Microsoft、Boosteroidと10年契約署名

Boosteroid

Microsoftがウクライナの「Boosteroid」と10年契約に署名したことが発表されました。

ベセスダとアクティビジョンのゲームも含まれる

ツイートを翻訳すると、

Boosteroid と Microsoft は、Xbox PC ゲームを Boosteroid に提供する 10 年間の契約に署名しました!

買収完了後は、Xbox、Bethesda のタイトル、Call of Duty などの Activision Blizzard のゲームが含まれます。これらのゲームがクラウドで広く利用できるようになるのを楽しみにしています!

とのことで、クラウドサービスでの提供・配信という契約のようですね。勉強不足でそもそもBoosteroidというサービス自体、僕は今回の発表で初めて知りました(汗)。またMicrosoftのブラッド・スミス副会長もTwitterで、

この合意は、ゲーマーや『コール オブ デューティ』への幅広いアクセスを確保したい規制当局にとっての勝利というだけではありません。ウクライナと、そこで働く多くの才能あるソフトウェア開発者にとっての勝利なのです。

と述べていますな。気になったのは「幅広いアクセスを確保したい規制当局にとっての勝利というだけではありません」という部分ですが、調べてみるとこのブラッド・スミス副会長、そもそも弁護士なんですね。なるほどなぁ…。

これまでMicrosoftが手がけるファーストタイトルはXboxとPCで販売あるいは配信でしたが、昨年12月には任天堂と10年契約を結び、そしてNVIDIA、Boosteroidのクラウドサービスとも契約と、どんどん広がりを見せていってますね。これがアクティビジョン・ブリザード買収後はCoDを独占するのではという規制当局にどう映っているのか、今後のコメントが興味深いところではあります。

それとベセスダのタイトルも提供するとあるので、StarfieldやRedfallなんかもクラウドで遊べるようになるんですかね。ゲーミングPCを買わずとも、Xboxを買わずとも、ブラウザやスマホアプリからクラウドサービスにログインして気軽にベセスダの最新ゲームにアクセスできるというのは時代が変わったよな〜って感じしますね。ハードを買わずとも低価格で気軽に触れることができる選択肢がこうして増えていくのは、ゲームユーザーにとっては本当に良いことだと思います。

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