「初代PS1 ハードの限界に挑戦した最高峰のグラフィック 14選」を見る

初代PS1 ハードの限界に挑戦した最高峰のグラフィック 14選

YouTubeで「進化の軌跡チャンネル」が今月20日に公開した動画「初代PS1 ハードの限界に挑戦した最高峰のグラフィック 14選」を見ました。主に1990年代後半ということもあって、スクウェアの黄金期を再確認できるようなラインナップですね。

個人的にはベイグラを推したい

他にもR4、鉄拳3など、当時のナムコゲームも結構見られますね。僕もリッジレーサーシリーズはいくつか買ったし、鉄拳も1・2は買いました。

動画を見るとスクウェアのゲームとしてはFFはもちろんですが、パラサイト・イブ2やゼノギアス、クロノ・クロスにトバル2なんかも挙げられていますね。確かにこれらのゲームも当時非常に人気のあるゲームでしたが、僕としてはスクウェア時代初代PS後期のゲームの中では「ベイグラントストーリー」をお勧めしたいです。

動画で改めて見直すとやはりPS1だけあってポリゴン表示/描画がギザギザのカックカクではありますが、当時は描き込まれたテクスチャーのきめ細やかさに驚いたもんです。バトルシステムはアクション系操作のコマンドバトルRPGという、ちょっと特殊なゲームなのですが、当時はすごくハマって4周ぐらいは遊んだか…初代PSの中ではかなり遊び込んだゲームでした。

武器も短剣、片手剣、両手剣、片手斧、両手斧、両手鎚、杖、槍、弩とあり、さらに魔法、アビリティを駆使するという、細かな選択肢が用意されているところが良かった。武器改造もありますし、当時のゲームとしてはかなり凝っていたと思います。

ベイグラントストーリー 攻略本

懐かしくなって久々に攻略本を引っ張り出してみましたが…若いッスねぇ、松野さんwこのときはスクウェアの業務執行役員という肩書きでしたが、その後FF XIIの制作途中で降板するとは、お釈迦様でも予想できなかったでしょう。

このとき松野さんはPS2やドルフィン(当時任天堂の次世代機につけられていたコードネーム)に世の中が移行していくにあたってどうするべきかということや、オンラインゲームに興味があることをインタビューで述べています。このゲームは2000年発売ですので実にもう18年前のことになるわけですが、このオンラインゲームが次の時代の覇権を握るかもしれないと睨んでいるところなんかは、当時ウルティマオンラインが人気だったこともあるにせよ、方向性はあっていたんだなぁと。それだけに僕は松野さんがスクウェアを辞められたときは本当に残念に感じましたし、以降松野さんがプロデュースするゲームが出てこなくなったのは寂しいです。

現在はどんなゲームを作っているのかさっぱり情報が出てきていませんが(ロストオーダーというゲームを作っているとの話でしたが、去年の夏に行われたβテスト以降、すでに一年以上動きがありませんね)、ベイグラは発売からそろそろ20年近くになることですし、リメイクってのもアリなんじゃないかなぁと思ってはいるんですが…どうなんスかねぇ。FF XIVの吉田Pと仲が良いようなので、そのつながりでなんとかしていただきたい、もう一度松野ゲーを世に出してもらいたいです。そしてあわよくばオウガバトルサーガの新作もというところで、オウガファンの僕としては松野さんがシナリオ書いてゲームデザインもするというのであれば喜んで買いますよ。

超現実的な話をすると松野さんももう52歳ということですから、体力的にも厳しいところはあるとは思うのですが、60歳までにあと2本ぐらい、なんとかして松野色を色濃く感じるゲームを出してもらいたい。現代技術で構築された「これぞ松野ゲー」っていうのを遊びたいです。

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