを得ませんでした。ここら辺はFallout 4のB.O.S.とインスティチュートの最終決戦の流れに似てますな。顔見知りのキャラを次々を倒していかなければならないというあの物悲しさがまさに。
でも金庫番のシンヤと、やけくそで自爆装置を起動させたデルガドは一応死なせず逮捕することもできるんですよね。シンヤについては単に選択肢を選ぶだけですが、デルガドは難しいけど説得可能なので、僕は今回は生存させました。っていうかまぁ、偶然説得が成功してしまっただけなんですけど。キーに乗り込んだときは戦う気だったんですけどね。説得できるの知らなかったし。まぁラスボスすら説得で戦闘を回避できるゲームなので、なるべく死者を出したくないという人は序盤から説得を上げておくのもいいと思います。
そして紅の艦隊を鎮圧したのち25万クレジットゲットと、報酬はかなりのものですね、このシナリオ。新たな宇宙船を買う資金にしたいと思います。
ちなみにシナリオの中で証拠を集めて通報すると何人かのNPCは営倉送りにすることができ、背景事情を聞くこともできます。単にシナリオを終えたらサヨナラってわけじゃないところも面白いですな。じっくり証拠を集めて回るのは大変ですが、隅々までスターフィールドの世界を堪能したいという方はNPCを頃しはせず、やるっきゃないですね。
今回は紅の艦隊を潰す方向で進めましたが、いずれまたこのシナリオをやり直すことがあったときはUCヴィジランスと敵対するルートを選ぶのも面白いかもしれません…が、UCと敵対するわけだからUCの勢力下にある都市に入るときとか面倒なことになってしまうのだろうか。なんかちょっとそう考えると躊躇しますね。普通に考えたら単に犯罪者の仲間入りだしなぁ。まぁでもいずれはやってみたいところです。
うぉっとと
ちょうど昨日メインクエで収集癖のある船長からアーティファクトをパクって500賞金かけられて紅の艦隊を始めたばかりだったので慌ててスクロールしました。
企業系のwiki除くとこちらはかなり上位にいらっしゃるものですから、ネタバレ注意表記いただいた方が親切かもしれませんね
では9月いっぱいまではそうしておきます。