アメリカで開催中の「QuakeCon 2018」でベセスダがFallout 76についての一部仕様を発表したとニュースになっていますね。
意外に優しい?
リンク:『Fallout 76』QuakeCon 2018で明かされた新情報ひとまとめーキャラ作成に成長システム、PvP要素など(Game Spark)
Game Sparkの記事によるとキャラクタークリエイトはFallout 4をベースにして改善を施したもので、のちに変更も可能だとか。ここは4のような自由度が確保されているようですね。
ただキャラの育成システムについては公開されたトレイラー通り4とは別物になっているらしく、レベルが2つ上昇するごとに「カードパック」というものを得ることができ、そのカードを装備することで特殊な能力(Perk?)を身につけていくみたいですな。そしてレベルにはキャップが設けられていて、上限は50とのこと。でもその後もレベルはあげることはでき、カードの入手もできる、という仕組みらしいです。レベルの数値が際限なく上がり続けるとインフレ具合も加速していくのでとりあえず50で打ち止め、という措置なんでしょうかね。4だとプレイヤーのレベルが100を超えたりするとスーパーミュータント・ウォーロードのHPもとんでもなく跳ね上がりましたから、ああいうのを防いである程度戦闘バランスを保つ仕組みなのでしょうか。
そしてある意味一番の注目がPvP要素ですが、プレイヤーのレベルが5になるまでは解禁されず、オプションで「PvPをブロックする」こともできるようですね。
仮に他のプレイヤーに攻撃を仕掛けたとしても、微々たるダメージしか与えられず、攻撃された側が反撃しない限りはPvPモードに移行しないらしいです。そして負けた方はジャンクを落とすのみで、武器などは失わないとのこと…僕はこの記事を読んだとき、「意外に優しいシステムだな」と思いましたwなんというか、PvPを望まない人にかなり配慮しているという印象は受けましたね。なお反撃しないプレイヤーを倒した場合は「犯罪者」となり賞金がかけられるそうです。
MODのサポートについて
リンク:Bethesda ‘committed’ to Fallout 76 mod support
今度はWindows Centralの記事ですが、こちらには「Bethesda ‘committed’ to Fallout 76 mod support」というタイトルの記事が掲載されていますね。コミット、つまり「責任を伴う約束」とか「目標に対し積極的に関わる」という意味だそうですが、QuakeCon 2018ではベセスダがFallout 76プライベートサーバーの計画においてMODのサポートに触れたとありますね。
That is definitely something we are doing, we’re committed to it. It’s not just having a private server, it’s being able to mod it. Once our games come out, that’s what our hardcore players play, and they’re still playing Skyrim and Fallout 4 too… two of, still, the most popular games in the world, and a lot of people are playing mods. And that is something, given the online nature of it, is going to be very very complicated.
But we’re committed to it and we’ve been starting to design what that system is going to look like. It will say this – it’s a complicated problem, but one we are 100 percent committed to solving.
(訳:それは間違いなく我々がやっていることです、我々はそれに尽力しています。それは単にプライベートサーバを持っているだけでなく、それを改造することができます。私たちのゲームが出てくると、それは私たちのハードコアプレイヤーがやっていることです。彼らはまだSkyrimとFallout 4もプレイしています…世界で最も人気のあるゲームのうちの2つ、そして多くの人がModを使ってプレイしています。そして、それはオンラインの性質上、非常に複雑になるでしょう。
しかし、我々はそれに尽力しており、そのシステムがどのように見えるかを設計し始めています。これは、複雑な問題ですが、私たちは100%解決することを約束しています。
これはE3でも触れられていたことだったと思いますが、まずはちゃんとゲームが正常に動作することが優先で、MOD対応はそのあと、みたいなことを言っていたと思います。結構無茶なことするよな〜って感じもしますが、ベセスダとしては外せない要素としてちゃんとやるぞ!ってことを改めて明言したというところでしょうか。
ただこれに関しては4の場合ですとPC/PS4/Xbox Oneでそれぞれ制限が違っていますから、ハードごとの問題をどう解決するのか注目ですね。
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