このページでは現在所持している初代ときメモ関連商品の説明と紹介をします。
内容
PCエンジン版
この記事のアイキャッチ画像がそれです。このPCエンジン版については複数のバージョンがあるらしく、再販のたびにバグ修正が加えられていっているらしいです(Wikiより)。僕の持っているバージョンがどれに当たるのかは分かりませんが、発売日当日に買ったものではないので初期バージョンではないのは確かでしょう。それでも今では貴重なものかもしれません。
なおPCエンジン版についてはのちのプレイステーション版、セガサターン版などとはまったく違うオープニング映像が収録されているほか、ゲーム中のミニゲームも違います。フルボイスのためかCDからのデータの読み込み頻度が高く、ロード時間に悩まされたゲームでもありました。しかしそれを乗り越えられたのもひとえに「ゲーム内容が面白いから」、これに尽きるでしょう。
ドラマCD(初期)
一見するとPCエンジン版と見間違えそうな、ドラマCDのときメモですね。一口にときメモのドラマCDといってもこの初期の頃に出たドラマCDと、のちの「もっと!ときめきメモリアル」や「月刊ときめきメモリアル」はちょっと毛色が違う感じがします。というのもこの初期ドラマCDにはメタルユーキさんなど当時のコナミスタッフが大勢参加しており、純粋に番外編をコナミスタッフが手がけたような雰囲気が感じられます。
このCDのライナーノートには前述した当時のコナミスタッフの裏話が書かれていたり、出演声優さんたちのコメントなども掲載されています。写真を見ると…みなさんお若いですね。特に緒方恵美さん…この頃からすでに幽遊白書の蔵馬役で人気があった声優さんですが、昔は髪が長かったんですね〜。今ではもう見られないお姿ですな。
セガサターン版
プレイステーション版に一年遅れて発売されたものです。そうしたこともあって数ある初代ときメモの作品の中で唯一、「自分から告白できる」という特別なシステムが実装されています。
この自分から告白するというシステムはセガサターン版の攻略本によるとPCエンジン版開発中のアイデアとしてもあったそうなのですが、色々と都合があってお蔵入りになったそうです。ですが移植するにあたって復活したと。そういう意味では初期構想通りの、ある種完全版的な立ち位置とも言えるかもしれません。
この自分から告白するシステム実装に伴い、そのシーンにおける女の子の反応のボイスが新規収録されたためでしょうか、ゲームクリア後の声優さんのフリートークもPCエンジン版、プレイステーション版とは違ったものになっています。
masshy@love.net
これはゲームではなく片桐彩子役の声優(というか、当時はラジオDJなどを務めていた)の川口雅代さんのCDです。元々歌手・タレントとしても活動していた方なので、歌は抜群にうまく、個人的に初代ときメモ声優さんの中では一番好きですね。
CD自体は1998年に発売されたものですが、川口さんが歌手として活動していた頃の曲(1981年頃)なども収録されています。ただなぜか「やさしいAffair」が入ってないんですよね…そこが残念。
ときめきの放課後
1998年に発売された、ときメモ本編をなぜかクイズゲームとしてリメイクしたという作品。プレイステーションで発売されたゲームですが、のちにゲームアーカイブスとしても配信されました。確かこの作品はアーカイブス以外は現在のところ移植されていないはずです。
リメイクというだけあってグラフィックが一新されたほか、新規イベントシーン、新規収録の台詞、そしておなじみフリートークもありと、クイズゲームというジャンルになってはいますが内容は盛りだくさんです。またクイズのジャンルも多岐にわたり、難易度も結構高め。実のところ侮れないゲームです。
ブームもひと段落したところで発売されたゲームですので知名度はそれほど高くないですし、正直言ってあまり話題にならなかったゲームではあるのですが、個人的にはお勧めしたい一本。ただ例によってロードが頻繁かつロード時間がかなり長いゲームでもありますので、今遊ぶならゲームアーカイブスで購入するのが吉です。
PSP版
2006年にPSPに移植・発売されたものです。内容はプレイステーション版のほぼベタ移植で、PSP用にグラフィックを作り直したとか、そういうものは特にありません。せいぜいPSPの横長画面に合わせるべく無理やり画面を引き延ばすモードが追加されたとか、ゲーム中のプレイステーション本体のアイコンがPSPのアイコンに置き換えられたとか、その程度です。
PSPはUMDというメディアだったのですが、これがまぁ頻繁なロードの度にシャーシャー音を立ててうるさく、正直なところゲームに集中できない、みたいなところはありましたね。のちにゲームアーカイブスでもときメモは配信されていますが、そちらの方がロード音もなく、かつロードも速く良い感じです。
そのほか
現在保管しているのは以上になりますが、昔はこの他にもプレイステーション版、同じくプレイステーションで発売されたファンディスク「プライベートコレクション」、さらにスーパーファミコン版なども持っていたのですが、う〜ん、以前大規模な断捨離をおこなったさいに処分してしまったのか、現在は見当たりません。いやぁ、やっちゃいましたね。
なおiTunesの中には今でも個人的に好きなときメモソングがライブラリに保存されています。こうやって必要な曲の保存が済んだので、関連CDを処分しちゃったのかなぁ…。
ちなみに初代ときメモのために作られた数多くの楽曲は、iTunesでは配信されていないようですね、今のところ。スーパーファミコン版の特典としてついてきたときめきオールスターズの「二人の時」とか、貴重かもしれませんな。Youtubeにアップされているかもしれませんが。
というわけでまだ持っているもの、すでに処分してしまったもの、デジタル化保存したものなど色々あるのですが、どれもこれも自分の中ではいい思い出です。
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