なんかいつの間にか「Heart of Ice Astrid」がアップデートし、バージョン1.2となっていますな。
バグ修正その他
最新ファイルの情報を見ると細かなバグ修正の他に、「より多くの雑多な一般的な行。ソルスセイム、忘れられた谷、ブラックリーチなど、世界の認知度を高める新しいライン」とのことで、新たに台詞が追加されたみたいですね。
僕もアップデートしてみたのですが、まずブルーウォーター洞窟についてはアストリッドが閉じ込められる前に檻の鍵を取れるように変更されていました。これはどういうことかというと、以前まではアストリッドが閉じ込められてからでないと鍵が見つからない仕様だった(=閉じ込められる前に袋を調べてた場合、そこに鍵がスポーンすることに気づかない可能性が高い)ので、この修正でクエストを通常通り進めやすくなったんじゃないかと思います。
それと翻訳のために台詞一覧を眺めていたのですが、確かにソルスセイムのスコール村に行ったときなどアストリッドがここは自分の故郷に似ているとかの台詞が加えられてました。最初から音声を収録していて使ってなかったものを足したのか、それとも新たに収録したのかは分かりませんが、よりアストリッドというキャラクターが活き活きとしたものになって良かったんじゃないかなぁと思います。
なおこのアストリッドさん、プレイヤーと結婚後は「致すシーン」もあるのですが、よく声優さんもその音声収録をOKしたもんですなwただMODページのBBS見てるとどうやらアストリッドとの結婚を左右する決闘イベントでPerkを独自のツリーに換装してしまうMODが入ってる場合、それがイベント失敗の原因になっているっぽいのが指摘されてますね。う〜ん、困ったなぁ。
それと時同じくしてCreationの「Truth in Legends」や「Survival Settings」もアップデートがかかってますな。翻訳の方にはさほど影響はないようで、単純にバグ修正かな?
「Truth in Legends」と「Survival Settings」はこのブログでも内容を取りあげましたが、僕は日本語翻訳も独自に済ませました。テストプレイもやってとりあえず全部無事日本語化には成功していたようだったのでこれで一安心です。
翻訳した中でミョルニル・リコールについてはちょっと厄介だった。シャウト説明に刻まれている竜の言葉が最初文字化けしちゃって。変なところいじってしまったのか?と、焦りましたね。
それとミョルニル・リコールについては「嵐」「導く」「ミョルニル」と訳すことにしました。英語だと「Storm」「Bring」「Mjolnir」となっているんですが、まぁStormとMjolnirはいいとして、Bringはどうしようかなと。Bringは相手のところに持ってくる、連れてくるという意味で、シャウトの効果自体がミョルニルをプレイヤーの手元に持ってくるっていうのを考えると筋は通ってるわけですが、だからって「持ってくる」はねーよなって。
そこで久々に辞書引いてみたら「(利益を)もたらす、導く」とあったので、これでええやん、みたいな。天に向かって叫んだシャウトで嵐が巻き起こり、ミョルニルが手元に導かれてくる…う〜ん、中二病っぽい。これよ、これ。…というわけで、導くとしました。
まぁ何かとSkyrimは旧ゼニアジの翻訳が「珍翻訳」とか言われてましたが、こうして自分でコンテンツを丸ごと翻訳してみると、その苦労が身に染みて分かります。「こんなんどーすりゃいいの」っていうの、いくつかブチ当たりますから。呪文の名前が日本語に訳したものとそのまま英語をカタカナにしたもので混在するのも苦肉の策だったんだろうな、とか。例えば「Aetherial Corpse Curse」とか、そのままカタカナにするのか、それとも無理やり日本語に訳してしまうべきなのか、そうしたら他の「Aetherial〜」はどうするのかとか、統一感を考えると難しいですな。
ただこうして独自で翻訳し、ちゃんとそれがゲーム内に反映されるのは確認できたので色々と勉強になりました。Creationでは他にも独自に声優を雇って音声収録したものとかあるので、そういうのもいずれは翻訳に挑戦してみたいところです。
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