スターフィールドCK、一部機能を削除。Xbox向けに今後影響の可能性?

コーヒーブレイク

先日ホットフィックスが配信されたスターフィールドですが、それと同時にCreationを作成するための公式ツールであるCK(Creation Kit)も更新され、一部機能が削除されたと話題になっています。

iniファイル変更がNGに

具体的に何が変わったのかという点については、ベセスダゲームスタジオが公式Xアカウントのポストにて説明しています。

本日の#Starfield CKのアップデートでは、iniファイルを変更したCreationsをアップロードする機能も削除します。これは、一部のiniファイルの変更により、Xboxでのオーディオ破損など、この機能を許可する利点よりも悪影響の方が大きいためです。この機能を削除すると、Creationsが Skyrimでの動作と一致するようになります。iniファイルを変更するクリエイターによるアクティブな Starfield Creationsに対処する方法を調査中です。皆様の忍耐と継続的なフィードバックに感謝いたします。

とのことですな。

iniファイルについては、これはざっくり言うとゲームの起動設定なんかを記述しておくファイルですね。例えばフルスクリーンで起動するのか、ウィンドウで起動するのかとか、あとFPSの上限を書いておくとか、そんなことができます。PC版のFallout 4のMODなんかでも、「iniファイルに以下の一文を付け加えておいてね」みたいな説明があるMODがたまにあります。

で、これが何に影響するのかですが、要は「スターフィールドの動作環境設定を変更するCreationが今後アップロードできなくなった」という事態が発生したということですね。

現在Xbox向けのCreationの中には、XSSでも60fps、120fpsが出せるようになるパフォーマンス改善系のCreationが登場しており、話題になっています。このCreationは実のところこれひとつでどうにかなるものというわけでもなく、他にもテクスチャの品質、影の描写の品質、遠景描写の品質といった、描写設定を下げるCreationと同時に有効化することで、フレームレート上昇の効果をもたらします。つまりテクスチャ品質などを下げることで発生した余力を、フレームレート上昇の方にあてている、という具合ですね。

ベセスダゲームスタジオの説明によるとiniファイルを変更されるとXboxでのオーディオ環境が破損するといった不具合が発生するため、今回機能を削除した、とのことです。僕はこの手のCreationを試したことはないのでこの言い分が真実かどうかは分からないのですが、ポストに対するユーザーの反応を見ると削除しないで欲しいという意見も結構見られますね。まぁ単純に自由度が下がるのは間違いないですし、パフォーマンス重視で遊びたいという人にとっては悲報でしょうな。

ただ今のところすでにアップされたパフォーマンス調整系のCreationが削除されたわけではないので、今あるものについては問題ないようです。気になる方は有効化するかどうかはおいといて、ダウンロードしておくのもいいかもしれませんね。

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