ウィッチャー3 デスマーチ攻略 #06 止まるんじゃねぇぞ…

なんだよ…デスマーチでもスケリッジに流れ着けたじゃねぇか…。ゲラルトさんは止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先にゲラルトさんはいるぞ！

流れ着いてスケリッジ

…という茶番はまぁいいとして、ダンディリオンを救出しいよいよスケリッジ諸島へと旅立ちました。ゲームも折り返し地点を過ぎた感じですかね（DLCを除けば）。

この自由都市ノヴィグラドでは街のあちこちを行ったり来たりしながらクエストを解決していきますよね。シリを捜す以外にもトリスの護衛、ダンディリオン救出、プリシラの敵討ち、ハットリの面倒を見るだとか、街の中で色々と事件が起こってゲラルトさんはそれに巻き込まれていくという形です。

そうした様子を改めてゲームをプレイしながら俯瞰してみますと、なんとなくテレビドラマ版の探偵物語っぽくもあるなと、ちょっと感じちゃったりもしました。普段は不愛想でハードボイルドでタフな性格。けど仲間思いで義理堅く、時に悪乗りした返事もできるウィットがある。美女が抱えるゴタゴタに巻き込まれつつ、地下組織と絡みながら血生臭い問題を解決していく…工藤ちゃんよろしく、ゲラルトさんがベスパに乗って出てきても違和感はなさそう。よくよく考えてみると若い頃の倍賞美津子ならイェネファー姐さんのコスプレも全然似合いそうだし…って、若い人には何が何やらさっぱりな話題ですな。

まぁ何かと血生臭いクエストや、ドロドロとした人間の愛憎渦巻くようなクエストも多いウィッチャー3ですが、そうした中でもゲラルトさんが貧しい子供たちを救出し、ちょっと涙を誘うようなほっこりテイストで終了するクエストとかなんかもあり〜のというところがこのゲームの妙だなぁというか、ハードボイルド路線と人情味を含んだクエストのバランスが上手い、と思いますね。

と、そんなこんなもありまして、スケリッジでは久々にイェネファー姐さんと再会、早速王位継承問題なんていう面倒な事に巻き込まれつつ、通夜を抜け出して宿屋でしっぽりというロマンスシーンを迎えるわけでござひます（映画「お葬式」か！）。

1周目では図らずも（？）トリスと二股をかけてしまい、ここはなんだか罪悪感に苛まれたシーンでしたが、今回はトリスとはなんの関係もなく、誓って致しておりませんので、イェネファー姐さんとは気兼ねなく致すことができます。ああ、よかったよかった。

ところでこのイェネファー姐さん、わざわざ宿屋にユニコーンの剥製を持ってきてその上でゲラルトさんと致すわけなんですが、これをメタファー的に解釈するのってありなんですかね。

ユニコーンの剥製自体は過去作に関係するにしても、伝説に曰くユニコーンは穢れのない純潔の乙女にのみなだめることができるという。つまりイェネファー姐さんは過去の男性遍歴を考えるとそれこそ穢れきった、ドス黒いアレの持ち主であることは疑いの余地がありませんが、しかしその心の中は…少なくともゲラルトさんと一緒にいるときは純潔の乙女のそれと同じなのよ、という暗喩なんでしょうか。そんなふうに考えるとイェネファー姐さんもちょっと可愛く見えてくる…見えてこない？

ま、イェネファー姐さんのアレがはたして想像通りドス黒いのかどうかという生臭い議論はひとまず置いておいて、王位継承候補者の一人であるヤルマールを助けるためアンドヴィク島まで巨人を倒しに行ったのですが、このときある意味巨人より重要なのがエキドナですね。アンドヴィク島の海岸沿いにはエキドナが飛び交っており、彼奴らを乱獲し「エキドナの変異誘発剤」をゲット、それを素に「エキドナの変異抽出液（通称：エキドナ汁）」を作りました。エキドナ汁の効果は「気力を消費するアクションで体力回復」で、つまり使ったあと適当になんらかの印を連打しているだけでHPがどんどん回復していくという優れものです。基本効果時間も1800秒ですから、一度使えば相当もちます。

そしてここで一旦錬金のアビリティを見直し、「毒刃」を捨てて「耐性知識」と「体力回復」を最大レベルで組み込みし直しました。「耐性強化」はそのままです。これにより中毒度の最大値が100から242まで増加しましたので、中毒度が70ある霊薬も同時に3つまでなら使用可能になり、かつ霊薬を飲むことでHP回復という状態になりました。

あとは汁の効果が持続している間最大HPを底上げできる「組織変成」か、汁の持続時間をさらに延長させる「順応」か、あるいは中毒度の減少を促進させる「代謝促進」か…といったところですね。そろそろ美食家もお役御免といった感じですな。錬金アビリティは汁、霊薬が充実してくる中盤からはかなり強いというか、便利でどれを取るべきか迷います。いっそのこと爆弾特化型にするのもありでしょうし、中盤から終盤にかけては錬金をどう組み込むかがポイントになってきそうな予感…。前回ノヴィグラドで取ったサキュバス汁、そして今回のエキドナ汁の両方をうまく使いこなすためにも、錬金のアビリティ成長はガッツリやりたいところ。サキュバスとエキドナの汁を掛け合わせて使うとか、ああ＾〜たまらねぇぜ。

ところでアンドヴィク島では鎧職人のヨアンナちゃんから頼まれた道具を入手することもできますので、ようやくこれでヨアンナちゃんこそが真の職人であることを証明でき、無事クエストを終えることができました。これ、序盤に発生するわりにクリアするにはスケリッジまで行かなければならないので、結構モヤモヤするんですよねw

にしても改めてヨアンナちゃんの声を聴いていたら、これ、中の人がキーラ・メッツと同じじゃないですか！今まで気づかんかった…。そういえばキーラの中の人はスケリッジの女戦士なんかも担当していますね。いや〜、ヨアンナちゃんとのロマンスも欲しかったところですな。某イースの赤毛の勇者のように、行く先々で現地的な妻を作れるなら間違いなくヴェレンはヨアンナちゃんで決まりだなぁ。