Fallout 4&76 クラウドでも60fps動作に

Xbox Cloud Gaming

先日のXbox発売20周年記念日より、Xbox Cloud GamingにおいてもFallout 4と76が60fpsで動作するようになったとのことでしたので試してみました。

カジュアルに楽しむならこれで十分?

Xbox Cloud Gamingが一般向けにも大々的に解放されたのが10月1日のことでしたが、このときはiMacやiPadから動かしてみたものの、そこそこ遅延を感じるというのが正直な感想ではありました。

Xbox Cloud Gaming (Beta)1

Xbox Cloud Gaming (Beta)を試してみたゾ

2021年10月1日

あれから1ヶ月経ったわけですが、今回Fallout 4と76がクラウドでも60fpsで動くようになったとのことでしたので改めてiMacの標準ブラウザであるSafariから76を起動してみたところ、パフォーマンスがびっくりするぐらい改善されており、確かに60fpsでヌルヌル動いてくれていましたね。

具体的には画質面、それからコントローラー接続した場合のレスポンスが大幅に改善されたと感じます。聞くところによるとAndroidで配信されている専用アプリからだとかなり快適らしいのですが、Appleはそれを許していないんですよね、今のところ。なのでAppleユーザーはSafariから起動するしかないのですが、それでも現状としては以前に比べてかなり遊びやすくなったと感じました。

またさらに本日からXbox One、Xbox Seriesユーザーに向けてもクラウド起動機能が解放されたとのことですので、前世代機であるXbox Oneにおいても実質Falloutが60fpsで遊べるようになったと言えます。ゲームパスに入っているという前提ではありますが、革新的なことではありますねwなにせXbox One X含めて前世代機では30fpsが限度だったわけで(しかもそもそも30fpsを保つことも難しめではあった)、それがこうしてクラウドを通じて60fpsで遊べるようになったというのは技術の進歩を感じますな。Microsoftの技術者はほんと頑張ってますねぇ…。

もちろんMODを入れて遊びたいとかガッツリやりこみたいという人はPCを買うなりXboxを買うなりで環境を整えてくださいという話ですが、サラッとカジュアルに楽しみたいという場合でもスマホや仕事用のノートPCから60fpsで快適に遊べてしまう環境になったわけで、これはこれでいいことなんじゃないかと思います。来年のちょうど今頃発売されているであろうStarfieldもゲームパス対応ですから、別にゲーム用のデバイスでなくとも気軽に楽しむことができそうですね。

Microsoftのゲーム事業に対する力点は間違いなくゲームパスというサービスを売ることであり、そこが任天堂やソニーとは大きく異なるところですな。今後もクラウド技術の向上でゲームライフにどのような変化をもたらしてくれるのか、楽しみです。

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