ニコニコ動画で有名な某女性ゲーム実況者さんの実況動画を見たら、コメントが何やら荒れ気味。読んでみると実は密かに今人気のVTuberに転向していたと知り、ビックリしました。
生き残れるのは誰だ!?
僕もキズナアイちゃんぐらいは知っていましたが、実のところVTuber界隈はそれぐらいしか知っておらず、大して追ってもいませんでした。バーチャルアイドルっていうとOVA「マクロスプラス」のシャロン・アップルが実現してしまったんだなぁって気もしますが、昨今はその人気の過熱ぶりとお金の匂いも漂うからでしょうか、色んな会社がVTuber作成アプリの制作や運営のノウハウをレクチャーしたり、あるいはVTuber専門の事務所なんかもあったりと、盛り上がっているようではありますね。
僕が見たのはニコニコでは古参の女性実況者さんなのですが、どうやらVTuberをやっていることは本人のSNSなどでは明かしていなかったらしく、言ってみればニコニコとは別に切り離してやっていることみたいなんですよね。もちろん、VTuberとして中の人がどうこうという情報は出していないのでなかなか繋がりが分かりにくいのですが、やっぱり特徴的な声であるためかジワジワとその実態が明らかとなり、コメントでバラされてしまった、みたいな状況のようです。
となると、その実況者さんが好きだった人たちはどういう反応をしているのかと5ちゃんねるのご本人のスレッドを確認してみたところ、賛否両論というか、皆さん思うところはあるようで、色んな意見が交わされていました。またそこで、ニコニコの実況をやりつつVTuberに転向した方が他にもいることを知った次第です。
まぁVTuberって企業的な背景を持つ人が結構多いのでそこを嫌う人も少なからずいるというか、生身としてのゲーム実況とはちょっと違うというのはあるかもしれませんね。VTuberって言ってみればVTuberという決められたアバターの範囲内の演技でしかないって感じでしょうか。生身の感性、感情をゲームを通して見たい、知りたいという方には物足りないのかなぁなんて思いますが…。それを別人格のアイドルとして楽しめるか、茶番と一蹴するかで色んな意見が見られた感じでした、某実況者さんの場合は。
VTuberが好きか嫌いかというのはともかくとして、VTuber作成アプリが増えてきて誰もがVTuberになれるようになってきつつある今、氾濫しているVTuberの中で誰が生き残れるのかっていうのは興味深いところではあります。なんでもそうですが椅子の数というのは決まっているので、みんながみんな人気が出るってわけじゃないですから。「やってみたけど思ったより稼げないからやめた」と消えていくVTuberもこれから相当数出ることは間違いないでしょうな。入り口は広いけど上に行くのは限りなく難しそうな気がします。ニコニコからVTuberに転向して行った方々がどうなるのか、注目ですね。
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