MODを入れつつ本編は無事クリアできたので、クリア後のエピソード、カーテンコールをようやく進めました。
ここからが本当の地獄だ…!
カーテンコールは全部で4つあるわけなんですが、僕はすでにウン輪の方で何度かプレイ済みなので、ネタそのものは分かっている状態です。
まずはカノープスの妹・ユーリアを助ける「歌姫」からですが、これはまぁ、サクッと終わらせました。リボーンがウン輪と違うのは、海賊の墓場のザコがレアアイテムを落とさなくなったため、チャリ回しで集める必要もなく戦いに集中できるぶん、楽でしたね。
仲間になったユーリアはシャーマンにクラスチェンジできるので、空を飛びつつ召喚魔法でも撃ってもらおうかしら、とか最初は考えていたのですが、ステータスをよく見ると最大MPがカチュアやシェリーといった魔術師クラス育ちのキャラと比べると200くらい違うのでやめましたw召喚魔法自体、MP結構食いますからね。最大MPがここまで違うとすぐにガス欠起こしてむしろ不便かなと思って…。
サン・ブロンサ遺跡へ
「歌姫」クリア後はカーテンコールのエピソード2「ウォーレンを捜せ!」とおまけダンジョンのサン・ブロンサ遺跡が解禁されるわけですが、まずはサン・ブロンサ遺跡に入ってレアアイテム集めをすることにしました。

ところがまーこのサン・ブロンサ遺跡に出てくる敵ってのがボスのヴェパールはレベル62、ザコですらレベル50以上で最終的に60越えという鬼畜じみた強さ。プレイヤー側は最大レベル50なので、終始結構なレベル差で戦うことになります。
このサン・ブロンサ遺跡をどう切り抜けていくかは人によって当然違うでしょうけど、僕の場合はチャームやスリープで足止め、召喚魔法連打で範囲魔法を使う敵から確実に仕留めていく、というのを徹底して戦っていました。加えて、魔獣やドラゴン対策としてキラースキル持ちのジュヌーン、オズマ姐さんはほぼ毎回出撃です。

地形が穴だらけな上にずっと格上の敵を相手にすることになるダンジョンなので正直かなり疲れますが、ここで四風神器ゼピュロスを取らないことにはタクティクスオウガ最大の秘宝・ファイアクレストを取れないので粘り強く戦い続けましたよ、ええ。

このゼピュロスも大切なのですが、ある意味それ以上に重要なのが各種召喚魔法IIですね。サラマンダーIIとか、ノームIIとか。頑張って全属性の召喚魔法を集めました。Iと違うのは範囲が広くなっただけでなく、攻撃回数が増えるところで、これがめっさ強力!一度使うともう、手放せないくらい全然使い勝手が違うという…。
「タクティクスオウガリボーンにおける最強クラスはなんなのか」という点に関しては、とりあえず「召喚魔法が使えるかどうか」が、一つのポイントになるんじゃないかと思います。

で、その召喚魔法IIを全部集め切ったところでもう帰っていいかなとか思ったのですが、結局レクサソールなども取ったりして登り切りました。なおこのレクサソール、北米版だと「Leksar’s Beloved」って訳されているところが僕は結構好きだったりします。
簡悔精神ここに極まれり
サン・ブロンサ遺跡のイベントを終えてレアアイテムもゲットしたあとは、ついに「ゲームクリア後の死者の宮殿」でござひます。これがもう、なんていうかね…。
ともかく死者の宮殿自体は4章の時点でニバスを倒すために地下100回まで潜っていたので、まずは死者宮観光案内書を使って75階までショートカット。

