アトラスで音楽を手がけてきた目黒将司さんがアトラスを退社、インディーゲーム開発に注力するという発表が昨日ありましたね。驚いたなぁ。
今後もアトラスには音楽を提供
ご本人によると5年前からプライベートでゲームを作り始め、「講談社ゲームクリエイターズラボ」に応募、最終選考まで残って特別賞をもらったのを契機に独立を考え、去る9月にアトラスを退社して独立と。現在UE4を使ったステルスアクションRPGを開発中とのことですな。
目黒さんといえば昨今ではペルソナシリーズのサウンドクリエイターとして有名じゃないかと思いますが、古くは1996年の初代ペルソナである女神異聞録から始まり、ソウルハッカーズ、真・女神転生Ⅲ、葛葉ライドウ、それからストレンジジャーニーなども担当されていましたな。
中でも3以降のペルソナはJRPGとしてはかなりのヒット作となり、目黒さんの会社内でのポジションも重要な位置にあったんじゃないかと想像できますが、それを捨ててまで独立してインディーゲームに注力するという道を選ぶとは、相当な覚悟ですね。ましてデビュー作から25年経っているわけですから、年齢的にも50歳前後でしょうし、それで独立はなかなかできないですよ。
とはいえ今後もアトラスのゲームに楽曲は提供していくとのことですので、フリーランスの作曲家としても活動していくつもりなんですかね。もしかしたら今後はアトラス以外のゲームでも目黒さんの音楽が聴ける、なんて機会もあるのかも?
僕は目黒さんの曲は先述したストレンジジャーニーまでしか知らないのですが、いい音楽を作ってくれる職人さんという印象はありますね。個人的には真・女神転生Ⅲは特に良かったんじゃないかなぁという気はします(目黒さん担当以外の曲も良かったですが)。
なお目黒さんが今開発中のゲームは11月6日の「INDIE Live Expo Winter 2021」で正式発表とのことです。楽しみですね。
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