サバイバルホラーゲーム「Dead Space」、本日無事クリアしました。最後の最後まで本当に怖いゲームだったなぁ。
SF版バイオハザード?
やっぱりこのゲーム、ざっくり言うとSF版バイオハザードではないか、という気はします。制作側もバイオハザード4をリスペクトして作ったとのことですし、あながち間違いではないな、と。
ともかくこのゲーム、最後の最後までホラー要素、グロテスク・ゴア要素満載で、普段そういうゲームを滅多に遊ばない僕には緊張感が強すぎるゲームでもありました。ただグラフィックはさすが2023年のゲームだけあってめっちゃよくできてるし、操作性も良い。HPゲージバーみたいなのも画面にはなく、主人公の着ているスーツの背骨部分の色で残り体力を表現するというのは面白いアイデアだと思いました。
それと何気にすごいのがこのゲーム、一度ゲームが始まるとロードがないんですよね。大袈裟でもなんでもなく、本当にない。例えばどこかの部屋に入ると画面が暗転してロード画面が出るとか、そういうのが全然ない。ゲームが途切れないんですね。だから一層没入感が高まるし、恐怖と緊張感も途切れることがないw
戦闘に関しては敵の四肢を切断するのが大切で、闇雲に撃つよりはまず脚を狙うと良いとか、ある程度考えながら戦う必要がある点も面白かった。ボス戦はギミックを利用しないと勝てなかったり、ハラハラする要素もあって楽しかったですねぇ。うまいこと攻撃が決まって敵をバラバラにできたり、踏み潰してぐちゃぐちゃにするとかも爽快感があってヨシ…まぁ下手するとこちらもバラバラにされますが、戦闘でも情け容赦のないゴアシーンの連続はやっぱりこのゲームの「華」でもありますね。
それと僕は宇宙空間での操作や演出も気に入ったかな。画面が青白いというか灰色っぽくなって、スラスターで制御しながらあちこち動くのが面白かったし、真空だからかすべての音の演出が普段と違ったものになるのもよかった。個人的にこの宇宙空間でのミッションは開放感も感じられたし、動かしていてかなり楽しかったです。
ストーリーに関しては全12章、クリア時点で約16時間のプレイタイムでした。正直なところ終盤は単にホラーというよりはサイコパスっぽい雰囲気も強かったような気がしましたが、結局主人公は最後、アレどうなったんですかね。ゲームとしては2と3も出ているのでそっちもそのうちリメイクされるのかなぁ。そこで分かるのかしら。
遊んだ感じとしては1〜5章は短くてサクサク、6、7章がやけに長く(そしてダルい)、8〜12章はまたほどよい感じのサクサク感に戻って一気にクリアできる、という感触だったかな。宇宙船の中を行ったり来たりする関係上閉塞感が強いし、景色がほとんど変わらないので中盤は飽きが来る可能性はあるかも。そこを越えられればあとは勢いで一気に行けると思います。とにかく中盤が難しいゲームかなぁ。一撃死のトラップが出始めるのも中盤だし。
一応クリアはできたものの、終始恐怖感と緊張感が続くゲームなのでめっちゃ疲れたというのも正直なところですね。バイオハザード大好き!ゴア要素大好き!という人にはむしろ楽しい作品だと思うので、ゲームパスでぜひやってみることをお勧めします。クリアできたとはいえ僕にはちょっと…いや、かなりきついゲームではありました。もうホラーゲームはしばらく見たくないですw
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