ここまではいいんですけど、問題はこれですよ、「ゲームクリア後の死者の宮殿はレベルシンクとアイテムアジャストというデバフ機能が強制的に発動する」って点です。
レベルシンクはプレイヤー側の最大レベルを強制的に40にするというもので、一方敵はレベル45〜50(タイタンのみ55だったかな?)なのでサン・ブロンサ遺跡同様、自分より格上の敵を相手にし続けなければならない状態になります。
これだけでもそこそこ辛いのに、その上アイテムアジャストという機能が働いて、死者の宮殿やサン・ブロンサ遺跡で手に入れたレアアイテムが軒並みパワーダウン。攻撃力も、防御力も、全部下がってしまう。…いや、一体マジでなんスか、コレw
100歩譲って(本音を言えば譲りたくはないが)レベルシンクはまだ許そう。しかし、アイテムアジャストはやりすぎでしょ、どう考えても。せっかく手に入れたアイテムを強制的に弱体化させるって、あんた。ここまで念入りにプレイヤー側に不利な条件をかしてプレイさせるって、どんだけ簡悔精神こじらせてんだよって。
いやさ、強制的にレベルダウンさせるぐらいならサン・ブロンサ遺跡みたいに味方のレベルはそのままで、敵のレベルを味方より5〜10上げるだけでよくない?っていう。なぜわざわざ弱くするのか、そしてなぜ装備アイテムまで弱くする必要があったのか、コレガワカラナイ。
いくらFF11大好きだったからってさぁ、そのFF11のレベルシンクシステムをオフラインのシングルプレイゲームにブッ込む必要はないっしょ、松野さんよぉ。あれはレベルがバラバラの不特定多数の人間が一堂に集うMMOだからこそ機能するものであって、オフラインのシングルプレイゲームにはいらんでしょ、フツー。
この点については「Level Sync Remover」っていうレベルシンクを削除するMODもあるんですけど、あえて悪名高いクリア後の死者の宮殿、通称「アジャ宮」ってやつをそのままプレイしてみましたよ。なぜこのタクティクスオウガリボーンが不評なのか、その原因をちゃんと確かめるって意味で。でももう、やりたくないよこんなのw

そんなこんな不満を感じながらも、リッチー・ブラックモアをゲーム上で擬似的に再現するという高等なギャグで生まれたリッチの「ブラックモア」を倒し、無事、ファイアクレストをゲット。
このブラックモアってのがまた、こちらに近づいてきてまず最初にウンブラで攻撃してくるので、900前後のダメージ食らうんですよね。レベル40だとシェリーとか魔術師タイプのユニットは即死の危険性があるので要注意です。

さらにウン輪同様、ブラックモアのお供として出現するリッチキングとリッチクイーンがオウガシリーズをドロップするのでチャリ回しで粘り続けて回収。
攻略サイトによるとオウガブレードはドロップ率50%と高いものの、シールド、ヘルム、アーマーはそれぞれ5%しかないらしいです。実際チャリ回しをしていて全然落とさなくて、ほんと途中から気が滅入ってきましたwウン輪もこんな感じだったなぁ、と。
せめてシールド以外は揃えてオウガシリーズのセット装備効果を発動させたいなと考えていたのですが、運よく1回の探索で全部取れました。サモンダークネスで召喚されるザコを倒しつつ、リッチキングとクイーンをスリープで寝かせてチャリ回しのタイミングを作っていくという、まさに地獄のような作業…。もう二度とやりたくねぇ。

そして手に入れたファイアクレストをヴァルタン・ホークマンの金翅餐に装備させて、呪われた武具で武器化させました。ここでようやく初めて、初の戦死者が。まぁ負傷者なし、戦死者なしの称号は前回取得したのでそこはまぁええかなと。

こうして呪われた武具「金翅餐」が完成。
ちなみに金翅餐とは、魍魎戦記MADARAに出てきた技の一種で、なぜか2017年の電子書籍版では読み方が微妙に変わっています。まぁ僕はそれでも「こんじさん」と読んでますけど。
「ウォーレンを捜せ!」開始
ブラックモアを倒したあとはそのまま死者の宮殿の別ルートに進み、女ナイトの姿をした謎の敵、「キャンディス」を倒してさらに奥へ。キャンディスはウン輪で追加されたボスですが、リッチー・ブラックモアの奥さんがキャンディス・ナイトだから女ナイトのグラフィックで名前がキャンディスなのねと、妙に納得したものです、当時。

