さて本日ゲームパスの4月後半のラインナップが出たわけですが、その中から「Turnip Boy Commits Tax Evasion」を遊んでみました。
ゆるふわアクションゲーム
Turnip Boyの開発はSnoozy Kazooという、マサチューセッツ州にあるという会社とのこと。2021年にSteamとSwitch(海外のみ)で発売されていますが、Steamの販売ページを見ても日本語は今のところサポートされていないそうですので、今回Xboxに移植されるにあたって初めて公式に日本語がサポートされた?みたいですな。
ゲームの内容はトレーラーを見るとアクションらしいということぐらいしか分かりませんが、実際にはアクション+簡単なパズルで、2Dドット絵で構成されたレトロ感も感じられるゲームでした。ちなみにこのトレーラー、よく見るとラスボスも出てますねw
主人公はカブボーイというカブで、納税の義務を果たせなかったがために家を差し押さえられ、ベジ村のオニオン村長にこき使われるはめになるというストーリー。なんだか脱力してしまうストーリーなだけでなく、登場人物が全員野菜、あるいは果物で、しかも見た目がゆるキャラ系という、まぁある意味ではキッズでもとっつきやすいゲームと言えましょう。
ゲームはSFCのゼルダの伝説チック、というところかなぁ。剣を振って敵を倒す、爆弾を障害物にぶつける、ワープを駆使してアイテムを運ぶとか、そうしたアクションでダンジョンを攻略していくゲームで、しかもそれほど難しくもなく、見た目同様ゆるいゲームでした。またアクションゲームが苦手な人のために「ダメージ倍率アップ」や「無敵モード」が用意されており、極端な話、どんなにアクションが下手な人でもパズルさえ解ければクリアできます。
ボリュームもそれほど多くはなく、僕は2時間2分でクリアしました。それでいて1周しただけで実績を650点解除できたので、お手軽に実績稼ぎもできてしまうゲームで僕は結構楽しめましたねぇ。ゆるく、軽く、サクッとクリアできる…僕は嫌いじゃないですね、こういうの。2Dといってもビジュアル自体はとても綺麗ですし、誰でも楽しめるいいゲームじゃないかな。
各キャラクターの台詞はどちらかと言えばシュールな方向性で、日本のゲームで言えばどことなくマザーシリーズに通じるところがあるかも…あのノリが嫌いじゃなければこのゲームもいけると思いますね。なんつったって僕ですら2時間でクリアできちゃうぐらいでしたし、世界観が気に入れば楽しめると思いますぜ。
難点をひとつ挙げるなら、部分的に日本語訳されたテキストにおかしなところがあるってことかなぁ…まぁでも、壊滅的に何を言っているのかよくわからない、という部分はないと思います。コッテリとしたゲームばかりやってて胃もたれ気味だった、という方にも軽い気持ちで遊んでみていただきたいゲームですね。
最近のコメント