Xbox版デス・ストランディングをクリア

デスストランディング 1

昨年11月にXboxでも発売されて買ったまま積んでいたデス・ストランディング、今日クリアしました。

38時間

エンディングロールが終わって最後の実績取った時点でクリアタイムが表示されますが、約38時間でした。プレイ中はそこまで時間がかかっていたような印象はなかったのですが、こうして実際の数字出されると結構長いゲームですね。

デスストランディング 2

とりあえずゲームを終えた感想を率直に言わせてもらうと、まずグラフィック面はとんでもなく綺麗で、それでいて処理落ちもなく最後の最後まで60fpsが保てていたところはめちゃくちゃ良かったです。元々PS4で発売されたゲームですが、Xbox向けにも手抜きなくチューニングしてくれているのが伝わってきたというか。

ストーリーもママーのエピソードあたりから盛り上がりもよく、続きが気になってどんどんハマった感じ。ただ最後の方はほとんどボタン押してるだけというか、話を聞いてるだけで1時間以上時間がかかっているし、なぜかエンディングロールを2回見せられる(しかも飛ばせない)のはゲームとしてどうなんだったって思いましたw1回ならまだ分かるけど2回て…。

でもほんとストーリーはよくできていたと思います。特にダイハードマンとクリフ、そしてサム、アメリの関係が明らかになってちゃんとオチもつくところが良かった。変にぼかして終わりとかそういうのがなくて。結構スッキリとした終わり方なのは好きですね。あと最後みんなが集まってサムをビーチに送り出すとか友情を描く展開も良かった。脚本はうまかったと思います。

デスストランディング 3

このゲームは基本シングルプレイですが、カイラル通信が繋がったエリアでは他のプレイヤーさんの立てた看板や施設、階段といったものが可視化されて使えるようになるのも面白く、特に国道復旧という要素はいいアイデアだったと思います。僕もいくつかの国道の復旧に参加しましたが、国道が復旧すると攻略がめちゃくちゃ楽になるだけでなく、ゲームにログインしたときに「復旧した国道を利用した人がいる」って通知が来ていいねがもらえるのとか、地味に嬉しかった。

デスストランディング 4

それと「これどーやって進めばいいんだ?」って道のりの中で、周りを見渡してみたら看板立ててそれとなく「進める道」を案内してくれている人とか、笑っちゃうけどめっちゃ助かって面白かった。もうすでに誰かが橋をかけていたり、梯子を置いててくれたり、シングルプレイゲームなんだけどオンライン要素も楽しめる、個人的にこれまで遊んだことのないゲームデザインだった気がします。

デスストランディング 5

とはいえ…ゲームの中盤からは修行のようなゲームだった印象もあり、やや人を選ぶゲームという面もあるかなって感じ。特にこの雪山登山を何度もすることになるハートマン編あたりは本当にしんどい。一応段々と雪山を歩くのが楽になる装備も出てくるとはいえ、往復させられるとなるとねぇ…。途中BTも出てくるのでさらに面倒さも加わるという。ほんとここら辺は忍耐力を要する修行のような感じだった。

雪の質感なんかは素晴らしく、「この雪のグラフィックでスカイリムできたら最高だろうな」とか呑気なこと考えてやっていましたが、そうでも考えて気を紛らわせないとやってられなかったですね。ほんと面倒で。ここで投げた人もいるんじゃないですかね。この雪山往復登山越えるとあとはトントン拍子で進むんですが、そこまでがかなり辛い。良くも悪くも独特すぎる。

続編となる2も発売が控えているようですけど、どうなるんですかね。また各地でBBと一緒に配達をするんですか?もし仮に1と同じような内容だけにとどまるとしたら、厳しいだろうなぁ…。まぁ小島監督がどういう仕掛けをゲームに組み込んでくるのか、僕もちょっとそこは注目しておこうと思います。