Apple、サブスクリプションゲームサービス「Apple Arcade」を発表

Apple Arcade

AppleがMacやiPhoneをはじめとしたAppleデバイスすべてでプレイできるというゲームサービス「Apple Arcade」を発表しました。

2019年秋開始予定

https://youtu.be/sh0efOy4tK8

今日Appleはこのゲームサービス以外にもmacOSのアップデートやApple TVのアップデートなんかも配信し始めましたが、いやはやゲーム事業にも本腰を入れ始めましたか。

公開されたPVではFFシリーズの産み親でもある坂口博信さんも映って意気込みを語っていますし、メーカーとしてはコナミやセガといった日本のゲーム企業もゲームを提供予定とのことです。セガといえばアトラスもそのグループのひとつなわけですが、となるとペルソナ、世界樹といった人気タイトルが登場する可能性もなくはない…と言えるかもしれません。

Apple Arcadeの強みは先述したように「AppleデバイスならOK」というところです。Mac、iPhone、iPad、Apple TVでプレイできますので(多分iPodも?)、どれか一つでも持って入ればすぐ遊べるというのはいいですね。それこそ先日Googleが発表したSTADIAと同様、複数のデバイスにまたがるプレイ環境が構築できているというのは大きなポイントですなー。

まぁこのサービスに登場するゲームタイトルがどういったものなのかはまだ謎が多いのですが、Appleの知名度、デバイスの普及数を考えると結構盛り上がるかもしれません。

しかしAppleとGoogleがゲーム事業にここまでガッツリ食い込んでくるとなると、任天堂、ソニー、Microsoftもユーザーを奪われるわけにはいきませんから、今後はなおのこと厳しい戦いになりそうですね。そして業界の再編成といっては大袈裟かもしれませんが、生き残るために大きな動きがこれから活発化してくるかもしれませんな。Microsoftはこういう事態を見越してか、去年複数のゲームスタジオを買収して傘下に収めましたが、そうした動きはもちろん、新ハード・新サービスの登場も目が離せませんね。

正直なところ全員が全員勝ってハッピーになるなんてことはないわけです。日本でも80年代からゲームハード戦争はたびたび起ってきて、生まれては消えてというサイクルがあったわけですが、それは現代でも同じでしょう。まぁ…5年後にはどれかのプラットフォームが撤退してそうな気もしますが…どうなりますかねぇ^_^;ユーザー側としてもお金を投じるべきプラットフォームはどれか、将来性を考慮し慎重に判断していきたいところです。

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