地下101階以降も当然各階にレアアイテムが設定されているわけですが、中でもヤバいのがこの「メドゥーサの首」ですな。なんとドロップ確率は3%っていう。先のオウガシリーズの防具が5%、呪われた武具ですら4%なのに、それよりさらに低い確率…。もう笑っちゃうしかないッスよ、これには。

ただですね、先の戦いで手に入れたオウガシリーズのセット効果と、ファイアクレストの組み合わせは抜群に強力ですね。オウガシリーズのおかげで攻撃力は爆上げ、ファイアクレストの効果でザコからの攻撃は大抵2桁に抑えらて、レベルシンクで強制レベルダウン状態であっても無双できるようになりました。

特にヤバいのがサン・ブロンサ遺跡で拾ってきた召喚魔法・ヘルハウンドIIの使用時で、まぁ属性も関係しますがドラゴン系の敵にすら1発300以上のダメージを連続で叩き込むので、ドラゴンキラーの出番も減りました。オウガシリーズのセット効果とヘルハウンドIIの組み合わせだとドラゴンですら瀕死にまで持っていけるし、人間系のユニットは大抵死にます。なので戦闘面ではだいぶ楽になったという気はするかなぁ。

そして地下115階でロデリック王と対峙。オリジナルだと必札技を授けてくれた優しいおじさんだったのに、どうして…。
ただこのロデリック戦、めちゃくちゃ苦労しました。下手にデニムが強いのもあって、デニムのコピー戦士がウォーレンをサクッとやってしまう。ドルガルア戦と似たような感覚でいけるかなとか甘く考えていたのですが、それが良くなかった。
で、6〜7回ぐらいかな、どうやっても勝てなくて。ウン輪のときどうやってロデリック倒したのか思い出せないし(なんせ10年以上も前の話だし)、いやそもそも戦闘バランスも全然別物だしまいったなぁなんて、ほぼお手上げ状態。
なんかもう最後は真面目に考えてもよく分からんということでデニムの装備を剣+盾に変更し、コピーデニムの侵攻をランパートで防げないかと思い一人で出撃させてみたら…なんと戦闘中にウォーレンがコピーデニムを盾のノックバックで穴に落として即死させた挙句、ロデリックの攻撃も盾でガードすることに成功して運よくロデリックを撃破!いやもうこれ、完全に「運が良かった」だけですねw
本来ならどうやるのがいいんだろうか…。エクステンドレンジ発動を祈って召喚で速攻をかけるとか?でもそれはコピー戦士も使えるわけだから、危険な気もするしなぁ…。分からん🌀
まぁ、何はともあれ勝てたからもういいか。

ともかく「ウォーレンを捜せ!」が無事終わり、タイムライン上にアンカーポイントが作成されました。このアンカーポイントには、
- ロウルートでクリアし、カチュア、ヴァイス、ミルディン、ギルダス、デネブ、ユーリア、ウォーレンが生存している。
- 4章でニバスを倒している。
- サン・ブロンサ遺跡でヴェパールのイベントを全部クリアしている。
- ファイアクレストを取っている。
- 禁呪探索を一通り終わらせている。
- 神竜の月3日(乾季)でエンディングを迎えているため、日付が進まないカーテンコール内では晴天が維持しやすい。
- 日付の関係上ハイムにデネブの店がある。
といった歴史が記録されました。なので今後このアンカーを上書きしない限りは、このアンカーに戻れば上記の状態が維持できる、ということになるはずです、多分。いや〜、苦労したけどいい感じで記録できたんじゃないでしょうか。
これで残すは聖騎士ランスロットのエピソードと、港町ゴリアテのエピソードですな。さてどうなることやら…。
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