さてさて大晦日ですな。僕はというと昨夜から今朝にかけてCyberpunk 2077のエンディング回収と実績解除をして、一応これでエンディングに関してはコンプリートできました。
BBA自重しろ
1周目のときはいわゆる悪魔エンディングでしたが、この2周目では最終分岐地点でセーブデータを作り、そこから残りのエンディングを見ました。
個人的にはエンディングというか…ローグというBBAが物語全体を通しての印象としては強く残ったかな、と。ジョニーに体を貸して50年ぶりにデートをするクエストでは映画を見ている最中にロマンスシーンへと発展するのは笑いましたwいやまぁ、迎えに行った時点でローグがいつもとは違う、なんだかやけに色っぽい服装だったので「もしやこれは…?」とは思いましたが。まさかBBAとのロマンスシーンがあるとは思いませんでしたね…。
50年前、アラサカにジョニーと共にカチコミかけたとき、仮にローグが20歳だったとしても、現在70歳ですからね。Vの体を借りているとはいえジョニーもジョニーでよく70過ぎのBBAのガフの扉開ける気になったなと。しかも何度も何度もチュッチュするってあ〜た。いや〜、小生にはきついッスw
とはいえ、50年という時を越えた恋とでも言いますか、それだけ時間が経っても変わらないものもある、ローグにとっては大切な思い出なのだということなんですかね。なので、ちょっとしんみりもするというか。実際ローグとの共闘でアラサカに乗り込んだ後のエンディングではVがアフターライフのボスとなり仕事前に乾杯するわけですが、そこで「ローグに乾杯」を選ぶといかにローグがジョニーのことをずっと想っていたのか、エピソードを聞けるんですよね。それが良かった。ただこのルート選択するとローグが死亡するのが悲しくもあり、そこが衝撃的でもありましたね。しかも結構エグいという。
エグさという意味ではパナムたちとの共闘ルートにおけるソウルの最期も酷かったですな。ローグはなんとなく死にそうな…というか、死を覚悟した演出(出発前に息子と電話で会話)がありましたが、ソウルに関しては死ぬとは予想していなかったので、その場面が飛び込んできたときはびっくりしました。アダムスマッシャーに頭踏み潰されて粉々になるという、近年稀に見るえげつない処刑シーンでしたな。しかもアダムスマッシャー倒した直後のパナムの表情がとても切なそうなんですよね。まぁそりゃそうか。一番インパクト受けたという意味ではこのルートかなぁ。
ただそのえげつなさからは一転して、ラストシーンはパナムと一緒に街を離れて新たな生活を始めるという、ちょっと希望を含んだ終わり方であるところが救いなのかな。いやまぁ、パナムはVの命が短いことを知ってなさそうなので、この生活はそう長く続かないんでしょうけどね。そういう意味ではこのエンディングもまた救いがあるようで救いがないと言えますが、後味は良かった。
そして最後もうひとつ、Vの体をジョニーに譲るというエンディング…これもまた心に染みるというか…個人的には一番好きかな。Vとの共同生活を通してジョニーもやっとモラトリアム終わったんやなって。単にウザくて品性に欠けたことしか言わなかったジョニーがいきなり悟りをひらいた感ありますね、このエンディングは。形としてはVの体を乗っ取ってまで生きる自分を恥じて見知らぬ土地へ行くのか、あるいは純粋に仕切り直すためなのか、墓参りをして夜行バスに乗り街を去るという、結構味わい深いものがあるなぁと感じました。
こうして全体を眺めてみると、単純にハッピーエンドと言い切れるエンディングは用意されておらず、どこかビターテイストな味わいのエンディングばかりのような気もします。それが良いのか悪いのかというのはあえて触れないでおきやしょう。人それぞれに解釈し、受け止めればいいことですから…。
ひとまずCyberpunk 2077はこれにて終了ですかね。来年は大型アップデートやDLCもあるとのことですから、まだまだ楽しめそうではあります。次はコーポでやってみたいですし、Vの育成についてもポイントの振り分けをどうしたらいいのか、もうちょっと考えてから3周目にいきたい感じ。ともかくかなり楽しめたゲームでした。ありがたうCD Projekt RED。
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